- 本 ・映画
- / ISBN・EAN: 4547462078551
感想・レビュー・書評
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村上春樹のベストセラー小説を映画化。喪失感を抱えた青年と、ふたりの女性との日々
見どころ
世界中にファンを擁する小説を、「夏至」のトラン・アン・ユン監督が映画化。松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子の織り成す切ない青春劇が、透明感溢れる映像でつづられる。
ストーリー
高校時代に親友のキズキを自殺で失ったワタナベは、上京して孤独な大学生活を送っていた。そんなある日、キズキの恋人だった直子と再会して関係を深めるが、一夜を共にした直後に直子は消えてしまう。一方でワタナベはみずみずしい緑に出会い、惹かれるが…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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映像はとても美しい。が、キャストがなぁ、、。菊地凛子だと壊れる前の直子との対比がちょっとなぁ、、。 -
昔の大学生を感じる映画ではあるけど、ちょっと高尚なAVか官能小説かな?って感じた。
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2014.7.26
原作好きだから、映画いやだろうなーと思ったけど、一応見ておこうというかんじで見た。
いっしょにみてる人がセリフまわしやらストーリーやら気持ち悪くて見てるの辛そうだったので途中で見るのをやめた。まあ、小説読んだことなきゃ意味不明な映画でしょう。
映画単体の価値はない。
オマージュとしては、小説の良さを活かせていない。
どう扱っていいか分からない代物。
菊池凛子こわすぎる。
まつけん鼻でかすぎる。
水原希子、演技へたすぎる。
良かったのは、かけはなれすぎていて、小説のイメージが悪くならなかったことかな。 -
歌もいいし面白そう
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本は何回か読んだはずなのに、筋立てをすぐに忘れてしまう。印象だけが残っている。でも読んでいる間はもうずっと飽きないで読んでいられるところがすごいんだ、そこがすごいところだと勝手に位置づけていたのだけれども、この映画はそこが共通しているなあと観ながら思っていた。松山ケンイチ美しい。
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原作を知ってるから楽しめない、という部類の作品かと思ったら、それ以前に各シーンがぶつ切りにされすぎて何の事やらわからない話になっている。映像は美しいし、役者もひどいことはない。何が悪いとなれば、圧倒的に編集がひどいと言わざるを得ない。
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部分的にはいいところもあるとか、映像は綺麗とかの評判を聞いたので手に取ってみた。原作を読んだのは随分と前だけれど、村上春樹の中ではとても好きな作品だし、再読もしたように記憶しています。
自分の中にあった「ノルウェイの森」という作品とは全然違う物語がここにありました。主人公たちの台詞が断片的で、一つ一つのエピソードの繋がりに説得力が感じられませんでした。 -
実に酷い映画。
論じる気力も萎えるほどダメダメな作品。
BGMがダメすぎ、セリフ聞こえない。
俳優動きすぎ。とくに緑はなぜ常に歩き回る?
カメラも動きすぎ。落ち着かない。
脚本ダメすぎ。監督のひとりよがり?
意味のないスローモーション、意図不明のクローズアップに疲れる。
キズキの自殺シーンを描いちゃダメでしょ、主人公は現場にいなかったのだから。
逆に、バイト先の怪我とか、突撃隊のこととか、どうでもいいでしょ。描かなくても。特に、突撃隊を中途半端に描いたのは失敗。
逆に、この作品のもっとも重要な台詞が、思考が、完全に抜け落ちているでしょ。
それは、「死は生の対局にあるものではなく、生の中に内包されるものである」ということ。この、一番大事なテーマを、この監督はまったく理解していない。
良かったのは、レコード店店長の細野晴臣、大学教授の糸井重里。
菊池凛子も、追いつめられた演技はとてもよかった。
松山ケンイチには、主人公の虚無感が足りない。放浪して絶叫するシーンは良かったが。
最悪なのは緑。なんでこんなイヤな女に描くのだろう? これじゃ、主人公が直子と緑で迷った挙句に緑へ魅かれていく、というストーリーにまるで共感できない。
この映画は大失敗です。映画化しなければよかったのに。。。 -
本を読んでいたのでストーリーが分かっていたので見やすかったが、本を読んでいなかったらわかりにくい作品だったかもしれない。ただ、セリフの美しさと、映像の美しさがマッチしていて作品の空気感は原作の良さを損ねていなかったのがよかった。