図書室のネヴァジスタ

  • タース・エンターテインメント (2010年12月29日発売)
  • Windows
4.70
  • (30)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 85
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4520424250813

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 気が付けば文章を読むためにクリックする手が止まりませんでした。

    ちょっと文章、というかテキストの仕様に癖があって
    読みにくいなぁと思っていたのですが
    慣れれば本当に先が気になって止まらなくなります

    重くて苦しい内容ですが
    プレイしてよかったなと思います

  • フルコンプしました…!シナリオすごく多い…嬉しいのだけど!!
    そして、そして、……なんという神ゲー!!!!

    本当に素晴らしい良作ですが、
    心に突き刺さったポイントを3つ!

    ①容赦ないキャラ背景
    各キャラクターはそれぞれ軽く病的だったり、なかなか醜かったりする性格設定を背負わされているのですが、
    まずそうなってしまう理由が、きっちり、消化してくれるのが凄い。すべてのキャラは純粋に100%の好感を持てるような人物はひとりもいないのだけど、それがシナリオを読んだあとでは、同情と共感が生まれていること必至。

    ②ドSシナリオ
    それぞれのキャラが、徹底的に自分のコンプレックスと
    向き合わされていくのが凄い。
    そして、そういうコンプレックスは、どこかできっと
    誰しもが思い当たるような弱みだったりするので
    プレイヤー自身にも突き刺さる。まさにドS!

    ③BADエンド不可避という真END
    各キャラの真ENDが、まさかのBAD。
    2人目のエンドで「やっぱりー!?」と思ったけど、
    救済してからの悲劇、という形式がツボにはまると
    癖になる…。幸せなハッピーエンドが本当にしみじみと
    泣けてきますしね…

    ともかくドM仕様がたまらない…
    万人には決して進められないけれど、
    悲劇が好きだったり、歪んだ性格のキャラが好きだったり、キャラクターが苛められるのが好きな貴方には
    激しくおススメしたい作品。

    本当にこんなゲームを作ってくれてありがとう!!
    ……と心の底から思います。

    個人的におすすめ攻略順は、
    茅→春人→和泉→辻村
    という感じかな?


    ・・・・・・(以下プレイ中レビュー)
    ただいま、瞠ルートと茅ルート、和泉ルートをコンプ。
    とにかく各キャラの過去が悲惨すぎて痛くてシリアスで最高です…
    精神的ドMにはたまらぬ…!
    そして、ここまで重いと性格の歪みも仕方ないと思わせます。
    幼さだけでここまでするのは変だものね…

    「トーマの心臓」っぽい話かしらんと思っていたけれど
    まったく違う感じでした。
    “子ども”と“大人”の対比が、物語のテーマとしてあるので
    (タイトルの“ネヴァジスタ”も「ピーターパン」のネヴァーランドのような
    意味で使われている)自分が「子ども」であるという意識のある時に
    やっていたら今以上にどっぷりはまりこんでいたんじゃないのかなぁと
    思います。逆にそこの点が、“大人”になったユーザーからはひっかかる
    ポイントになるのかも、と。

    正月休みでコンプリートできなかったので、
    どこかで残りもやってレビューします!

  • 各々性格は違えど、どこか危うさを持ち合わせる少年達。彼らはそれぞれ暗い過去を背負っていた。
    凄いのプレイしてしまったな、と思った。一言一言の登場人物の台詞が、ぐっと心に来て、独特な言い回しが雰囲気に合い洋画を見ているよう。グラフィックに多少ズレなどあっても有無をいわせないシナリオの凄さだった。最後まで、プレイするとかずまこをさんと都志見文太さんの二人だからこそのネヴァジスタなのだと思った。
    同人だと思わせないほどのクオリティーで、思わず涙腺が緩んでしまった。そんなところに歌を入れるのだからあざとい。
    あなたは望んで大人になりましたか?
    そんな問に大人でも子供でも考えさせられる内容だった。

  • 嵐の夜に死んだ少年
    手紙を読まない彼の兄
    幽霊棟の友達と
    何も知らない新しい先生

    両親の離婚以来、顔を合わせる事のなかった弟の死。
    週間雑誌の記者、津久居賢太郎は、疑問の多く残るその事故について一通の手紙を受け取る。
    弟の学校に深夜招かれた彼は、殴られて気を失い、目覚めた時には5人の学生に監禁されていた。

    一方、突然の指名を受け、教員の欠員補助に学院へとやってきた、槙原渉。
    「何があっても生徒を信じる」過去の事件からそう心に決め、新しい生活へと向かうが、彼が入居した教員寮、通称「幽霊棟」には5人の先客がいた。

    不穏な噂のつきまとう「幽霊棟の学生たち」。
    呪われた少年「御影清史郎」の死。
    不気味な古書「ネヴァジスタ」。
    次々と現れる謎めいた事象の果てに聞いた、少年たちの本当の声とは--


    「貴方は望んで、大人になりましたか」



    メッセージ性の強いゲームです。
    ストーリー、キャラクター、bgm等このゲームの世界を形作る1つ1つのクオリティが高く、同人ゲームとして見ると完成度の高さに驚かされます。

    ゲーム内容としては、学生の話が主軸となりますが、先生に見守られながらも青春…とはならずに、なぜか1人の学生の死から雑誌記者を監禁、先生は信用しないという流れ。
    物語はこの雑誌記者、新しく来た先生視点で交互に語られていきますが、とにかく長い!
    (本編ルートだけでも数十時間費やす事になるのでは?)
    物語が進むうちに、よりダークに、よりヘビーに…と鬱々とした展開ばかりになっていきますが、最後にはそれぞれのキャラクターに出口が…?

