- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988113743594
感想・レビュー・書評
-
2007年に第1弾が、2009年に第2弾が公開されたMichael Bay監督のアクション映画。1980年代に大ヒットしたアニメの実写版です。ロストエイジ公開にあわせておさらい中。あまり難しい事を考えないで観るのがMichael Bay監督作品で、真面目にストーリーを考えたら負けな気がする。第1作はともかく、第2作はエイリアンvs米軍的などこかで観たことある感じでした。とりあえず、オートボットのかっこいい変形シーンや戦闘シーンの迫力を素直に楽しむ作品です。バンブルビーかわいい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった~。こんなに人間が頑張るとは思わなかった。最後がちと拍子抜けかなって思いましたが、でも、とても面白い。大画面、高画質が堪能できる作品。
-
「トランスフォーマー」をハリウッドが実写映画化!という情報と、スピルバーグとマイケル・ベイが初タッグで映画制作という情報は、ぼくの中でイコールになるはずもなかった。
「トランスフォーマー」といえば、日本のおもちゃメーカーの老舗、タカラ(現在はトミーと合併しタカラトミーとなっている)が、当時ミクロマンやダイアクロンといった変形ロボットや合体ロボットをアメリカで販売するときの名称であり、日本では逆輸入の商品なのである。
だから、アニメになった「トランスフォーマー」もかなりアメリカっぽい作品に仕上がっている。後に製作された「ビーストウォーズ」は、アメリカ製作のものだ。
ぼく的にはミクロマンから超合金、そしてガンダムと移行しており、ぼくが14歳のときに誕生した「トランスフォーマー」はだからぼくのひとつ下の世代で流行したキャラクターである。
ただ前述したように、アメリカでは「トランスフォーマー」はある一定の支持を得ており、認知や人気もあるのだろう、
だからこその今回のビッグネームによる実写映画化なのだろう。
ところで、映画の方だが、予告編を見る限り、「宇宙戦争」や「スターシップトゥルーパーズ」あたりを想起する。
アニメの「トランスフォーマー」からは想像しがたい内容になりそうだ。
「トランスフォーマー」自体はもともとおもちゃ玩具であり、そこには壮大な世界観を持つストーリー設定がなされている。
これまで、この世界観をもとにアニメやマンガのシリーズが
数多く作られている。
タカラトミーの「トランスフォーマー」公式サイトには以下のような記述がある。
◎トランスフォーマーの世界観
トランスフォーマーの世界を一つの物語としてまとめるのは容易ではない。
なぜなら彼らの住む世界そのものが並行宇宙をも包容した多層構造になっているからだ。
それらの世界を超越して語られるのが、善神プライマスと悪神ユニクロンの存在である。
創造主と破壊神にも位置づけられるこの二柱は、時に惑星サイズの超巨大トランスフォーマーとしてその威容を現し、大宇宙を震撼させる。
150億年前の宇宙誕生と、この二大神の誕生を銀河創世記として、今より未来に続く歴史は、我々の想像も及ばない。彼らの歴史を語り継げる地球人はいないだろう。
ということで、銀河創世記から数百年後の未来までのストーリーがシリーズとして現存している。
このようなバックグラウンドがあったとは驚きであるが、「スターウォーズ」や「スタートレック」またマーベル社のアメコミでもこれぐらいの設定はあるのだから、あたりまえかもしれない。
その中で、今回の映画のストーリーは、地球を舞台に「トランスフォーマー」と呼ばれるロボット生命体が、コンボイ率いる正義の「サイバトロン」とメガトロン率いる悪の「デストロン」に分かれて戦う。という、一般的なものになるだろう。
現在予告編ではコンボイなどのサイバトロン陣営のキャラは一瞬しか出てきていないが、サイバトロンが地球人とともにデストロンを倒す勧善懲悪のストーリーになるに違いない。
マイケル・ベイがスピルバーグのもとで、どのようにこの日本製アニメの実写版を映像化するのか楽しみである。唯一あの「宇宙戦争」のようには仕上げてほしくないが…
ちなみに、原案・脚本のアレックス・カーツマン、ロベルト・オーチーは、マイケル・ベイの「アイランド」の脚本も手がけているが、さらにはスピルバーグの大親友トム・クルーズ主演の「MiⅢ」も脚本している。
マイケル・ベイのことだからきっとまたカメラがぐるんぐるん廻るんだろうなあ…
--------------------
鑑賞後の感想は、まさにマイケル・ベイさらにはスティーブン・スピルバーグ。
日本製のキャラクターをここまで緻密にやさしくいとおしく扱ってくれたことに、日本人として感謝。
でも、トランスフォーマーはもうすでに日本を越えてアメリカを中心としたグローバルなキャラクターとして定着してるのだから、日本人として、という感慨自体がおかしな話な訳で、でも大好きな人たちがぼくの大好きな世界観を映像化したことに、個人的に感謝です、それが一番の感想かもしれません。