あらすじ読んで気になって観たんだけど...
正直初めから終わりまで混乱しぱなっしだった
設定も、世界観もちょっと私の頭では理解しきれないところが多かったかな
あと倫理観と人間の尊厳について人によっては見てて気分が悪くなる映画だと思った
あらすじからタイムワープものかと思ったら、ループもので
しかも自分が自身の時間を繰り返すのかと思ったら、他人の時間を繰り返すの!?と、しょっぱなから混乱した
頑張って観続けても、仕組みは脳と電子と量子力学と???もう何が何だか意味わからん!ってなった(のでその辺は考えることを放棄した)
しかも他人の記憶の中だけど、自由に動き回れて、彼が行かなかった場所、見てなかったものが見え、人との会話も成立するから仮想空間かと思えば違うっぽかったし(多分。そういうバーチャル/SFの世界は詳しくないから分からん)
最後に、あーパラレルワールドだったの?とはなったけど
設定に混乱する一方で、
早々にコルターが電車の中では別人で、現実ではどこに居るのかも分からず混乱してるのを見て
繰り返される8分間と死とで、途中でコルターが精神崩壊起こしたらどうなるんだろうなーとか考えたらちょっとぞっとしたよね
あと、倫理観と尊厳について考えるとすごく気持ち悪くなった
あのプログラムの責任者がマッドサイエンティストに思えて仕方なかった
少数の犠牲で多くの命が救えるならどうするか、っていう問題はいろんなところで提起されてるとは思うけど
国のため、多くの命のためと、自分の意思とは関係なしにプログラムに使われるって本当にどうなの? 隊士なら皆が皆命を捧げられると思うなよ あの責任者の方言には本当に吐き気がした
あとコルターの体の保存のされ方ね 脳だけかと思ってたけど、体もあって、軽く安心したら明らかケースのサイズが小さくて、もしかしてって思ったらマジで半身ないし、脳も半分むき出しだしで、本当に、吐き気がした
いや、いろんなところで献体とかで遺体が今と未来を生きてく人々のために使われてるのはわかってるけど
分かってるけど、理解はできなかった
あとショーンの脳は?って思った どうやって彼の記憶と繋がってんのかが未だに謎 彼の最後の記憶は既に電子化されてるとかそういうことなの??
そしてあの最後は要らなかった!
(8分間繰り返す合間に見えた映像という伏線回収という意味で必要だったのかもしれないけど)
皆が笑顔で、最後の1秒まで生き抜いて、自分の体(脳?思考?)を勝手にされることなく死ねるのかと思いきや、他人の体でパラレルワールドを生きていくわけでしょ?
あとショーンの魂はどうなったの!?って感じ あの世界では彼はいつどこで体を乗っ取られたんだろう...
どちらの世界でもシカゴの街と人々は救われたけど、ハッピーエンドとは思えないかな