ペルシャ猫を誰も知らない [DVD]

監督 : バフマン・ゴバディ 
出演 : ネガル・シャガギ  アシュカン・クーシャンネジャード  ハメッド・ベーダード 
  • 紀伊國屋書店 (2011年4月27日発売)
3.53
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本棚登録 : 229
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215056328

感想・レビュー・書評

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  • 映画レビュー7本目。

    "西洋文化"が統制されたイランで、若者たちが「ロックバンドをしようぜ!」というお話です。

    まず何よりも、劇中に出てくるバンド等の曲がめちゃくちゃかっこいいです。普段ぼくらが慣れ親しんでいるロックやヒップホップの曲とは、一味違ったリズムやベースラインが非常に鮮烈でした。これはほんとうです。

    ストーリー自体は、まさかのラスト。結構、悪い意味でがっかりでした。
    しかし、あのようなラストに一個人を追いこんでいるものが存在していることもまた事実です。かなり強引で、暴力的なラストですが、これも現実が引き起こしかねない可能性の1つなのでしょうか。

    タイトルの「ペルシャ猫」というのは、ロックバンドをやりたい若者たちの比喩らしいです。
    劇中でも、警察の取り締まりにあって、ペットの犬が押収されてしまうシーンがありますが、イランにおいて、ロックバンドをやろうとしている彼らはその犬のような存在なのだそうですよ。

  • No.45 / 2o11

  • 欧米的な音楽は「反イスラム」やと厳しく抑圧されるイラン/テヘランでのアングラ音楽の様子を描いた映画。

    去年イランに行ったとき、街で聞こえてくるのはもの凄くイスラム的な伝統音楽ばっかりやったので、この映画で流れてくるロックもメタルもペルシャ語ラップ(!)も、かなり新鮮。

    意外と伝統音楽以外にもしっくりくるね、ペルシャ語。

  • テヘラン、イランなどを舞台とした作品です。

  • 劇中の歌がどれも素晴らしい。
    鳥肌が立ちました。

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