あの頃映画 「エンドレス・ワルツ」 [DVD]

監督 : 若松孝二 
出演 : 広田玲央名  町田町蔵(町田康)  相楽晴子  佐野史郎  室田日出男  古尾谷雅人  灰野敬二 
  • SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D) (2012年1月24日発売)
4.10
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感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105063488

感想・レビュー・書評

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  • 町田町蔵(町田康)主演。伝説の天才的サックス・プレイヤー阿部薫を演じている。阿部薫はよく知らないが、見ているうちに「これは名キャスティングだな」と思った。あと、時代の空気をレンズを通して再現しようとしているのが面白かった。三島事件を題材にした作品が公開され、今年中に中上健次の『千年の愉楽』も同じ監督によって映画化されるらしい。これは見てみたい。

  • 阿部薫

  • 私は20台なので「町田町蔵」、「鈴木いづみ」「阿部薫」全てリアルタイムではないですが本当にたのしめます。
    あたり前の恋をうまくゆかせられない芸術家たちのラブストーリーでした。まちぞー!!
    (スタッフ:♀:20代)

  • 1995年 日本
    監督:若松孝二
    原作:稲葉真弓『エンドレス・ワルツ』
    音楽:吉田有信
    出演:広田玲央名/町田町蔵/相楽晴子/佐野史郎/古尾谷雅人/灰野敬二

    昨年(2012)10月に事故で急逝された若松監督の特集上映を早稲田松竹でやってまして、なんとか町田町蔵めあてで「エンドレス・ワルツ」だけ見て来ました。

    ストーリーは実在のカップル、ジャズの天才サックス奏者:阿部薫(1978年29歳で薬物死)と、女優(ヌードモデルも)で作家の鈴木いづみ(1986年36歳で首吊り自殺)の実話をベースに、破天荒でキチガイじみているけれど純粋な二人の天才の出会いから死までを描き出します。

    とにかく主演二人がはまり役。広田玲央名のエロさったらないし、町蔵は彼女に惚れぬきながらも暴力をふるい、感性のおもむくままに生きた天才の狂気がまるで本人そのままで、もはや演技にみえない。ランボーやセリーヌ、アルトーを朗読するあたりは、作家:町田康とも重なりました。実際の阿部薫とも交流のあった灰野敬二が本人役で出演しているのもマニアには垂涎もの。後半は不失者としても演奏シーンもあり。

    阿部薫のライブシーンはもちろん、他の音楽も良かったです。メインで使われていたアメージンググレイスのブルースハープバージョンみたいなのも良かった。
    (2013.02.01)

  • 私が経験したことのない時代でした。

  • 女優ののち作家に転身した鈴木いづみとサックスプレイヤー阿部薫の二人を描いたラブストーリー。町田康さんが出ていると知って鑑賞。彼の目力がすごい。鈴木いづみさんが足の小指を切り落としてしまうシーンのお茶目な狂気…こんな恋愛が存在していたことが奇跡だと思いました。

  • 2013年3月21日(木)、鑑賞。

  • 鈍器でぶん殴られる系。

    誰かを愛するってすごくしんどくてでも堪らなく幸せで、なんていうか、嘔吐しながらも飲んでしまう酒みたいなもんなんでしょう。

  • 伝説的サックス奏者・阿部薫
    その破天荒な表現活動とは裏腹に
    家庭では封建的かつ嫉妬深い男だったらしい
    要するに子供ってことなんだろうが
    彼の音はまさしく幼児的享楽世界そのものだ
    酔った勢いで足の指を切り落としてしまうような女に惚れるのも
    なんとなくわかる
    それで結局、エンターテイナーではありえなかったということか
    学生運動の時代が終わると同時に、彼の魂もまた脱け殻のようになり…

    若き日の町田康(町田町蔵)が主演男優をやっている
    その時のことを書いたエッセイが、たしか
    「へらへらぼっちゃん」に入っていたはず

  • いつの間にDVD化!長年待ったかいがあった。
    阿部薫役の町田康、鈴木いづみ役の広田レオナ、両方ハマり役!当時の2人を知るよしもないけど、本当にこんな雰囲気だったのかなぁと思わせる。

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著者プロフィール

 1936年宮城県湧谷町生まれ。17歳の時に家出をし上京。菓子職人、新聞配達、土方、クラブのボーイ、ヤクザ、エキストラ……といくつもの職を転々とし、テレビ映画の助監督を経て1963年『甘い罠』で映画監督デビュー。同作品は低予算ながらも圧倒的な迫力のある映像でピンク映画としては異例の集客力をみせた。氏は「ピンク映画の黒澤明」などと形容されヒット作を量産する。人間の根源的な要素であるエロスと暴力をテーマに据えた衝撃的な作風や、強度を持った豪快な演出、意表を付く設定などが特徴。
 さらに、連合赤軍をテーマにした作品『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2007)は、2007年8月の湯布院映画祭にて「特別試写作品」として上映。同年10月には、第20回東京国際映画祭にて「日本映画・ある視点作品賞」を受賞した。
 2008年2月に開催された第58回ベルリン国際映画祭においても同作品は最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)と国際芸術映画評論連盟賞(CICAE賞)を受賞。その他、各国の映画祭で映画賞を総なめにし、毎日映画コンクールで監督賞、日本映画評論家大賞で作品賞を受賞し、日本アカデミー賞以外の権威ある賞はほぼ総なめにした。
 さらに、今回上映の『キャタピラー』では主演の寺島しのぶがベルリン国際映画祭で最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞。

「2011年 『新時代の希望を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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