グラン・ブルー 完全版 ―デジタル・レストア・バージョン― [DVD]

監督 : リュック・ベッソン 
出演 : ロザンナ・アークェット  ジャン=マルク・バール  ジャン・レノ 
  • 角川書店 (2011年6月24日発売)
3.87
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レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111287953

感想・レビュー・書評

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  • 「ジャックとエンゾを偲んで」

    どちらかというと山が好きです
    でも自由に泳げたら
    もっと深く潜れたら
    そしてイルカと友達になれら
    きっと俄然海に行って静かな海底に漂いたい
    「大自然」と言われて思い描くのは頂から見る山々の広大さ
    今の私には海の底の情景はまるで別世界
    今まで経験が無いのです
    もしもこの先見てしまったらどうだろう
    私にどんな変化が現れるのだろう
    知らない場所に行ってみたい
    見たことのないものを見てみたい
    そんな私の心に「海の底」が増えたことは確かです
    一度だけシュノーケリングで南国の海を背中が日焼けするまで見ていたことがあります
    でも、記憶に残っているのは海の美しさではなく背中の痛さだけ
    心がそれほど弾まなかったのかも
    深さよりも高さに魅了されているんでしょうね
    高いところが子供の頃から好きでしたからね
    そんな私でも海へ連れて行かれるほどに魅力的な映画でした

  • 『グランブルー』、中学生の頃以来でちゃんと観たけど、これは駄作ではなかろうか……いや駄作は言い過ぎだけど、「完全版」呼ばわりされているこっちよりも、オリジナル版の方がよいのではと思う。この映画のファンでも、そう思ってる方がけっこういるみたいですね。

    「完全版」ってつけてるのは日本だけで、これ原題だとversion longueつまりロングバージョンなので「長尺版」という訳が正しい。大ウソですね。リュックベッソン本人も132分のオリジナル版の方が気に入ってるみたいです。

    私がリュックベッソンを知ったのはたぶん『ニキータ』の方が先で、レンタルビデオで出た時だから小6か中1の頃。『グランブルー』も当時名作だと言われてたけど、Wikipediaや当時を知ってるファンの方の話だと、私が知ってる以上にブームだったらしい。
    ジャックマイヨールの名前はもちろんこの映画で知った。内容は全く覚えておらず「なんとなく良い映画だったような…」ぐらいだけど、ちゃんと観るとそういう想いは破壊されたので観なかった方が良かったかも笑。
    リュックベッソンの評価自体、今考えると微妙な気がする。思春期に観てないとダメな映画ってのはもちろんあるけど、私が観てきた「良い映画」は、大人になって観てもちゃんと面白いものが多いですよ。彼の作品だと『レオン』と『フィフスエレメント』は良くて、あと駄作かもしれない。

    この長尺版、明らかにダメなのは…編集がおかしくて話がつながってないとこがある点。(ジャックがエンゾに怒るシーン)
    あと、フランス語のリップシンクが全然合ってない。

    内容の部分だと、オリジナル版と共通かもだけど「ありえない」ことがどんどん起こる。プールでの潜水勝負、イルカを担架で運ぶ(動物虐待!)、酸欠で瀕死状態のエンゾと話す…などなど。
    たぶんベッソンは「こういう画を撮りたい」というのがあって、そのアイデアが先行しちゃってるんだと思う。その部分は嫌いではないんだけど、全くリアルじゃないから気持ちが動きません。

    それと、日本人を揶揄してるシーン。
    私は別にナショナリストじゃないんだけど、フランス人って有色人種差別が強いイメージがあって(これも「フランス人」って括ってるから私の偏見でもあるけど)それをそのままのイメージで揶揄して笑いを取ろうとしてるから嫌な気分になる。

    因みにジャンジャックベネックスなんかは、『ディーヴァ』で恋人が黒人とベトナム人と、全く差別的じゃない表現をしてる。

    ジャックマイヨールさんご本人はめちゃくちゃ親日家で、子供の頃にイルカと出会ったのも佐賀だし、千葉に別荘を持ってたような方。
    当時はジャパンバッシングが強かった頃なので、そういうような表現だとしても、ジャックさん本人を尊重するなら普通できないのではないかと。

    この映画は実在の人物をモデルにはしてるけど、ほぼほぼフィクション。時代設定も1988年現在だし、ジャックとエンゾの性格も本人とは異なる。
    ベッソン本人も両親もダイバーで、ジャックマイヨールの話を借りてはいるけれど、監督本人の気持ちを入れてる部分が大きいんじゃないだろうか。

    つまり「男の夢」、監督にとってはダイビング=映画作りなんだけど。ものすごいナルシシズムを感じる。
    セックスして子供を孕ますなら、ちゃんと責任を取りましょう。そうでないなら、女が必要じゃないなら最初からするなよ、と。
    彼女(ロザンナアークエット)がジャックにとってどうしても必要だってシーンがもっとあれば良かったけど、あんまりそうは見えなかった。この映画は『人魚姫』や『シェイプオブウォーター』の逆パターンみたいになってるけど、愛がない。『ララランド』にも近いけど、愛がないんです。

