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- / ISBN・EAN: 4988142844927
感想・レビュー・書評
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内容紹介 (Amazonより)
アカデミー賞作品賞他、計5部門を受賞。
名匠ビリー・ワイルダーがサラリーマンの悲哀をペーソスたっぷりに描く、
ハリウッド屈指の傑作コメディ!
<ストーリー>
上役の情事の為に自分のアパートを貸しているしがない会社員バド。それもみんな出世のため。だが、人事部長がつれ込んできたエレベーターガールの女性フランは、バドの意中の人だった。出世か、それとも恋人か、最後にバドが選んだ答えとは……?
1960年アメリカの映画で白黒なんですが とても面白かったです。
出世のために自分の部屋を貸しているバドは なにかと裏目に出てしまうのですが ラストは!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「女房持ちの恋に、マスカラは禁物なのに」
痺れるねえ。人物配置と構成が本当に巧み。 -
ムカつくおっさんたちが出てくるんやけど、ジャック・レモンのバクスターはめちゃくちゃステキです。シャーリー・マクレーンは可愛いけど、既婚男に騙されてバカだなと思う。バカなんだけれど、二人ともお人好しで可愛い。真実の愛って夢物語だけれどこんな感じなんやろうなぁと思う。テニスラケットでパスタの湯切りするとか、シャンパンの音を銃声と間違えるとかいちいち可愛い。フランとバクスターがどこかよその街で幸せになれますように。
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シャーリー・マクレーンがとってもキュート。カールしたまつげと光る瞳が魅力。それ以外のいいところが無い映画。浮気する上役男性連中が中身はもちろん特に外見に魅力無し、ってそこがミソなのかも。男は肩書があれば女が付く、とか。
しかし、シャーリー・マクレーン、26才、一番きれいに映っている映画なのかも。
1960アメリカ
2019.12.6BSプレミアム -
バクスター(バド)(ジャック・レモン)はコミュニケーションがうまい。
勝負どころを見分ける勘も鋭い。
もし私がバドの立場であったら、同じ展開にはならないだろう。
つまらん私小説のような展開になるんだろうな。
もっとも、主人公が非凡な活躍をするからエンタメ映画になるのだけど。
しかし、フラン・キューブリック(シャーリー・マクレーン)も鈍い。
最後の最後でバドの良さにようやく気付きましたが、もっと早く気付かないもんかのう。
そんなにあのセクハラパワハラオヤジ:ジェフ・D・シェルドレイク(フレッド・マクマレイ)に未練があるのか。一体どこに魅力があるのか。
それにしても、この保険会社の人事は人間関係の実情で適当に決められるし、幹部は次から次へと不倫をするし、睨まれると簡単にクビになるし。
社会とは所詮こんなものなんですね。
いや実際、現代の日本は全くそんな国になっています。
総理大臣その人が権力を私物化してお友達を優遇し、それがばれて証拠が出てくると公文書を改竄させる。そして首相を守って嘘の証言をした役人は出世し、歯向かう者は追放される。
人事権を私物化して司法も宮内庁も支配下に置く。総裁選では対抗馬が出られないように圧力をかけることを公言する。
このような明らかな独裁政治を行っている者が首相を続けていられ、しかも三選されるとも言われているのが日本の現状なのです。
それはともかく、社会に出る前に社会勉強や人間関係の勉強としてぜひ見ておくべき映画だと思います。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180726/p1 -
アパートの鍵貸しますというタイトルを考えた人はすごい。
「髪を切ったこと」を受け止める男と受け止められない男。
「蛍の光」と新年を迎えることで表す変化。
細かな伏線で驚き、コメディで笑う以外にも楽しむポイントがありすぎて本当に面白かった。 -
ビリーワイルダー監督。
ジャックレモン、シャーリーマクレーン、フレッドマクマレイ出演。
保険屋に勤める主人公が自らの出世の為に、上司の愛人連れ込み用として部屋を貸し出す。
その甲斐あって出世し、意中の女性をデートに誘うも、実は彼女は上司の愛人で…
ストーリーとしても引き込まれる展開で十分魅力的なのに、更にモノクロの映像美、台詞まわし、俳優達の名演技とかなり出来のいい映画。
