スプライス [DVD]

監督 : ヴィンチェンゾ・ナタリ 
出演 : エイドリアン・ブロディ  サラ・ポーリー  デルフィーヌ・シャネアック 
制作 : ギレルモ・デルトロ  ジョエル・シルバー 
  • ポニーキャニオン (2011年4月19日発売)
2.78
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本棚登録 : 302
感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013568822

感想・レビュー・書評

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  • 悪趣味の極みでちょっと面白かった。

    ガバガバ遺伝子工学からのミュータントという遠回りをしながら、ミュータントを子どもと見立てた、母から娘への肉体的虐待、ここでよしとけば良いのに、父から娘への性的虐待(本作では虐待ではなく、母から寝取るための娘からの近親相姦)、息子の母への強姦、妊娠

    家族の愛憎を描きたいのかなぁと思ったシーンもあったが、そこからエスカレートして、結局、エロいことをしたかっただけなことに気づく。。

  • ネコチャン…

  • 「自分達の立てた仮説が立証されるか知りたい」というホンネに「遺伝子実験で人間の病気の治療法を見つけたい」という建前のガソリンをドバドバ注いで実験倫理を無視して人間と動物のDNAを掛け合わせてしまった科学者夫婦の話。

    驚きポイントとして、
    ・実験成功のために自分のDNAを動物と掛け合わせた妻
    ・生物(ドレン)の中に妻の遺伝を見つけ、次第に惹かれゆくゆくは生物とセックスしてしまう旦那
    ・原因は不明だが作った生物のメスはオスに性転換し同性を殺してしまう

    科学者の妻の方が、「妊婦は生活が変わってしまうから嫌だ。男が孕むなら子供を作ってもいい」と主張する中でドレンを”授かり”、積極的に子育てや躾をしていたあたり、母性はあるが身籠るのが本当に嫌だったのだなと感じた。一方でドレンからの女としての妬み感情を受けたことによる同性のバトルが興味深かった。
    私は娘が現時点でいないが、娘を寵愛する旦那を見て嫉妬したり、旦那が私を大事にする様を見た娘が駄々をこねたりするのだろうか?いや、しないか…

    最終的にオス化したドレンが男を殺しまくり科学者の妻をレイプし孕ませる。旦那は殺され、妻がドレンにとどめを刺す。
    妻は身籠ったドレンとの子を製薬会社に提供する契約をして終了。
    身籠りたくなかった妻が、全てを失って身籠って終わるのがなんとも胸糞。これぞデルトロ。
    メスドレンの時はある程度意思疎通できてたのにオスドレンになった瞬間意思疎通がほぼできなくなった。オスの中の動物的本能?問題視されそうな描写である。
    でもメスドレンは喋れなかったのにオスドレンは喋れている。意思は疎通してないけどね。、

  • 制作年:2008年
    監 督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
    主 演:エイドリアン・ブロディ、サラ・ポーリー、デルフィーヌ・シャネアック
    時 間:104分
    音 声:英:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーステレオ、日:ドルビーステレオ


    科学者夫婦のクライヴとエルサは、人間と動物のDNAを配合して新生命体を作り出す実験に成功する。
    誕生した新生命体にドレンと名付け、2人は秘密裏に育てていくが、彼女は驚くべきスピードで進化を続け、手に負えないモンスターと化してしまう。
    仕方なくドレンを抹殺しようとするが、逆に彼女の恐るべき目的に巻き込まれていく。

  • スプライス=結合
    最初は可愛かったけど思春期が訪れて、どうやってこの世から葬り去るのかとハラハラしていたけど、途中からタイトル通りになっていく。個人的にはエルサはアナフィラキシーショック(2回目)を起こしてお亡くなりになるんじゃないかと思うんだけど…。

  • 友達のお勧め映画。

    DNA結合実験で新種の生物を作りあげた科学者のクライヴとエルサ。
    人間のDNAと結合させるプレゼンは上に却下されたが、密かに実験を継続し、新たなクリーチャーを生み出した。
    ドレンと名付けたそのクリーチャーは、見た目が人間に近づき、言う事を聞かせることも難しくなっていく…。

