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- / ISBN・EAN: 4907953045095
感想・レビュー・書評
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ブルース・リーの師でもある詠春拳の武術家。第二次世界大戦中の日本軍の描き方が、本国と日本公開版とでは違うらしい。ドニー・イェンの魅力満載になっていますが、脇を固める俳優陣も見所があります。
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これは隠れた名作だと思う。(自分が知らなかっただけかもしれないけど)
ブルース・リーの師匠と呼ばれるイップ・マンという方の人生、特に日中戦争時下の苦難と戦いを見応えのある格闘シーンを交えながら観せてくれます。
単なるアクション映画ではなく、戦時下という非常に歪んだ社会の空気の重たさも丁寧に描いているので、見応えありました。 -
ドニー・イェンの詠春拳が品があってかっこいい!何度でも見たくなる。
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これは面白い。
実際にいらっしゃった「葉問」という
ブルースリーのカンフーのお師匠さんの自伝的お話。
この作品の良いという噂だけは聞いていたけれど
ここまで面白いとは。
ひごろカンフー映画を見ない私のような人にも
大いにお勧めです。
とにかくイップ・マン役のドニー・イエンが素晴らしい。
カンフー姿、佇まいが美しく極上。
主人公の清廉さ、人徳をよく表している。
サモハンキンポーの武術指導も素晴らしく
非常に緻密で迫力のあるアクションシーンは
今まで見た中では最上級。
ドラマシーンも楽しめる素晴らしい作品でした。
続編「葉問2」も絶品。 -
1930年代の中国広東省佛山。武術館の師範との戦いに勝ったイップマン(ドニー・イェン)は、町一番の武術家として知られるようになる。
しかし栄華は長く続かなかった。38年に日中戦争が勃発。1年もたたぬうちに佛山は日本軍の占領下となる。
日本兵たちに武術を教えることを拒否したイップマンは誇りをかけ何度も戦うことになり、空手の名手である日本軍将校三浦と生死をかけた対決をする。
足技が、得意なドニー・イェンが、詠春拳をマスターするのは、大変だったと思いますが、見事に演じていました。
中国人の誇りを守るために、闘う武術家であり心優しい夫や父親であるイップ・マン葉問を、演じていて、空手家や北派カンフーの達人とのリアルなファイトシーンと中国人が私利私欲に走る中で、誇り高く生きようとする武術家の熱いドラマが、あって良かったです。 -
池内博之…悪くないけどラストの戦いは…やけにあっさりだったな。格の違いが…ちゃんとアクション出来る人が良かった…
物語は王道で丁寧。 -
最強の主人公系ムービー。
たまにはカンフーもいいですね。 -
ストーリー構成はわかりやすく、武と誇りに生きるイップマンの伝記ですが、アクションがほんとに見もの。
日中戦争のさなかで日本人が悪役として描かれているけれどもその悪役ぶりと、崇高な精神も当時の日本の精神文化がはっきりと見て取れて見事。
いい作品だなと思います。 -
2019年2月2日鑑賞。武術の街・佛山で人々に慕われる葉問(イップ・マン)、日本軍の侵攻後苦しい生活を余儀なくされ…。詠春拳の創始者でブルース・リーの師匠という人物の若き日を描く映画の第1弾。ドニー・イェンの古式ゆかしい武人らしい凛とした佇まいと圧倒的なカンフーの技に目を奪われる。日本軍司令官として池内博之が出演・空手で対決するのがクライマックスなのだが、結局ドニーが圧倒的に勝利するのが面白い。(ジャッキーだったらもっと苦戦しそうなところだが)しかし、一昔前の中国を舞台にした物語を書こうとすると、どうしても日本ってのは非情な悪役になってしまうのだな(吹替だけかもしれないが、日本人たちがいちいち「ようもん」と漢字読みするのが面白い)…こうした描写が一般の中国人の精神に影響を与えないわけがない、悲しいがそれに類する歴史の事実はあったわけで、こちらから中国人に「その記憶は書き換えて」と言うわけにもいかないもんな…。
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物語は盧溝橋事件のころが時代背景で、当然、日本人は侵略者として悪役ですが、カンフー映画としては芸術性もありストーリーもちゃんとあり面白いし、悪役も武術を軸として正々堂々と戦っている様が清々しい!