    女性人気もけっこうある映画だと思うけど、ほんとにそれで良いの?って思う。『シザーハンズ』や『タイタニック』に腹立つのとも近いかもしれない。

    ちなみに、私の先輩の奥さんは「リュックベッソンだとフィフスエレメントが一番好きで、グランブルーは何度観ても途中で寝てしまう」と言っていた。
    「正解!」と思った笑。

    ところでロザンナアークエットと、NYの会社の上司のグリフィンダンのコンビってスコセッシの『アフターアワーズ』コンビそのままだった。

  • レンタル鑑賞

    凄く映像がキレイなんだけど、寝てもうた。

  • レンタル・配信)2018/4 4本目(通算23本目)。リュック・ベッソン監督の有名な作品だが、見るのは初めて。海の中の映像が非常に綺麗で印象的。息もほとんどせずに100m近く潜るという技術はまさに神業的だなと映像を見ていて思った。感想とは関係ないが、漫画の「ホットマン」の主人公はこの映画のジャン・レノの役から丸パクリなのだなとも映像を見ていて思った。感想はこんなところです。

  • 2016年10月頃鑑賞。

    自分の父親を奪った海だというのに、そんな海にしか生きる場所を見い出せない悲しい男の話。
    そんな男を好きになった女は不幸になるしかないらしい。

  • リュック・ベッソン監督の代表作の1つ。
    実在した潜水士のジャック・マイヨールさんの生き方を基にした作品です。

    なんだかんだで夏になるとのんびりと見たくなる作品。
    地中海が良いんだよね♪

    主人公さんは妊娠した彼女よりもイルカのほうが好きそうだし、寡黙な人だけど、陸の生活よりも海の方が良いってオーラを全身から出しまくっていました。

    こういう男性に惚れると面倒そう。
    なんだかんだで人間に興味がないっぽいし…。

    ジャン・レノさん演じるライバルで親友のエンゾさんが良い味を出していました。
    ママのパスタは美味しそうに見えないなぁ~って毎回思うんだけどね(笑)

    オリンピックのリオの海もシチリアの海くらいキレイだったら良かったのにねぇ…。
    本当に青がキレイ♪

    あと、大気中では地表までしっかりと届く太陽光が、水中ではあっという間に届かなくなるのも「へぇ~っ♪」って感じでした。
    透明だけど、水って不思議な物質だよねぇ…。

    そんな神秘の海に魅せられちゃった男性のお話でした。
    女性よりも男性ファンのが多い作品なんじゃないかな?
    しがらみから抜け出して海へ…って話だから。

  • 太陽に照らされる水面。海の中では光の筋が差し、泡が揺れ動く。しなやかな動きとともに潜水する。静寂と安らぎをもって描かれる。存分に海の美しさを味わえる。求め続けた先になにがあるのかは見た人にしか分からないであろう。

  • 「海が綺麗なんだろうなあ〜( ´▽`)」と思って見始めたら白黒で意表をつかれて、そのあとも「なんか…ちょっとわからないとこ…あるかも( ꒪⌓꒪)」って思いながら観続けたら最後泣けちゃった、みたいな不思議な映画でした。
    海は綺麗だった。
    ジャンレノのエンゾ、表情がどこかはかなく優しい笑顔のジャックはジブリに出てきそうだったw
    フランス語版で見てたけど、ジョアンナの最後の台詞は英語だったんだね。心に残る言葉でした。

  • 長い。
    長いだけに深い。潜水映画なだけに。
    潜水競技が題材の映画って珍しい。
    やっぱりリュックベッソンは『Taxi』だな。
    趣味(この人たちは趣味の延長で仕事だけど)に熱中しちゃう人たちと付き合う女性はかまってちゃんじゃ無理だな。
    最後のシーンに全てが詰まってる感じがする。
    母親は人魚になっちゃって、人魚に会うには死ぬ覚悟で潜れば会いに来てくれるっていう。
    娘のジュリエットに捧げるっていうのはどういう意味なんだろ?

    ストーリー
    1965年、ギリシャの島で出会った2人の少年、ジャック・マイヨールとエンゾ・モリナリが、23年後に再会し、たった一度の呼吸でグラン・ブルーという誰も到達することのできない、巨大で深い世界へどちらがより深く、より長く潜っていられるのかを競い合う。最高の友であり、ライバルだった男二人と、そんな男たちに魅せられた一人の女を描いたリュック・ベッソン監督の原点映画。ノーカット完全版。

  • 十数年ぶりにみた。
    結局、子どもを育てるのはオンナなのよ。
    そうかぁ、そうだよな。

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