COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2011年 11月号 [雑誌]
- 2011年9月24日発売
- Amazon.co.jp ・雑誌
感想・レビュー・書評
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社会起業のタネはいろんなところにあるんだね。世界をよくする仕事。マット・ディモンの水事業もすごい。
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アップルの神話に関する記事を読みました。アップルが、最初のパソコンメーカーではありません。また、マウス、GUIも、アップルが発明したものではメーカーでもありません。発明したのは、他の企業です。でも、その価値を理解できた企業だと信じられています。本当でしょうか。その時点では、マウス、GUIは、実用品ではありませんでした。マウスの寿命は、3週間しかありませんでした。つまり、実用品ではなかったのです。GUIも、同様です。アップルが、初めて、実用品にしたのです。
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チャリティ寄りの社会貢献をお仕事にしている方達の特集。ニーズをくみ取り、資金を集め、ものを作ったりする。私にはこれまでの実行力はないけれど、そういう方がいらっしゃるのだということを知ることができただけでも勉強になる。
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世界を変えるキッカケは、足元の石ころにある。
ただしイノベーションは研究室の中で生まれない。トロント大、ケヴィン・ダンバーの研究によれば、革新的なアイデアは、非公式なミーティングの場で生まれること多かったとある。本号の「世界をもっと良くする仕事」の「問題」は、現地に足を運び、肌で感じる事でしか見つける事は出来ない。ただし、その「解決策」を生み出す事は、ソーシャルネットワークが発達した今日であれば、容易だ。例えば南アの飢餓という問題に対して、北米の漁業関係者が、画期的な提案をする事だってありえない話ではない。
組織的なボランティアも含め、弱者救済、環境保全などの事業はビジネスである以上、持続可能なものでなければならない、またより良い活動となるべく、優秀なスタッフを集める必要があり、見合う報酬を用意する必要がある。弱者からの直接報酬である必要はないが、利益を産む仕組みを構築する事を、社会貢献の倫理観と混同し除外してはいけない。
記事の見出しは 「NODA,Who? 」もう一人俺の隣に座ってるぜ!? とか言ってみる。
新政権の船出は前途多難であることは明白である。また次政権へのブリッジでしかない。前任からの負債は重く、原発事故、復興、景気対策、医療補償、ねじれ、党内分裂、国民不信。自分がいないシーソーゲームの結果首相の座についた彼の心中は想像しえない。大ナタを振るうことを期待したいがせめて、マリオネットの糸を断ち切り、バトンを渡して貰いたい。政権交代前の民主党としての罪滅ぼしが彼に課せられた役目ではないか。官僚沼の利権泥にまみれてくねるドジョウにはなって欲しくない。 -
■マインド
1.人生とは、世界で最も必要とされていることと、自分が最も熱意を持っている事が交わる点を見つけることだ。
2.しばしば行動を起こすのは最善の立場にある人々ではなく燃え立つような義憤に駆られた世界中のシャープフやシャノンなのだ。
3.いまある姿でいかに楽しむか:義足のランナー -
世界を「もっと良くする」仕事、がテーマの今月号。貧困層への融資サービス、「KIVA」のマイクロファイナンスの記事が興味深かった。
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M.グラッドウェルによる「イノベーションという”神話”」が面白かった。スティーブ・ジョブズとレーザプリンタを発明したゲーリー・スタークウェザーという二人の天才の物語。クリエイティビティの管理人という話は、「日本コンピュータの黎明―富士通・池田敏雄の生と死」にも出てきたな。
あと、元Amazonで今エコビジネスに取り組んでいるウォーレン・アダムズの話で、アダムズが立ち上げた(98年にAmazonに買収された)SNSプラネット・オールの一部がレコメンデーション機能につながったとか。 -
スーパーナニーの記事が面白い。
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2011/09/25購入