新幹線大爆破 [DVD]

監督 : 佐藤純弥 
出演 : 高倉健  千葉真一  宇津井健  山本圭  丹波哲郎 
  • TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) (2013年11月1日発売)
3.58
  • (10)
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本棚登録 : 78
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988101160495

感想・レビュー・書評

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  • ニコニコ動画の高倉健追悼一挙放送の1本として視聴しました。
    以前からちょっと見てみたいなあと思っていたので、ちょうどいいと思い拝見しました。

    「ひかり109号に爆発物を仕掛けた。時速80㎞以下になると爆発する」という強迫電話が国鉄にかかる。
    乗客1500人の運命は?!犯人の目的は一体?!
    映画は新幹線の人々、国鉄管制室の管制官・警察の人々、犯人グループと目まぐるしく場面が変わり、スピーディにテンポよく話が進んでいきます。
    何故か犯人である高倉健さんを応援せずにはいられない(笑)
    というか、警察がもうなんだこいつら殴りたいという気持ちになり、新幹線の運転士である千葉真一さんには落ち着いて!でも頑張って!となり、管制官である宇津井健さんにはそりゃあ辞めたくもなる…と同情し…。
    どの登場人物も思わず感情移入してしまうお話でした。

    中々、手を出すことができず見ていなかったのを悔やむほど面白い映画で、当時の日本映画の勢いを感じることができ、見てよかったなあと思いました。
    映画「スピード」の元ネタであったそうで、所々ああっこんなんあったなあ!という感じで楽しめたので、そちらのほうも見ておくと二度楽しめます。

  • 新幹線に仕掛けられた爆弾は時速80キロ以下で爆発する。
    車内には1500人の乗客がおり、その中には無断でロケをするミュージシャン(岩城滉一)、護送中の犯人と監視する警官、産気づく妊婦と介助する女医、運転や爆弾撤去に忙しい運転手(千葉真一と小林稔侍)などがいる。指令を出す宇津井健と千葉真一とのやりとり、高倉健率いる犯人の一味と丹波哲郎らとの追跡劇、犯人一味らの不幸な半生、家庭内暴力と飲酒などなど。

    失踪するしかない新幹線をメインの舞台にした見事な群像劇だと思った。だけどプロットに既視感があって純粋に楽しめなかった。もしかするとこのドラマをもとにしたドラマがその後作られすぎたからだろうか。もっと早くみておくべきだった。

  • 喫茶サンプラザ火事で図面消失は偶然にもほどがある!

  • 評価:★★★★★

    最初に本作に興味を持ったのは、関根勤が劇中における宇津井健と千葉真一のやり取りのモノマネをしていたから。

    その後、運良く名画座で上映があり、友人と観に行ったのだが、上映が終了するなり彼は何も言わず席を立ち、早足で出口へと歩き出した。

    映画が気に入らなかったのかと思い、追いかけて聞いてみると彼はこういった。

    「歩き出さずにはいられない、すごい映画だった」

    なんだかよくわからないが、気持ちはわかる。

    本作はそういう得体のしれないエナジーに満ちているのだ。

    物語は東京発博多行きの新幹線に爆弾を仕掛けたという脅迫電話で動き出す。

    犯人が要求するのは現金15億円。

    爆弾は時速80キロまで減速すると爆発する仕掛けになっており、博多に到着するまでの数時間で犯人と警察、国鉄の3者による息詰まる攻防戦が繰り広げられる。

    設定を聞いてピンときた方も多いと思うが、本作は「ハリウッド映画『スピード』の元ネタだ」とよくいわれる。

    広告宣伝の失敗などがあり国内では不入りだった本作だが、その後海外で高く評価されたらしいので真偽はわからないがあり得ない話ではないだろう。

    なお、余談だが北朝鮮のスパイ養成機関では他のスパイ映画、テロ映画などとともに本作も授業の一環として生徒に鑑賞させているらしい。

    高速鉄道網の整備は人々の生活の変化を象徴し、その波に飲まれ、社会から見捨てられた“持たざる”者たちが、“持つ”者たちに一矢報いようと爪を立てる。

    高倉健という人は常に損得のものさしでは測れないものを体現する役者だ。

    そういう意味では本作で犯人グループのリーダーを演じるにはうってつけともいえる。

    観客は彼に感情移入する半面、彼が絶対に勝てないであろうこともわかっている。

    下衆な言い方かもしれないが、犯罪者が主人公の映画において、主人公がどんな風に破滅してくれるのかを観るのはひとつの楽しみ方じゃないだろうか。

    1975年の公開当時(僕の生まれた年!)、たぶんヌーベルバーグが流行っていた影響があるのだろうが、監督の佐藤純彌は高倉健を映像的に「かっこ良すぎず」でも「かっこよく」破滅させてくれた。

