ミュンヘン [DVD]

監督 : スティーヴン・スピルバーグ 
出演 : エリック・バナ  ダニエル・クレイグ  キーラン・ハインズ  マチュー・カソヴィッツ  ハンス・ツィシュラー 
制作 : ジョン・ウィリアムズ  トニー・クシュナー  エリック・ロス 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2011年4月28日発売)
3.64
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本棚登録 : 159
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113761482

感想・レビュー・書評

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  • 1972年、ミュンヘンオリンピックで、イスラエルの選手たちが殺害された。この報復のため、イスラエルの情報機関・モサドは、殺害に加わったテロリスト11名を暗殺する。


    最初はただ黙々と、何の痛みも感情も感じさせずに任務を遂行する暗殺チーム。それが少しずつ、精神的に破綻していく。アヴナーが、自分の子どもの声を電話で聞いたとたんに涙を流す場面には胸を打たれた。


    ストーリーが進むにつれ、アヴナーたちの表情に漂うのは「疲れ」と「虚しさ」。報復しても報復しても、新たな報復の対象が生まれる現実。では、やられっぱなしでいいのかと言われれば、そうだとも言い切れない。その見極めが政治ということなのだろうか…。


    ところで、アヴナーの情報提供者・ルイが、めちゃくちゃアヤしい。洒落た格好をしているのだが、目つきが怪しいというか、いかがわしいというか……得体が知れない感じ。どことなく、阿部サダヲを思い出してしまった。あの雰囲気は、あの役柄にぴったり。演じた俳優は、マチュー・アマルリックというフランス人なのだが、いつもあの雰囲気なのだろうか…気になる……。

  • ☆7

    2006.11 視聴

  •  1972年ミュンヘンオリンピックで11人のイスラエル人選手がパレスチナのゲリラに暗殺される。イスラエル政府は報復を決意し5人の暗殺集団を送り出す。

     2時間半近くある映画かつ、内容も重いものなので最後まで見ることができるか不安な点もありましたが、一度見てみるとその不安は杞憂で終わりました。

     暗殺組織のリーダーを妻や子ども親のいる一人の人間として描き、彼の苦悩を描き切っていることや5人の中での微妙な考え方の相違など人間ドラマとしての重厚さが非常にしっかりとしていて見ていて引き込まれました。

     だからこそ主人公の問いかけが身を持って自分たちの胸に問いかけてきました。もはやテロは「報復」や武力による「脅し」では止めることのできないところまで来てしまったように思えます。そしてよく言われることではありますが、報復がまた報復を呼ぶ、ということも分かりきったことのように思えます。

     報復をすぐに決行する前に何を考えなければいけないのか、そうしたことをこの映画は問いかけている、そんな風に思えました。

  • ペイド・バッグに引き続き、イスラエルのモサド(イスラエル諜報特務庁)に関連した映画。
    とにかく長尺。パレスチナとイスラエルの限りなき復讐劇。
    爆破や殺戮のシーンがリアル、これが実際に起きたことをベースに作られてると思うと、なんともやるせない。
    主人公の青年、最初はどこにでもいそうな平凡な感じだったのに、任務をこなしていくうちに、ただならむ悲壮感と緊張感が漂ってきて、この人もいつか絶対、暗殺されると思いながら観てた。

    原題 Munich スティーヴン・スピルバーグ監督  2005 米  164分
    原作 ジョージ・ジョナス ”標的は11人モサド暗殺チームの記録”

  • 重いし長い。

  • あまりにも“自然に”普通の人をテロリストにする仕組みが存在していた。

    彼が裁かれる時に、裁く人間には彼を責める権利はあるのかな。
    安全な場所から「正義」を叫ぶだけなら簡単だろう。誰かを責めた後、自分は安全な場所に帰る。
    彼が、誰かと抱き合う時にも自分の罪を思い出してしまう苦しみ、テロリストになった背景を誰がわかってくれるの。

    正義とは誰かを責める事でも、言葉を闘わせる事でもないという言葉の意味が少しわかった気がした。

    映画は、暗い巣穴の中にずっといる気がして見ていてしんどかった。

  • モサドの復讐、然し当人達の心の葛藤も辛いものがあるん
    だろうな

  • 面白い。演技も良い。考えさせられる。敵も味方も人間。すべては人間が起こす。

  • 人間は怖いね

  • ミュンヘンオリンピックで自国民を殺されたイスラエル。カウンターテロのために、暗殺チームを立ち上げる。

    イスラエルの刺客が、不平を言う者、陽気な者、気弱な者の順で死んでいく。 暗示的だ。安全保障の名のもとに、イスラエルが多様性を失っていくプロセスが投影されている。

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