アレクサンドリア [DVD]

監督 : アレハンドロ・アメナーバル 
出演 : レイチェル・ワイズ  マックス・ミンゲラ  オスカー・アイザック  マイケル・ロンズデール  ルパート・エヴァンス 
  • SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D) (2011年9月8日発売)
3.52
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105062801

感想・レビュー・書評

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  • ローマ帝国前後の史劇に興味があり、この作品にも期待した。科学と宗教と奴隷が絡み、悪くはないが納得出来ない部分も多い。宗教なら「背教者ユリアヌス」、奴隷が絡むなら「ベン・ハー」が浮かぶけどキリスト教の扱いは浅い。奴隷に関しても余計で、むしろ邪魔。ヒロインの科学への想いはいいけど、それ以外では中途半端。映像での工夫も逆効果みたいに思える。まぁ、努力賞かな。

  • 請求記号:14D143(館内視聴のみ)

  • 学生時代に、ローマ帝国やるなら見た方がいいよみたいな感じで教授に勧められたやつ、ようやっと見る奴~~。感想長いやつ~~。

    アレクサンドリアがまだキリスト教を異教としていた頃(ローマ皇帝は既にキリスト教徒だけど)+多神崇拝+女神信仰の強い地域だからか、女性の天文学者がいて、そこに熱心に学ぶ学生がいるっていう、とっても理想的な図とでもいいのか、それがあって、「あ~~いいな~~」ってなるんだけど、ちょいちょいね、入ってくる「え~キリスト教~?」みたいな雰囲気(ものすごくオブラート)でもそういう雰囲気もヒュパティアは「違うこと以上に同じことが多い」「わたしたちは一緒」(この辺メモとってないのでうろ覚え)っていって、深イイ話…(圧倒的語彙力不足)
    ただ、どんどんキリスト教が布教され、多神教徒が異教徒になり、暴動になったとき、「あ~~ここから先は血塗られた歴史だなあ」って見ながらひとり鬱々し始めた。最初に剣を握る選択をしなければまた違った未来もあっただろうに、と、起きた出来事にも関わらず、嘆きたくなる瞬間。
    そんでもって、今度はユダヤ教が排斥され始めたよ!って幕がかわるときとか、既に起こった出来事なんだけど「もうさ~~やめよ~~~?ね~~~?」ってなる。ユダヤ教徒に行った暴力に対して、暴力によって反逆、っていう素晴らしき分かりやすい負の連鎖。キュリロスが民衆を扇動する際に「愛も敬虔もしらない」ってユダヤ教徒のことを馬鹿にして、「呪われさまよう」って呪詛を吐くシーンで、「じゃあ、何故愛と敬虔を教えようとしない?何故、呪われるべきだというのか」ってすっごい不思議になった。私はキリスト教の知識なんて一ミクロンくらいしか知らないだろうけど、「隣人愛ってなんぞや?善きサマリア人のはなしはどうした???」って昔ならった倫理の知識がぽつぽつ浮かぶよね。善きサマリア人の話は宗派によって考えが違うっていうのであんまり触れるべきではないのだろうけど、狭義においてもユダヤ人は手を取り合い、助け合うべき存在なのでは?と。勿論、ユダヤ教からしたらキリスト教なんて勝手に生まれてきた他宗なんだろうけど~~~キリスト教こそが真なる宗教とするならば、彼らがすべきは報復でも侵略でもなかったのでは、と思いながら見てるとめっちゃ鬱々するね。すごいね。

    個人的に一番、「んん~~~!!」て詰まるシーンは次々と殺され、焼かれていくユダヤ教徒たちの死体の元で、ダオスがキリスト教徒に向かって「私は赦せない」「イエスは彼らを赦した」っていうとこ。
    奴隷であったという生い立ち故にか、自身の中にある醜い心と、同時に愛するひとと離別することにもなったことへのジレンマなのか、「これでいいのか」「これが正しいのか」って悩む姿に「そうだ~~考えろ~~考えるんだ~~!」って思いながらも、仲間の「イエスは神だ」「神にしかできないことだ」「神と比べるのか」っていう回答に、「あ、私、キリスト教には改宗できないな」って思った(そこ)世界を作ったのは神だし、原罪から贖罪をしてくれたのはイエスだし、もうそこはキリスト教にとって絶対ってことは理解はできても、受け止めることはできないなあって。それはそれ、これはこれ、で分別してしまえば、寄り添い合うことは二度とできないだろうに。

