脇役物語~Cast me if you can [DVD]

監督 : 緒方篤 
出演 : 益岡徹  永作博美  津川雅彦  松坂慶子  柄本明 
  • TOブックス (2011年2月25日発売)
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レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562166270506

感想・レビュー・書評

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  • 益岡徹の長編映画初主演で贈るコメディ・ドラマ。万年脇役俳優の中年男性が、やっと巡ってきた大きなチャンスを前に悪戦苦闘する姿を描く。共演は永作博美、津川雅彦、松坂慶子。監督はこれが長編デビューの緒方篤。高名な劇作家を父に持つ松崎ヒロシは、父の華々しい活躍とは対照的に、テレビドラマの小さな役が回ってくるだけの万年脇役俳優。そんな彼に、ウディ・アレン映画の日本版リメイクの主役というかつてないビッグ・チャンスが訪れる。ところが、不運にも大物議員の妻との不倫を誤解され降板の憂き目に。そんな中、ひょんなことから女優の卵のアヤと出会い、恋に落ちるが…。
    製作年:2010年
    原題:CAST ME IF YOU CAN

  • なんかわからんけど、面白かった。
    まじめに中年のおじさんがコメディする感じはちょっとウディ・アレンを匂わす。地味な作品だけど、出演者は以外と豪華。英語の字幕付きでみたから、英語の勉強にもなった。
    監督、脚本の緒方篤は緒方貞子の息子だそうだ。
    なるほど、インテリ臭がぷんぷんする。

  • オープニングとエンドクレジットがとてもオシャレ。必見。辛い境遇だってりしても物語全体から醸し出されるオシャレ感、というか小粋感?が朗らかな気持ちにさせてくれた。みんな不器用でも精一杯生きてる。気持ちに素直に生きるっていいな。

  • 「脇役物語」は監督脚本緒方篤、脇役にスポットを当てた2010年作品。数々の映画祭に出品、フランス映画的タッチとか、一般の評価は様々だが、安っぽくない小悪魔、可愛いだけじゃない小動物的魅力の永作博美はやっぱいい。
    「どうしても付き合ってほしいなら付き合ってあげてもいいよ女優ベスト10」に再エントリーしておこう。

  • 永作博美はかわいいけど、この役柄はなんかなぁ。
    コメディなのかなぁ?
    淡々としていて、ガツンとくるものがなく、特にほんわかするわけでもなく。
    京急が舞台になってるとこだけなんか親近感。

  • こういうマイナーな邦画どんどんやって欲しい。永作博美相変わらず可愛いねー。

  • すきじゃない。
    会って二、三回目くらいで名前で呼び合うのも変、
    ネカフェでところかまわず大声出すのも変。
    色々トンデモ設定、展開にはついていけない。

    ただ、役者全員のキャラは愛らしくていい。
    益岡さんのファンにはなれた。
    もったいなすぎる。

  • 永作博美がカワイイのはもちろん、津川雅彦がコスプレしてはしゃいでるのが抜群にカワイイ♪

  • 映画俳優ながらいつも「脇役」しかしてこなかった主人公が
    めぐり合わせで恋に落ちたり、すったもんだする映画。
    ストーリーは、邦画ではよくある話しかもしんない。

    ただ、、、

    「脇役物語」といいつつ、出演しているキャストは超豪華。
    これを追っかけるだけで楽しい。

    永作博美かわいいわぁ。こっちまで笑顔になってくる。
    松坂慶子の彼氏、息子かと思ったわ(柄本明の息子)
    江口のりこ、渋い。今後邦画界で貴重な存在になると思う。
    コンビニの店長、監督さんだったのね。「気持ち悪っ!」って思ってしまった。

    地図を旅するような感覚に陥るオープニング・エンドクレジットは
    オシャレで好感を持てた。
    あとDVDの特典映像の短編「不老長寿」はおもしろい!

