現代農業増刊 季刊地域第7号 2011年 11月号 [雑誌]

制作 : 農文協 
  • 農山漁村文化協会
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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (130ページ)
  • / ISBN・EAN: 4910034761111

感想・レビュー・書評

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  • 農村では小水力発電や太陽光発電等の小規模分散型の発電形態をとり、今後の電力供給の一端を担うことができるかもしれない。
    それは、原子力発電を大規模集約型の発電形態とすれば、対をなす存在である。
    特集で「いまこそ農村力発電」という企画を組んだのも、電力供給形態転換後の農村への期待からだろう。

    「わが家のエネルギー自給作戦」の記事では、岩手県の葛巻町江刈川集落で太陽光発電、オンドル床暖房を家では取り入れ、「森のそば屋」で水車を導入している事例の紹介があった。
    先の東日本大震災では、現在の一極集中型の電力供給はストップした。
    太陽光発電があったおかげで、電力を自前でまかなう事が可能であり、電力を使わない床暖房のおかげで家を温かい状態で保てたと。
    「森のそば屋」では、水車で粉を挽き、そばを作れるためしばらくは食べ物にも困らない。

    電力会社からの送電がストップすると何もできなくなる。
    電力供給に関与することが出来ないためだ。
    今、電力が0で生きていくことはほぼ不可能だろう。
    それなのに生きていくのに必要な電力を巨大な社会システムの中に押し込み、自分で関与できないものにしてしまっている。
    東日本大震災では、電力が供給されない事態に陥った。
    最低限の生活を維持するために、自身で電力をまかなえる体制を整えておくことが必要なのかもしれない。

    大規模な電力を必要とする企業には発電所による大規模発電が必要だろうが、個人の生活ではそれぞれが電力を生産することである程度まかなえるようになっていく必要があると感じている。

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