久しぶりに映画を観た‼︎
って感じの名画だった -
映像美とかどうどかではないけど、この年代の映画は純粋に映画映画してて面白いなぁ。
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演技と構成が素晴らしい。
キャラクターが生き生きしてます。 -
バド以外の男たちはひどいが、映画は素晴らしい。「見ないで死ねるか」の域にある映画。
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『アパートの鍵貸します(原題:"THE APARTMENT)/1960』を観たくなり、年末、久しぶりにに嫁さんと観ました。
(ビデオとLDを持っているので、いつでも観れるんです)
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出世の足掛かりにと、上役の情事のためにせっせと自分のアパートを貸している会社員「バド(レモン)」。
だが、人事部長の「シェルドレイク(マクマレイ)」が連れ込んで来たエレベーターガールの「フラン(マクレーン)」は、「バド」の意中の人だった……。
「B・ワイルダー」監督・脚本(「ダイアモンド」との共作)による都会派コメディの代表作。
鍵やテニスラケットなど小道具を上手く使い、サラリーマンの悲哀と恋物語を鮮やかに描出している。
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「ビリー・ワイルダー」監督の作品はお気に入りの作品が多いのですが、、、
その中でも『アパートの鍵貸します』はイチオシの作品。
笑って泣ける傑作ラブコメディですね。
物語がクリスマスから年末年始にかけて盛り上がる内容のせいか、この時期になると観たくなる作品のひとつです。
悲哀溢れるサラリーマン役の「ジャック・レモン」と、キュートな魅力を放つエレベーターガール役の「シャーリー・マクレーン」の共演がたまらなくイイ。
「シャーリー・マクレーン」が同世代なら惚れてたなぁ… と思わせるほど、この作品の「シャーリー・マクレーン」は可憐で洒落っ気があって、とても魅力的です。
二人の気持ちがくっついて離れて、そしてまた、、、
「ジャック・レモン」が引越ししようとしている因縁のアパートの一室に「シャーリー・マクレーン」が現れ、トランプのカードを配りながら迎える幸せそうなエンディングシーンは最高ですね。
普段、ラブストーリーは観ないんですが、この作品は特別ですねぇ。
個人的なお気に入り映画のBest5に入る傑作です!
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監督: ビリー・ワイルダー
製作: ビリー・ワイルダー
I・A・L・ダイアモンド
脚本: ビリー・ワイルダー
I・A・L・ダイアモンド
撮影: ジョセフ・ラシェル
音楽: アドルフ・ドイッチ
出演:
ジャック・レモン C・C・バクスター(バド)
シャーリー・マクレーン フラン
フレッド・マクマレイ J・D・シェルドレイク
レイ・ウォルストン
デヴィッド・ルイス
ジャック・クラスチェン -
アカデミー賞5部門受賞(作品賞・監督賞・脚本賞・美術賞・編集賞)も文句のつけようが無い映画だった。
5人の上司の不倫の為にアパートの鍵を貸して出世していく男の悲哀を明るく描いている。
主人公たちは当然だが、周りのちょっとした人物像も素晴らしく最後まで全く飽きさせない見事な脚本だった。 -
1960年にこんな楽しいコメディー映画があったなんて。驚く。
何がって、いま、巷でよく使われているベターなおもしろポイントが、この時代の映画で既にふんだんに使われてるということね!もっとたくさん昔の映画見なアカンなぁ。
期待を裏切らないハッピーエンドやけど、単なるドタバタ劇ではなく、登場人物たちの、とんちの効いた愉快なやりとりが最高。もう、どっちかっていうとオシャレやねん✨
『妻子持ちの男に惚れる女に、マスカラは要らない』←これ、なんてステキな言い回しやねんって感心した。そんな女は、主に泣くからね、しょっちゅうマスカラとれるの意w笑
女の子だもん。まつげはいつも上を向いていなくちゃ…の反対語やな。
2013年10月27日 -
古い映画をあまり観ないので、モノクロの映像がとても新鮮だった。その年代の時代背景や文化など、そういったことにも興味がわいた。
物語はポップで面白く、ついつい主人公の幸せを願ってしまった。
もっと昔の映画を観てみたいなぁと思いました。 -