  • 公式サイトhttp://www.wakiyakuthemovie.com/

    東京タワー、レインボーブリッジなどのランドマークを赤いハートと青いハートが追っかけっこするオープニングのおしゃれなアニメーションが、ラヴコメディの始まりを予感させてくれて楽しい。そして、観終わった後に、自分は自分らしくありのままでいいのだという自信を心に残してくれる、温かみのある作品だ。

     万年脇役俳優の松崎ヒロシ(益岡 徹)は、人のよさもあってかよく人違いされる。店先に倒れている自転車を親切心から立ち起こせば、店員と間違われてバーゲンタイムを主婦から聞かれる有様。妙にその場その場に収まってしまい、人違いされる自分のキャラクターもヒロシにはコンプレックスの一つでわずらわしい。

     ある日、ホームに財布を落とした乗客にスリと間違われて駅員の前でもめている女優の卵のアヤ(永作博美)を、財布を届けて助けた。ヒロシがベテランの脇役俳優であることをすぐ分かったアヤは、ヒロシの父・健太(津川雅彦)が著名な劇作家だと知り、役者の前向きな関心からヒロシとも健太とも親しくなっていく。

     著名な父親にコンプレックスを持ち、父親の作品のは絶対に出演しないと決めているヒロシにも、ツキが回ってきた。ウディ・アレン映画の日本版リメイクでの主役が決まったのだ。ところが、ひょんなことから黒岩代議士夫人トシ子(松坂慶子)の不倫相手と間違われゴシップ新聞に写真付きで掲載されてしまう。マネージャーにその新聞を突き付けられ、主役の話もご和算になったと告げられるヒロシ。後輩に協力してもらって代議士夫人の本当の不倫相手を暴いて、主役を取り戻そうとして奔走する。やっとのことで、車の中で代議士夫人と不倫相手の青年がキッスしている現場を激写したヒロシ。だが、代議士夫人が夫に虐待されていることを見てとり、青年と2人で健気に懇願されるうちに、ヒロシの心に何か遣り切れなさと、これまでなかった感情が込み上がる。

     一方で、バイタリティあふれるアヤには舞台の出演が決まり、公演日に劇場に行くと今度はホール職員と間違われて迷子を預けられてしまうヒロシ。戸惑っているところに迷子の親が、ヒロシを新聞記事にあった誘拐犯を人違いして警察に突き出してしまう。

     何もしていなくても人違いされて、騒ぎになる。アヤとの気持ちはすれ違いばかり。代議士夫人の不倫相手を突き止めたものの主役の話は絶望的なヒロシは、自暴自棄になりながらも自分を見つけていく。そして、自分が人生に求めているもの、本当に守りたいものが何かを考え始める。その先に見えてきたアヤの存在。ヒロシは、本当の思いをアヤに伝えることが出来るのか。また、2人の役者人生は。。。

    ある日、ヒロシにウッディアレン風喜劇の主役のオファーがあったが。。。

     すれ違い、人違いでの波乱といった展開は、コメディの王道。分かっていても笑えるのは、益岡 徹(初主演)、永作博美、津川雅彦、松坂慶子ら豪華な出演陣が、自然体な演技でサポートしている瑞々しさか。長編作品は初監督の緒方 篤監督も、脚本家の白鳥あかねも脇役で出演しているしゃれっ気。それは、説明的な余計なセリフはほとんどなく、テンポのいい会話とシーンの展開で物語の世界へと引き込んでいくおしゃれな映像感覚にもあふれている。

     辛い状況を思わせるストーリー展開が無いわけではないが、暗い気持ちにさせず、明るく生きる方向へと観る者の気持ちを導いていく温かさ。それは、この作品を通して、観客それぞれの人生にも自分が生かされているシーン、主役となっているシーンが与えられていることを教えてくれるからだろう。

     10月23日公開当日の雑誌「ぴあ」窓口調査で、満足度1位にランクインしたのもうなずける。

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著者プロフィール

米国ハーバード大学、MITマサチューセッツ工科大学院卒。富士通の研究所で勤務後、フリーの映像作家、脚本家、監督、コメディアンに。欧米を中心に活躍、日本でも短編『不老長寿』や長編『脇役物語』などで脚本を書きメガホンを取っている。ヨーロッパを中心に各国の映画祭に招待され、受賞も多数。母親は、元・国連難民高等弁務官の緒方貞子氏。

「2016年 『浴衣カウボーイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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