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- / ISBN・EAN: 4988135893383
感想・レビュー・書評
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一言で言えば、一切救いがない。
見る前と見た後の虚無感がすごい
他人事のように捉えられがちだけど
ここまできたらもう自分の身の回りと置き換えてしまうけど
本当に救いがなさ過ぎる。辛い。
色んな意味で忘れられない映画詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歴史と思想と程遠い少年達の屈託のない笑顔が常に心を締め付け、観終わって茫然となった。
鎧を着た騎士が冒険に出るがいつも悪い王子に邪魔される。
手を握りあって二人は冒険に出たのですね。 -
最後の、握り合った手が、いまだに脳裏に焼き付いています。
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柵のむこうの世界。
子供の純粋に仲良くなりたいという思い。
柵越しに育まれる友情。
仲良くなればなる程に、観ていて苦しくなりました。
何故仲良くしてはいけないの?
彼と僕の違いは何?と。
同じ人間なのに、物としてしか扱われない非常理な世界。
戦争の残した爪痕。
観終わった時、ナチスの残した爪痕の残虐性を改めて感じました。
ナチスについて多くの作品がありますが、子供目線で描かれる世界は、純粋で汚れがなく。
人として大切な事を教わった気がしました。 -
残り少ない2010年。
その中でナンバーワン。
号泣に号泣。
いろいろな事をいつまでも考えさせる
余韻が続いている。 -
原作未読。ホロコーストを題材にしていますが、直接的な暴力描写は殆どなく、内容も纏まっていて観やすい。幅広い層に観て感じてほしいという思いが伝わってくる。
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衝撃。
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ナチスのホロコーストというだけで、大体着地点が想定出来るのに、何度も映画やお芝居で描かれるのは人を惹きつけて止まない人間の悲喜劇性が際立つ題材だからでしょうか。
この作品は、最後まで徹底して魅せ切りました。
あまり過剰に笑顔を見せない透明感のある少年の表情が美しい。無垢でなんのイデオロギーも無いまっすぐな瞳に第三帝国の暗部はどう映ったのか。
ただ、個人的には英語じゃなくてドイツ語で演じて欲しかったなぁ。ブチ切れる将校恐くて震えがくる~。 -
ヒトラー時代のドイツの様子を、ドイツ軍将校の息子ブルーノと
ユダヤ人のシュムールという8歳の2人の少年の視点から描き出した良作。
高校時代は世界史を学んでいたが、実際どのようなことが行われていたのかあまり意識してこなかった。
この映画を見て改めてヒトラー時代に、ユダヤ人に対してどのような行為を行っていたか痛感した。
是非、多くの人に見てほしい映画。