随分前に観たものを、テレビでやっていたので、再鑑賞。
ラストシーンがいい。 -
TVにて
サラリーマンの悲しいサガとぎこちない恋愛をユーモラスに描いている.主演二人の雰囲気がまたぴったり. -
脚本もテンポも役者もすべてが完璧なビリー・ワイルダー監督の傑作、納得のアカデミー賞作品です。
バクスターが自宅でテレビをつけた際、ジョン・ウェイン主演の『駅馬車』や『拳銃無宿』、グレタ・ガルボ主演の『グランド・ホテル』が白黒で流れている他、デートの約束をすっぽかされたミュージカル「ミュージック・マン」も当時のブロードウェイで流行っていたものですので、当時この映画をみた観客はリアリティを感じたに違いありません。
『アパートの鍵貸します』(The Apartment)は、1960年のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。監督はビリー・ワイルダー、出演はジャック・レモンとシャーリー・マクレーンなど。出世の糸口として、アパートの部屋を上役の情事の場に提供する独身サラリーマンの悲哀をユーモアとペーソスを絡めて描いている。第33回アカデミー賞にて、作品賞、監督賞など5部門受賞した。1968年には、当作を原作としたブロードウェイ・ミュージカル『プロミセス・プロミセス』が、脚本ニール・サイモンにより、公演された。(Wikipedia) -
良いです。
古き良きアメリカ。上映時、日本は憧れていたんじゃないだろうか。
部屋を貸すという設定がユニーク。人が良すぎ。ハッピーエンドで微笑ましい。 -
同僚に着替えのため部屋を提供したことでやり部屋とされ、それをコネに昇進した男が、好きな女と上司の仲を取り持つこととなりすったもんだする話。
不正で昇進したって足元危うくて何の意味もないなと思いました。 -
新旧の日本コメディ映画にたくさん流用されてる気がしますね。会社や街のパーティーの様子が何度かあるんですけど、あれが人々の表の顔なら、アパートで展開される人間模様は裏の顔ですね。エレベーターで痴漢や女口説きが横行しているのもそのひとつで、性欲と密室の関連性、そこにアパートという不完全な秘密空間を取り入れたところがコメディの軽やかさを出してるのかな。しかしホワイトカラーに黒人一人もいないね。靴磨きと掃除夫しかおらん。
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見終わった瞬間に「しゃれた映画だなぁ」と思わずつぶやいてしまう。爆笑するわけでもないし、感動するわけでもないのですが、思わずにやりとしてしまうシーンが多いのです(テニスラケットでパスタの水切りしたり、銃声だと思ったらシャンパンだったり)。とにかくしゃれてますよ。
出世をとるか、女をとるかで悩む主人公(ジャック・レモン)の姿には共感できます。それだけに、最後に彼が見せた勇気ある行動には喝采だし、彼の思いが成就するラストには溜飲が下がります。
まぁでも本作の最大の魅力はシャーリー・マクレーンですけどね。めちゃくちゃキュート! -
名前だけなら誰でも知っている作品。
製作が1960年の白黒映画なので、
それほど期待せず観たのだが、
なかなかどうして。良かった。
古臭さはまったく感じない。
タイトルから「越してきたアパートで隣人との色恋沙汰」みたいな話を
想像していたが、まったく違っていて、主人公の上司が主人公のアパートを連れ込み宿替わりに使うというのが事の始まり。
ラブホテルないのかいっていう。
古い時代背景も今となっては逆に新鮮だ。
ワンフロアに何百とデスクが並べられたオフィス。
電話帳。黒電話。レコード。エレベーターガール。などなど。
巧みなストーリーテリング。ラブコメの教科書。
序盤中盤終盤スキのないつくり。
とくにヒロイン役のシャーリー・マクレーンが
個人的にツボだった。可愛らしい。
主人公のヒロインへの好意もいじらしい。
ラストまでは主人公に対する逆風が強いのだが、
それでもメゲないタフで少し能天気なキャラは
思わず応援したくなる。上手い。
既婚男性の未婚女性に対する愛はどれだけ取り繕うとも
男性側の横暴でしかない。
本当に愛しているなら離婚してから次へ行くべき。 -
出世の足掛かりにと、上役の情事のためにせっせと自分のアパートを貸している会社員バド。だが、人事部長のシェルドレイクが連れ込んで来たエレベーターガールのフランは、バドの意中の人だった……。(Yahooレビューより抜粋)
白黒映画でおしゃれな恋愛コメディ。内容そのものも面白く、また、バドの人柄に惹きつけられます。