    本編ルートの他、メイン学生各キャラにそれぞれルートが用意されており、このゲームを何度もプレイしていく中で、それぞれのキャラクターの持つ過去(トラウマ)、色んなキャラの関係性が見えてきます。

    サスペンス的な要素もあり、物語で起こった事件の原因や意味がストーリー後半でわかる等、読ませますが、初回ではなかなか理解し辛い部分も…

    プレイ後の自身の感想としては、キャラクター、bgmが素晴らしかったです。
    特にbgmは、物語の重要な部分(展開の切り替わり)で狙って流れているようで、何種類かあるのですが、寂しくもしっかりとメッセージを伝えるような歌声が胸に響きます。
    キャラクターですが、登場人物が多く、最初の印象からキャラクター像がかけ離れていくようなヤツもいますが笑)、それぞれに奥行がありキャラクター同士の掛け合いを楽しんで眺めていられます。
    自分好みのキャラクターが1人でも居れば、そのキャラのルートでより好きになれると思います。(実は本編よりこのキャラルートの方が鬱展開が多く重いストーリーになっています笑))

    …総じてプレイ時間が長かっただけに思い入れもあり、素晴らしい作品だとは思いますが、やはりストーリーに納得いかない部分やよくわからないまま終わってしまった…というような感触は拭えませんでした。
    この作品について細かく説明が載った?「服毒本」等も販売されているようなので、そちらを読むと理解出来る部分もあるのかもしれませんが…

    子供は「純粋」、大人は「悪」という軸もあり、抵抗感を感じる方もおられるかもしれませんし、人によってはハード(犯罪や薬、虐待等)なストーリー展開に拒否感を持ち最後までプレイ出来ない事も…?

    ただ、公式サイトを見ればわかるように、熱烈なファンもおり、ハマる方には涙を流すような感動や、自身の学生時代を考えさせられるゲームとなっています。
    公式サイトではこの作品の体験版や、図書室のネヴァジスタ登場キャラクターが出演する別ストーリーの作品も何点か無料でダウンロードする事ができます。
    息長く遊べるゲームです。
    ご興味を持たれた方、お気軽に…とは言えないですが笑)、ぜひゆっくりとネヴァジスタの世界に浸かって下さい。
    自身はこのゲームをプレイできて、とても楽しめましたのでオススメします。

  • 言葉で言い表せないほどの衝撃を受ける作品。同人ゲーだから、といってバカに出来ないということを痛感しました。登場人物ひとりひとりがとても魅力的で、その行動ひとつひとつに込められた意味の深さを知って、またキャラクターを好きになります。不器用で、でも一生懸命に生きる人間らしさがこのゲームには詰まってると思う。これから大人になる人、いつの間にか大人になっていた人にプレイしてもらいたい。

  • ネタバレあり





    プレイ開始直後の印象は、わあ、やっぱ同人ゲーだけあって絵が雑だなあー。
    その印象が一時間もしないうちに、あー駄目だーこのゲーム好きだーうわーうわーになって、のめり込むのはあっという間でした。
    一周目にできるメインルートの時点ですでに物語のトリコ。
    そこまでオチにびっくりするという感じではなく、ある程度きちんと伏線が張られたものが綺麗に回収されていく感じなのですが、それがいちいち快感で、しかも魅せ方がうまい!
    音楽のチョイスも素晴らしく、大事なところでぐっと感情を揺さぶるような音楽が流れるのが気持ちいいです。
    個別ルートはつらいつらいつらいつらいでも見たい、の連続で、終わった頃には各キャラにすっかり情が沸いていました。
    女性向け、といいつつBL的な要素はほぼなく、しっかりとした作りのサスペンスでした。登場人物が男性しかいないあたりはまあ女性向けなのでしょうが、男性がプレイしても十分面白いのではないでしょうか。

  • 言葉じゃ語り尽くせないくらい良かった。
    一周目終わらせて瞠くんに惚れ、個別ルートやってそのたびにそのキャラを好きになった。
    個別ルートを初めてやったときには結末に画面を3度見くらいして、本当にこの結末が正規エンドなんだろうかと凄い疑心暗鬼になりました。

    一周目はこのキャラ好きとかこのキャラあまり好きじゃないみたいなのもあったけど、終わってみると嫌いなキャラなんて一人もいない。特に幽霊棟の子たちはみんな愛しい。
    一人終わらせるごとに謎が明かされて、今まで読んでた部分も意味が変わって本当に全体が繋がってるんだと一周ごとに感じました。
    素晴らしい作品だと思う。

    あとエンディング19が開かないのもビックリしましたが、理由を聞いてなるほど、と納得しました。
    --------
    ED19や「島」については、前に京都で観光した寺社で聞いた「完成すると壊れてしまうので、敢えて一部未完成のままにした」という粋なエピソードに惚れて、真似してゲンを担いだ部分なので、「演出上の仕様」とさせて頂いております。(Twitter公式アカウント@tarhsより)
    --------

  • 感動しました!シナリオの完成度や音楽や絵全部好きで、エンディングにも涙目になってた>"<

全11件中 1 - 10件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

図書室のネヴァジスタを本棚に登録しているひと

ツイートする