    ─────────
    これだから科学者は!みたいな、創作によくある自分の欲求だけに突き進むタイプ。
    こっそり人間のDNAと結合させ、しかし許可がないから凍結させる予定が、人口発育の機械にエルサがセットしてしまう。
    止めてたクライヴだけど、エルサに乗せられてエンターキーを押してしまう…。
    最初のクリーチャーは肉片がウネウネしてるだけで、全然可愛くないむしろグロてすくな見た目(だけど2人は子供を見るような対応)だったけど、ドレンはどんどん人間に近づいてくる。
    髪がなく、顔の造形も人間と差異があるけど、顔をのけぞらす姿とかは人間そのもの。

    大人になったドレンはエルサの言う事を聞かなくなってくる。
    ドレンを慰めようと一緒にダンスをしたクライヴは、そこで初めてエルサのDNAが使われたことに気が付く。
    エルサのDNAのせいか、クライヴはドレンと交わってしまう。
    クリーチャーなのにってのは置いといて、小さい頃から育てた相手と性交するなよ…?!
    人間と違う成長速度だとしても、有り得なくない〜?!(それともドレンに誘惑効果がある?

    実験を終わらせる決意をしたものの、性交後に性別が変わるクリーチャーだった為、縄張りに入ってきた男を次々殺してしまう。
    研究所の所長(かな?)、クライヴの弟が殺されていくのが酷すぎて…関係ない相手が死んじゃうパターンやだぁ。
    と思っていたけど、ドレンに止めを刺そうとしたエルサが一瞬躊躇した隙に、ドレンはクライヴを殺してしまう。
    つい、ヨシ!って思ってしまう。倫理に背いた奴が天罰を受けて欲しい…。
    エルサはといえば、性転換したドレンに犯されてドレンの子を妊娠していた。
    クライヴとの子供は妊娠するのが嫌と拒否していたのに、というのが皮肉。

  • 科学者夫婦が秘密裏に人間のDNAと様々な動物のDNAを掛け合わせて作った生き物にドレンと名付け、当初は研究対象として見ていたはずなのに次第に子供のように扱い始めたが最後には‥という話。
    ザ・B級映画に親子間の葛藤を編み込んだ奇作。こういうのが好きな人もいるかもしれないけど、個人的には苦手だった。登場人物が頭良いはずなのに頭悪いのもイライラさせられた。

    ・ドレンの前に作られた生き物であるジンジャーとフレッドがそもそもグロテスクな肉塊でキツい。後半で一匹が性転換してしまい、製薬会社の記者会見で結合(スプライス)を披露する予定が、血飛沫と肉塊が飛び散る惨事に。
    ・生まれた時はネズミかカンガルーのような見た目のドレンは段々人型に変化。アホ妻がドレンに服を着せ子供のように話しかけている場面でも全くかわいいと思えない。
    ・水の中でも呼吸でき、突然羽根が生えて空も飛べる。こわい。
    ・妻がドレンの尾の先についた毒針を切除するも、夫は誘惑されて寝てしまい(ドン引き)それにより毒針復活
    ・仮死状態ののち、性転換
    ・妻は性転換したドレンに犯され(ドン引き)、妊娠する
    ・ドレンは医薬品に使える特殊なタンパク質を作れることが判明。ドレンの子を宿した妻は、製薬会社に提供することで合意するシーンで終わる。 

  • 人はなぜ遺伝子組み換えするのだろうか。
    何故ならそこに遺伝子があるから、なんだなぁ、きっと。
    というわけで今日も元気に科学者が遺伝子を弄くり回してえんやそら。大体人型ロボットにすれば殺すのも大変だし、逆に人から離れればキモいしモンスターって呼ばれるし、どうすりゃいいねん、って話よ。最終的には穴さえあればなんだっていいのかよ、というわけで男に襲われるし。ホント、男ってしょうがないわよね。
    ていうか最初っから人を襲うような針とか装備させるな、と言いたい。しっぽの先にハリを仕込むとか。怖いから。

  • ありがちSFと思いきやそれにエルサの過去が絡んで来たあたりからあらぬ方向に。で最後はやっぱそうなりますよねって感じ

  • キューブ監督の人工の生物を作り出すSFホラー。サラ・ポーリー演じるエルサの行動にイライラ

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