塀の中の中学校 [DVD]

監督 : 清弘誠 
出演 : オダギリジョー  渡辺謙  大滝秀治  すまけい  千原せいじ 
  • TCエンタテインメント (2012年2月9日発売)
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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571390724068

感想・レビュー・書評

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  • この作品は2010年春にテレビ放映されたドラマのDVD化された物。
    長野県松本市の刑務所に併設された公立中学校の分校。全国の刑務所より義務教育の未終了の受刑者を集めて中学校の卒業資格を与え、更生への手がかりにして貰おうと言う趣旨で一年間の教育が始まったが・・・・。
    家庭環境等々の問題で教育を受けられない、受けなかった人々がこの学校での授業を受け続ける事により人間として成長して行く様子が淡々と描かれて行く。勿論脱落して行く者も現れるが、真剣に学業に向かう姿は心打つ物が有る。テレビ放送も見たが改めて見直して心晴れやかな気持ちになった。

  • なんとも表せないとても凄く好きなヒューマンドラマ(になるのか?)だった。大滝秀治がね、とても素晴らしかった。

    おじいちゃんがぎこちない文字で一生懸命読み書きを勉強する姿には涙が出そうになるよ。
    「何かを考え、まとめ、人前で発表することは、はじめてだ」みたいなセリフがあり、「教育を受ける」ということは新鮮で、楽しく、同時に緊張する体験である、というのを感じた。

    字を読むことが出来ないから子供に絵本も読んでやれない。
    自分の本名でさえ書き順が分からない。
    6歳、7歳の子供が受けるのではなく、そんな受刑者の義務教育。
    「よみかきそろばん」って簡単に言うけど、義務教育の9年間で私達はどれだけ恩恵を受けていたのか、と思い知らされるような内容だった。

    犯罪者に対してここまでやる必要があるのか。
    人権、道徳、様々なテーマが絡みあうテーマですが、これは見ていて損は無いし、とても素晴らしいドラマでした。

  • 2014.4.12
    オダギリジョーを始め配役、脚本なにもかもよい

  • 実話 なんだそうだけど・・・
    受刑者 の中学校。 松本市立旭町中学校桐分校

    漢字などが読めなくて バカにされてしまった。
    そこで 怒って 殺人した 渡辺謙。
    そんな生徒が 5名。年齢が かなりの開きがある。
    大滝秀治 すまけい 千原せいじ 渡辺謙 染谷将太。

    染谷将太の女形 が あでやかで色っぽい。

    そこに 教師として オダギリジョー。
    なぜ 受刑者に 教育が必要かわからない。
    オダギリジョーは罪も憎むが人も憎む と言うスタンスなのだ。

    カメラマンになりたいが 賞には残りながらも
    結局は おちてしまう。
    理由は 『ハナがない』と 編集長にいわれる。

    オダギリジョーは自分の才能がないことを理解し
    いっぱい飲んで 二日酔い。
    その日の1時間目は 生徒たちの発表会だった。
    生徒たちに 飲んで遅刻したことを なじられる。
    生徒たちに 暴力を振るわれそうになるが…

    オダギリジョーは 教師に専念し
    生徒たちも 熱心に まなぶ。
    渡辺謙は 息子が 大学院に行き そして 博士となり
    大学の先生になっていることをよろこぶ。
    そして 宮沢賢治の 本 『よだかの星』 を差し入れしてもらう。

    渡辺謙は よだかの星が読めるようになり
    息子に それを読んであげる。

    千原せいじが 飛び降り自殺しようとする が
    オダギリジョーが ザルで受け止めようとする。
    それで 千原せいじが 改心したりする。

    このドラマの最後の大滝秀治の挨拶のシーンが
    とてもよかった。
    学ぶことで 更生することの意味を知ることになる。
    オダギリジョーは ぬるい系のキャラ が似合っているのだね。

  • 長野県松本市にある「松本少年刑務所」の所内には、義務教育を終えていない受刑者のための公立中学校「旭町中学校桐分校」がある。

    各地方の受刑者から、年齢も、罪状もさまざまな5人が中学校に入学することとなった。

    最年長の大滝秀治から最年少の染谷将太まで、いい役者揃い。
    千原せいじが唯一心配の種だったが、素で演じられそうな性格の役で、変に嫌味なく観ることができた。
    オダギリジョーは序盤、じぶんの仕事に疑問をいだき、カメラマンになりたい夢を捨てきれないことから、受刑者に対して冷たく、見下すように振舞うが、彼らのまっすぐで真剣な姿勢に、次第に心がほどけていく。
    そして渡辺謙。骨太で黙して語らずな姿勢が涙を誘う。
    さすがの貫禄を感じずにはいられなかった。

    実在する刑務所の中の中学校。
    それぞれの過去やサイドストーリーが作れそうなほど、しっかりとした設定があるなかで、刑務所の中の姿しか映像として語られないところが想像をかきたてて良いなあと思った。

  • 長野県の刑務所の中に実際にある、公立中学校の物語。
    全国各地の受刑者のうち、義務教育課程を修了していない人たちが、1年間刑務作業を免れて中学レベルのお勉強をします。

    皆がある程度の刑期を経ているので、人によっては心から後悔して自分を無価値な人間だと思っている。
    けれど、どんな人間だって美味しいものを食べれば体が喜ぶし、文字が読めるようになったり計算ができるようになれば純粋に嬉しい。
    そこで改めて生きる楽しみを知り、命を奪ってしまった罪の重さを実感していきます。

    本当の意味での更生のような。
    だからといって受刑者たちを変に美化することなく、ご都合主義にならないところもまた良かった。

  • なにやら切ない。

  • 手堅く丁寧に作られた刑務所ものドラマの佳作。ドラマとしての盛り上がりには欠けるものの、ドラマチックな展開や女性キャラを排除した説得力ある脚本に惹かれる。渡辺謙、すまけい、大滝秀治らベテラン俳優陣の熟達した演技はもとより、薄味な存在感でまわりの演者の引き立て役に撤した主演のオダギリジョー、若いながら好演光る染谷将太、拙くも味がある千原せいじなど、隙の無い適材適所な配役は申し分無し。

  • 人間やる気があれば何度でも蘇生は出来ます!

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