    そういう鬱々した時代、話のなかで、ヒュパティアがめっちゃ熱心に天文学のことを研究してるのを見ると安心すると同時にこれからくる結末にめっちゃ心臓がどきどきする。忙しいな、私の感情。あとどれくらい生きていられるのか、すごい時計確認しながら見てた。
    ヒュパティアに関して言えば、太陽と地球の位置を考えているときに「新しい目でみなくちゃ」っていう台詞がすっごい心に響いた。これってすべての物事にいえることだなあって。特に舞台が舞台なだけに、もし彼女と同じように別の目線でみて、考えて、行動ができる世界であれば、この血塗られたはなしももっと違う、誰もが手を取り合う歴史にできたのではないかなって。お話は史実をもとにしたものであり、過去の話だけれど、でもそれは今後にもいえるわけで。
    個人的には、迫りくる彼女の死に対して、周囲がキリスト教に改宗しろって忠告をするんだけど、その際の「信念は見失ってはいけない」「何が有ろうと」がNo.1いい言葉。いい言葉っていうか、賢人がいうと「深いなあ」ってなる。私も自分の信念、もちたいなあって思いながら彼女の死を眺め、閉幕。最後に関しては、切ないんだけど、史実での死に方に比べたらふわっとした死に方で、さりげないラブロマンス…って感じでしたまる。さりげなくあるラブロマンスにもふれたいんだけど、もう既に長いので割愛。オレステスの愛が意外と深かった。よかった。おわり。

    もうほとんどキリスト教の話しかしてねえな、これ。別に私アンチキリスト教じゃないんだけど、そうとしか見えない感想文で申し訳ない。

  • よくある古代歴史ロマンの1つでしょうが、キリスト教による異教徒弾圧が行われているエジプト(アレクサンドリア)という舞台が面白い。そこで天体の軌道と(いまでいうところの)重力とを解き明かそうとする主人公。史実とは違うでしょうが、なかなか興味深かったです。

    ただ映画としては盛り上がりに欠けたか。主人公以外の人物が全く描けていないからかな。アクションシーンも迫力不足。

  • ☆7

    2011.9 視聴

  • 4世紀初頭、ローマ帝国末期のエジプト・アレクサンドリア。キリスト教勢力の台頭によって既存の神々は蹂躙され、学問の府である図書館が襲撃され閉鎖される。やがてユダヤ人たちも虐殺にあい町を追われ、すべての政府関係者もキリスト教入信を迫られる。
     主人公は実在の女性哲学者ヒュパティア。異教の宣布者としてキリスト教徒に惨殺された。彼女の運命を軸に、ギリシャ・ローマの知の時代が終焉し偏狭なキリスト教の時代に入るという大きな歴史の波が活写されている。

  • 信じることはときに危ないよね

  • キリスト教徒…((((;゜Д゜))))
    ってなる映画です単純に言うと

    本題がどれなのか…宗教戦争によるアレクサンドリアの変化が多分本題?
    天才哲学者が、この時代に地動説を唱えていたかもしれないっていう発想はぶっ飛んでいるようで、あり得たかもしれない

  • [2009年スペイン映画、TV録画鑑賞]

  • 映像やセットが綺麗で魅力されます。
    最後の字幕にある通りヒュパティアの説が実証されるのは、これから1200年後。
    キリスト教の布教ではなく哲学者の保護に力を入れていたら今よりももっと科学は進んでいたかもしれません。
    盲目的に宗教を信じて一つの角度からしか物事を見ることが出来なくなることの愚かさや現代にも同じようなことが起こっていることで悲しさを感じました。
    レイチェルワイズはヒュパティアに本当にハマっていました。

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