手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく【DVD】

監督 : 森下孝三 
出演 : 堺雅人  観世清和  吉岡秀隆  吉永小百合 
  • TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
2.76
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988101159963

感想・レビュー・書評

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  • 何故か?

    原作を読んで感じたスケールのほうが、大きいように感じられた。
    映像が、想像力を越せなかった、残念なパターンかな。

    死、病、老…

    決して逃れられない苦しみのなかで、人が生きねばならないのは何故なぜなのか?

    王の称号を捨て、
    家族を捨ててまでも、
    その問いに対する答えを求めねばならない、
    使命に突き動かされたブッダ。

    その目覚めの時までを描いた作品。

  • 3部作の1作目らしいですね。
    なので話はシッダールタが出家するまでです。

    きっと漫画で読む方がいいんでしょうね。
    でも、下手するとお釈迦様よりもキリスト様のことの方がみんな詳しいんじゃないかと思われる現代ですから、
    アニメなんかでも、こういう思想に触れられる機会が増えるのはいいんじゃないでしょうかね。

    手塚先生の作品にはいつも考えさせられます。

    もう一回仏教について勉強し直したいと思います。

  • ブッダ(シッダールタ)が出家する時までの話。

    原作漫画は随分昔に読みました。
    ストーリーはある程度原作を元に作られているようでそこそこに面白かったのですが、綺麗な映像、美形なキャラ、声優がイマイチな部分などが印象的です。

    しかし、全体的に粗っぽい作りが見受けられます。演出的に「間」の取り方が惜しかったりする場面も時々。

    堂々と「手塚治虫」を銘打っているのであれば、原作の世界観をもう少し再現して作ってくれていたら良かったと思う。

    とりあえず続編の2も観てみたいとは思う。

  • ちょうど読んでいる時に見つけたので見ようとした。でも私が読んでる手塚治虫のブッダと違う。タッタが出てくる前に嫌になった。

    動きも音も大げさなだけで、白黒静止画音楽無しの原作の持っているスケール感や生命力が全く表現できていない。
    俳優陣のチョイスは手堅いけれど、裏を返せば安直ということでもある。
    それ以前にキャラデザが…手塚治虫のブッダからこのキャラデザが出てくる流れが分からない。ブッダをアイドル扱いにしてグッズでも売りたかったのか?
    もしも一目見てインド人らしいキャラデザになっていたなら、手塚治虫のキャラデザをガン無視する意味もあると思えるのに、どうしてこうなった?

    なんで作った?構想を練っている十年の間に、このアニメ化は間違っていると分からなかった?どうして手塚治虫のブッダをそっとしておいてあげなかったんだ?

  • とりあえずまだ何も始まってない。
    2も観たけどなんとも…。
    原作はどんなんだろう。
    苦しくてももっと苦しんでる人がいるんだからって考え方は好きじゃない。

  • 図書館>原作を読んだ方が良さそう。。

  • ブッダが家を出るまでの話を。とても綺麗にできてます。

  • 原作はかなり前に読んでいる筈だが、全く記憶の彼方だった。シッダールタが出奔するまでで1本とは驚き。それにしてもカースト制度というのはなんと理不尽なものよ。バンダカみたいな嗜虐性に満ちた男は現代にも沢山いるが。ほんの少し前までは日本だって身分の差が当たり前のようにまかり通っていた訳だし。何故人間は下の者を蔑まないと生きていけないんだろう。エンディングテーマがX JAPANでビックリ。

  • 原作を知らずに見ると展開の速さについていけないかも知れない。
    本作は三部作の第一部だが、カーストの最下位「シュードラ」の身分のチャプラ親子の物語が半分を占める。
    バッドエンドではあったが、これからブッダが悟りを開くにあたり、混沌とした世の中を現わしている。

  • 三部作なんですね…中途半端に終わってたんで…
    まあ映画としてwowowで鑑賞しましたが久々に原作を読み直したくなりました。

  • 冒頭の火に飛び込むシーンで度肝を抜かれ、テンポよく楽しめました。ほかのレビューを見ていると3部作らしいですね。

    ナレーションで思い通りにならないことみたいなことを話していて、勝手に期待していた。ハッピーエンドには全然ならない感じも好きです。

  • シッダルタがイケメンに描かれていて良かったです(小並感)
    チャプラとシッダルタが出会ってしまうとは…
    でも尺があるからしょうがないのかな…
    ミゲーラのほうがタッタより断然年上じゃん…
    でも尺が(ry

    三部作だそうで続きはどう料理されるのか楽しみです。

  • 冒頭の、行き倒れた老人に自分の体を焼かせてまで捧げるシーンは有名な仏話ですが、何度見ても泣けます。

    言わずと知れた巨匠が「ブッダ」の生涯をフィクション化して10年の歳月をかけて作り上げた劇画が映画化されることを初めて知ったのは、日蓮宗のお寺のチラシ。
    人生に行き詰って悩んでいた時期なので、ものすごく期待していました。

    僕が、子どもの頃から何度も何度も読んで、ざわざわした心を落ち着かせてくれた偉大な作品です。

    劇画の「ブッダ」のストーリーは、見事なまでに緻密に構成された人間の変化と交わりの大きなタペストリーなので、とても変更が難しいし、ひとつを変えてしまうと全体が大きく狂ってしまう。
    それを、わずか3部作の映画に収めるには製作者がどういう手腕を見せるか期待していました。

