辛らつな意見を言いますと、ごめんなさい。映画としては、個人的には、ですが、全然、おもんなかった、、、ダメやった、、、俺には、この作品の良さ、わからへんかった、、、という感じです。すまんす。って感じ。
ストーリーはまあ、陳腐だし、オズの魔法使い?ウィズ、とかいう、エメラルド・シティに住んでいた人も、その正体なーんやそら、というオチだったし、映画のそこかしこに挟まるミュージカルも、なんだか、全然グッとこなかったし。
凄く有名な俳優のかたとかも出演してはったみたいだし、シュープリームスのダイアナ・ロスが主役だし、で、監督は、あの「12人の怒れる男」「狼たちの午後」の、シドニー・ルメットでしょ?凄いじゃん。ラインナップ。「狼たちの午後」のアル・パチーノ、カッコよかったよなあ、、、
でも、ゴメンナサイ、ほんとゴメン。この映画の、映画としての面白さ、、、全然分からんかった。ゴメン。
で、この映画に対する興味と感謝、それはもうね、
①マイケル・ジャクソンが出演している。
②この映画がきっかけで、マイケルと、プロデューサー、クインシー・ジョーンズの黄金タッグが生まれることとなった!らしい!
③マイケルは、憧れの女性であったであろう、ダイアナ・ロスと競演したことで、本当にもう、天にも昇らんばかりに嬉しかったんだろうなあ~。と想像しちゃう。
というところ、なのです。めっちゃ、映画の本質と外れた、邪道な楽しみ方なのです、、、ごめんなさい、シドニー・ルメット監督、、、
いやあでも、この映画。映画史的に、どこまで重要かどうかは、ホンマわかりませんが
ポップ・ミュージック史的には、超絶重要。世界遺産、国宝、宇宙モノリス的ポジションだと思うのです。
だって、本当に、この映画がなければ、クインシー・ジョーンズが音楽監督を務めたこの映画がなければ、
マイケル・ジャクソンとクインシー・ジョーンズは、出会わなかったかもしれない。
或いは、結局はその後の人生で二人は出会っていただろうが、その出会いは大幅に遅れていた。
かも、かも、しれないのです。
そうなると、そうなるとですよ。
オフ・ザ・ウォール
スリラー
バッド
と連なる、ポップ・ミュージック史上あまりに重要な、マイケル・ジャクソンという存在を、究極の高みに押し上げることになった、あの作品群が、この世に生まれなかった、、、?かもしれない?という事実が、ありえるわけです。。この映画が、なかったならば。
いやあ、運命って、凄いですね。そういう意味で、僕はこの映画に、限りなき感謝を捧げるのです。これって、邪道な映画の楽しみ方なのでしょうが、、、いやでも、こんな感想で、すみません。