    不謹慎にも「こういう風に死ねたらいいな」と思ってしまうような死に方だ。

    最初の「新幹線大爆破」というタイトルが出るところは、いかにもB級映画という感じで、それだけでげんなりして観る気が失せる人もいるかと思うが、そこだけ踏ん張れれば、後はもうラストまで目が離せなくなること請け合いの傑作だ。

  • 1975年作品。時速80kmで爆発する爆弾を新幹線にしかけた犯人を追うパニックムービー。犯人役には高倉健、新幹線の外部管制官に宇津井健、新幹線の運転手に千葉真一。他にも丹波哲郎、志村喬、田中邦衛、竜雷太などスターが集結。豪華なキャスティングに負けじと、次から次へと事件が起こり、回想シーンもてんこ盛りで、飽きさせない演出も見事。

    そのうえ、ストーリーも単に過剰なアクションシーンを盛り込んだだけの荒唐無稽にはなっていない。当時の日本経済発展の象徴である新幹線に挑むのが、そんな経済発展に取り残された中小企業経営者という対照。上からも下からもプレッシャーをかけられる中間管理者の苦悩。地方の若者たちの就職難。そんな社会的テーマも含みつつも、ハードボイルドな娯楽大作に仕上げている。

    とはいえ、爆弾の設計図が喫茶店の火事で消失するというムリヤリな展開は、再考の余地がなかったんだろうか。

  • 新幹線の乗客を人質にとった爆弾脅迫事件が発生した。爆弾は走行中の新幹線に仕掛けられており、列車の速度が時速80キロ以下になると爆発するという。高倉健、宇津井健、千葉真一、山本圭、田中邦衛、小林稔侍、志穂美悦子、竜雷太、丹波哲郎、北大路欣也、多岐川裕美、藤田弓子、岩城滉一ちょい役含め笑える超豪華キャスト。スピードの脚本、これからパクったんだろうな、面白いです。

  • 途中から。
    犯人の背景部分を知らずに観ていても
    つい応援したくなる健さんの魅力!
    そうそうたる俳優陣がはまり役で脇を固めていて
    家族で大盛り上がり。
    でも千葉真一&小林稔侍の運転台はなんだか笑ってしまった。
    コンプライアンスとか、矛盾とか吹き飛ばす名作だ。
    いまのテレビに欠けてしまった面白さがあった。

  • [1975年日本映画、TV録画鑑賞]<<再鑑賞>>

  • 新幹線の走行速度が80キロ以下になると爆発するというパニック系アクションサスペンス。

    物語は新幹線に爆弾を仕掛けた犯人、危機の回避に全力を尽くす国鉄、犯人逮捕に躍起になる警察、パニックを起こす乗客ら4つのパートで構成されていますが、どのパートでもピンチの連続で緊張感が途切れません。153分がアッという間でした。
    また、犯人側の人生背景にも大きくスポットを当てているので人間ドラマとしても観応えあります。都合良すぎる展開、身代金の受け渡し方など稚拙な部分があり全体的に見ると大雑把な感がありますが、スピードと緊迫感は圧巻。邦画史上屈指のサスペンス映画だと思います。

  • 高倉健さんが亡くなられて、そのことをよく聴くラジオ番組などでも大きく取りあげられていて
    出演映画についても語られていたので、つい高倉健特設コーナーに足が向かいました。

    この「新幹線大爆破」は映画好きな親父がテレビで放送されている時に
    観ていて自分も一緒に観ていた記憶があります。

    なので、断片的には覚えていたんですが
    まずは出演している俳優さんたちの豪華さですね。
    1975年の作品なので、もう亡くなられた方もたくさんいますが
    今では大御所の人たちがけっこう若手で使われていて
    「あ、この人!」って感じで楽しめます。

    この爆破の手法もいずれハリウッド映画スピードでも模倣された方法なので
    そういう意味でもこの映画のすごさを感じます。

    国鉄だったり、当時の服や車に時代を感じますが
    それもまた新鮮。

    2015年はこういう映画も見直す1年にしたいと思いました。

    ラストの高倉健演じる犯人の姿、めっちゃよかった。
    そして、泣けましたね。

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