    感想としては「うまくまとめたな」、と。
    ずいぶん端折ったところ、うまく、原作と設定を変えて短くまとめたところなどありました。
    手塚漫画独特のギャグはすべてカットでしたが(笑)
    「デメクロ国のブッカンボッカン大王さま」には笑ったよ。

    原作では、シッダールタとチャプラは交わらず、忘却の彼方に消えていくのですが、「ブッダ」の物語を語る上で欠かせないチャプラの存在が、わずかな瞬間シッダールタと邂逅してくれたのがうれしかったです。

    あとは、原作よりも絵が上品。
    原作にあった、人間の心の機微や名言の類を上手く伝えきれていないところがあったが、まとめ方に感心したので、やっぱり★5つ。

    これから、どう原作と違う展開や、悟りを見せてくれるのか期待しています。

    ・・・私も出家したいです。

  • 三部作の一作目予定ですが、最初からダイジェスト感満載です!
    ひとつひとつのシーンの間に繋がりが感じられないので、映画なのにコマ割りされているようです。
    映像にしたときになんでもセリフで語らせるのは辞めなさい。
    笑っちゃうから。

  • WOWOWにて鑑賞。
    手塚治虫の原作は未読なのですが、全部観終わって、
    「え、ここで終わり?」
    というのが正直な感想。
    実は何も始まってないよな…という気持ちだけが残った。
    うーん。

  • シッダールタが出家するまでを描いた作品。

    人間は母親の産道を苦しみながらこの世に生を受け、生まれてからも老い、病、死という苦しみを平等に受ける。

    故に人は儚く脆い。

    生きるとは?人間とは?

  • 手塚治虫『ブッダ』好きとしては、いまいちすぎる作品。『ブッダ』の1割程度しか、大切なことが描かれていない。

    この規模で、壮大な仏陀誕生のストーリーを描こうなんて無理があるだろう。

  • 酷評色々あるけど、なんとか普通に見られるレベルかな。
    序盤はちょっと心配になったけど(^^;
    とはいえ、ツッコミ所多し。
    原作読んでない人には、映画見るより、原作買って読みましょう、というくらいのできかなー。

    1作目はブッダが出家するまでなので、内面を描くよりは、戦争シーンが多くて、ブッダは当然戦わないので、今回の映画の主役は実質奴隷から勇士にまで成り上がるチャプラだなぁ。
    小百合さんのナレーションは癒されます(´ω`)

    一番納得いかないのは、チャプラが戦場でブッダと交錯するシーン。

    「なんだ、この自分の全てを見透かすような目は!」という台詞あるんだけど、それまでブッダは「(戦争を)やめろー!」と右往左往してたのに、そんなに悟ってるわけないじゃんという(^^;

    2作目以降は作られている・・・のかな?!

  • 絵がきれい。面白かったけど、これから気になる……ってところで終了。

  • 三部作中の一部作では判断不能。期待はできる?
    今のところ、ただの薄いいい人にしか見えない。変えたいと思うなら、チャプラみたいに自分を偽ってでも変えられる立場になって、政治を変えろよと思う。チャプラとの対比なのかもしれず、浅い思索しかできない俺にはわからん!4
    なんだかんだ、触れる機会がなくて手塚治虫をきちんと読んだことがない。図書館の漫画は絶対欠けているんだよね。
    考えたこと。善と悪は、未だに確定されていない。禅やら宗教で答えが出ているのかもしれないが、その言語化に至らず、もしくは不可能なものだ。ならば、人類はどう進んでいくべきか? 戦争について何が悪く、何についてプラスの効果があり、するべきではないとどの立場でも納得できる証明が出来たとしても、いずれは忘れられる。発見者の名前が教科書に載っても、読む人は稀になる。そして、戦争のプラス効果が有効であり、すべきだという世の中の雰囲気で先入観を持った人間が読んでも、その証明は誤解される。それこそ、真の『歴史は繰り返す』という言葉の意味なんだろうか?

  • 堺雅人さんが声優と知ってすぐ借りに行きました。

  • 原作が素晴らしいだけに、どうしても酷評になりがち。
    吉岡秀隆の声優は良かった。まったくあわないキャラもいた。
    あと、シッダールタの出家前にフォーカスし、ヒーロー的性格に脚本したのは、アニメ的にはありなのかも。
    ストーリーは詰めすぎで眠い感じだったので。

  • イメージ通りだったので満足です。

  • 社会構造に疑問をもっているあなたへ。

  • 原作は未読。
    奴隷の子チャプラが貴族としてのし上がるまで、そしてシャカ国の王子シッダルタが苦悩し出家するまでを描く。
    吉岡さん、最初はあれだったけど、悟りを開くにつれてだんだんなんからしくなっていったなあ。
    堺さんは、声優も何回もやってるからさすがって感じでハマってた。
    気になったのは15年も経ってるのにいつまでもタッタが少年のままだったこと。声はピカチュウ。

  • 故巨匠手塚治虫の大作が映画化という事で期待してたが微妙だった

  • 映画にしなくてもよかったのでは…。
    物語のスケールが大きいので、制限のある映画より読み物形式のほうが楽しめます。
    映像化した割には特筆すべき点も見当たらず。声優陣も本職さんとそうでない方々の力量が出過ぎて残念な感じでした。

  • 吉永小百合のナレーションは良かったが、やっぱり原作のほうがいいと思った。

  • 今年観た映画のなかで、出来の善し悪しでいったらだんとつワーストだった。これほんとにあと二作作るんだろうか? 三部作と言わないようにしてるんだし、もうここでやめたほうがいい。

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