愛する人 [DVD]

監督 : ロドリゴ・ガルシア 
出演 : ナオミ・ワッツ  アネット・ベニング  ケリー・ワシントン  ジミー・スミッツ  サミュエル・L・ジャクソン 
  • アミューズソフトエンタテインメント (2011年8月5日発売)
3.81
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本棚登録 : 200
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427648708

感想・レビュー・書評

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  • 英語のタイトルは Mother and Child
    メインテーマが母と子そのものなわけだけど
    重たいテーマを扱うといったような気構えや演出はなく
    ストーリーは一定のペースで進んでいくから
    それがセンスのよい映像とこぎみよくマッチして、
    見ているほうはとても気持ち良かったです。

    造り手さんはとってもすごい。

    頭で言葉に置き換える暇がないから
    自分が何に泣いたのかすらもわからないくらいなんだけど
    それでも涙が身体から出てくる映画でした。

    登場人物の心のしこりと社会的生活、人との交わり方。
    それを淡々と前半で描きだして後半で溶かしだしていく。

    最後のカレンの幼い心の描写は、はっとさせられました。
    眉間にシワを寄せていた頃の表情からは想像できない表情なのに
    それこそが彼女のトラウマ。
    対比が鮮やかな映画ですごく心に残りました。

    なんとも複雑な社会をしれっとさわやかに描いてます。
    沢山のことを的確に描きあげていたので感心してしまいました。
    でもそんな描写ためあっさりストーリーに流されいくので
    まだ頭にまとめきれてません。

    言葉にしなくても深い理解を得られた満足感と傷があります。


    木と空だけが映ったワンカットがとっても綺麗でした。

  • 母と子の愛の物語だった。子供が欲しいのに産めない女性、いらないのに妊娠した女性、かつて産んだ子を養子に出した女性、これから産む子を養子に出そうとする女性、いろいろな立場の女性が絡みあう物語。何故か出てくる人みんな母親とうまく行ってない感じ。

    男性陣もサミュエルL・ジャクソンとか出てくるけど、完全に脇役。「ジェイン・オースティンの読書会」の後に観たので、なぜかジミー・スミッツがこの映画にも出てて軽くビックリ。主人公カレンの心を解すキッカケにはなってるけど、こちらも脇役。

    mother and childじゃなくてmother and daughter。
    血のつながりよりも時間が絆を作ると思うけど、血のつながりに最後には何かを求めるものなのか。エリザベス(ナオミ・ワッツ)の救いが無くて辛かった。あり方ややり方はどうあれ、彼女なりに頑張って生きていこうとしてたんだろうね。

  • 親と子でも、運命が交わる瞬間は人ぞれぞれ。
    お互いの38年間の葛藤がスーッと消えていった瞬間が訪れてよかった。

    ★3.5

  • 男女の恋愛の話かと思ったらそうではなくて、女性の、母としての子への愛が主題だった。男性の監督が撮ったと聞いてびっくり。それくらい繊細だった。

  • この映画体験は、特別なものとなりました。これほどのいい映画に、未だかつて出会ったことがありませんでした。

  • 複雑につながった女性たちを Mother and Child ですか、原題通りに描かれた作品。

    後半泣きながら見てたけど感情移入して、とは違うと思う。
    何でか分からない。

    だいぶ前の新聞か何かでこの作品が紹介されていて、いつか見たいなと思っていた。
    自分が好きな映画だと思う。

    何度か見直したい。

  • アネット・ベニングにせよ、ナオミ・ワッツにせよ、出てくる女がめんどくさいやつばっかりでうんざり。

    3つのエピソードが平行して描かれるのですが、アネット・ベニングとナオミ・ワッツの関係はすぐに検討がつくんですが、養子を迎えようとする夫婦の話がどうつながるのかだけがわからなかったので、最後はこう来たかぁという感じでした。でもちょっと突然すぎるよなぁ。

  • プロットが素晴らしい。
    母と娘をめぐるほっこり系群像劇なのかと思ってたけど、実はしっとりと大人のストーリーで、じっくり1つ1つのシーンを噛み締めて行くような、重みのある作品でした。

    子供ができず養子望む主婦。
    子供を棄てた母親。
    子供を望まない女。
    3人の様々な事情を持った女性たちの一人一人にじっくり焦点を当てて、養子縁組の施設である修道院を軸に語られていく。

    ここに出てくる人がみんなことごとく生き方が不器用で、何故かダメな方に転がっていく。
    見ていると母親と子どもの関係って実は人間形成の軸なのかと考えさせられた。

    1つ気になるとしたら、女たちがみんなあまりにも不器用な為か、側にいてくれる男性に頼ろうとしないし、そのせいか男はこの物語で少し排除されている。
    自分と子どもとの赤い糸の繋がりに彼らを絡ませようとしないし、彼らも少しだけ他人事なのが寂しかった。

    この物語は血の繋がりの濃さだけでなく、血が繋がってなくても、人種さえ違っても、施設のシスターが伝えてくれたように、神様のくれたチャンスで縁でつながり、それが拡がっていくことを伝えたいのだと思うから、エリザベスの上司のポールは?ルーシーの夫は?なんだ?と少し哀しくなった。

    アネット ベニンングの、口をへの字に曲げてしかめっ面の女が、愛するものに囲まれて、聖母のように変化する過程も、ナオミワッツの少し棘のある完璧な女が、徐々に人を受け入れて母親へと変わっていく流れも切なくてでも温かかった。
    そう、だれもが母の存在の偉大さを感じて変わっていくのだ。

    上記とは関係ないけど、エリザベスが友達になった、盲目の少女が言った。
    person in another person. science fiction
    って台詞が好き。
    そう、人のお腹の中に、また人がいる。こんなこと人類の奇跡であり、SFのようだ。
    命がどんな形であれ、繋がっていく。
    生まれてくる命に対して愛が一欠片もない人間なんて居ないのだ。
    そう信じたい。

    これを観たら母親の声が聴きたくなった。

  • 人の難しさが良くでている。

    ほんまに、自分自身も分からん。

    そんな映画。

  • それが人間、って事かもしれないけど、誰にも共感できなくて、なんか良い終わりに見えて、そんな風に感じなくて。

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