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- / ISBN・EAN: 4988013652422
感想・レビュー・書評
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なつめを演じた蒼井優の鹿児島弁は、地元育ちの私は及第点をあげたい。昨年の大河ドラマの”西郷どん”出演者よりも、特有のイントネーションをマスターしていて、可愛いだけでなくさすがにプロと思わせた。
上京した田舎娘を数々演じているが、なつめはかなり癇が強い娘。パティシエ修行中だという恋人を追って上京したが、恋人はとっくに店を辞めていた。そこで使ってもらうようにオーナーに頼みこみ、以前から働いている先輩のパティシエ(マリコ)と張り合う。自信過剰で鼻っ柱が強く根性が座っているなつめを憎めない。周囲に気を配りながら、女子力を発揮する女の子達よりはるかに気持ちが良い。
マリコを演じている江口のりこもGOOD。見かけるたびに気になっていた個性派女優さんだった。表に出ないが着実に役をこなして作品を盛り立てている実力のある方だ。
伝説のパティシエと呼ばれた十村に江口洋介。なつみが彼をカムバックさせるのが本筋だけど、マリコとなつめの奥歯に物を挟ませない言い合いが好ましかった。
勿論、『甘くない人生に、ときどきスイーツ。きっと幸せになれる。』のキャッチコピー通り、ケーキを食べたくなる。
加賀まりこさんにも出会えて懐かしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お菓子がおいしそう・・・
蒼井優ちゃん、江口さん、戸田さん好きです。
まりこ役の人もよかった。
主人公が最初ちょっと苦手な感じの性格でした。最後はよい感じに終わってよかったです。
おしゃれな感じの映画という感じです。 -
(2011/115min/ 深川栄洋/日本)
きーきー叫ぶ女の人の映画ってやっぱりどこか苦手。好みの問題です。 -
ケーキが食べたくなります。いま、まさに食べたい!
鹿児島から彼氏を追いかけて東京にきた なつめ(蒼井憂) が、
ほんとうの自分の居場所を見つけるお話。
DVDジャケットが江口洋介とのツーショットですが、
別に恋愛映画じゃないです。
働くっていいな!職人っていいな!てゆう映画です。
口の悪さが、観ててすっきりした、笑
サクセスストーリーになりすぎていないのも好感触。 -
ありきたりな設定とストーリーで新鮮味がない。スタッフをみると、脚本に3人も。無難にまとめちゃったか?主人公は漫画に出てくるような誇張された奇天烈な性格。自分勝手で周囲の人が怒るのも無理はない…。
蒼井優は求められた演技をしっかりこなしているんだけど…もったいない。江口洋介は救命病棟24時のときの無口な演技。これとあんちゃんの2種類しかできないんだよねぇ・・・。 -
おいしそうなケーキ。
かわいいお店。
わかってくれる人たち。
主張しすぎない空気で伝わってくる。
どうしていくのが幸せなのか。
好きな空気感でした。 -
請求記号:13D046 (館内視聴のみ)
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パティシエの卵(蒼井優)の下積み苦労物語と、挫折した天才パティシエ(江口洋介)の復活物語。
どちらも悪くはないんですが、パティシエの世界の奥深さとか、技術の極みとか、そういう「へぇー」と思わせるトリビアが何もなかった気がします。蒼井優の勢いの芝居は相変わらず素晴らしいですが、それだけじゃねぇ。
BS松竹東急「よる8銀座シネマ」にて。