ドゥ・ザ・ライト・シング [DVD]

監督 : スパイク・リー 
出演 : ダニー・アイエロ  オジー・デイヴィス  ルビー・ディー  リチャード・エドソン 
  • ジェネオン・ユニバーサル (2012年5月9日発売)
3.42
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レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102059682

感想・レビュー・書評

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  •  Do The Right(正義≠権利) Thing 

    '90年日本公開。スパイク・リー32歳、異色問題作にして「傑作」。LA/NY 批評家協会賞受賞。
    子供心に――東京 オリンピック('64)で アベベ・ビキラ が マラソン 2連覇。★1
    メキシコ・オリンピック('68) 100m ジム・ハインズ(9"95)、幅跳びで ボブ・ビーモン が驚天動地の 8m90cm!“宇宙遊泳”と興奮していた――。
    陸上・男子 200m の表彰台上、国旗掲揚の最中 アメリカ の黒人選手 トミー・スミス(金)と ジョン・カーロス(銅)が黒手袋を嵌めた拳を掲げた。
    ――寂しそうに俯きながら・・・しかし、その夜突き挙げられた拳の エネルギー は翌年に立つ人類より先に月へ到達していたっけ。★2
    当時 ジョン・F・ケネディ 葬儀の衛星中継以来の衝撃を受け、放課後学校の朝礼台の上に立って無邪気に“ブラックパワー!”って真似してたっけ。_ _)。oO

    高校時代「倫理社会」で Martin Luther King, Jr., 牧師と Malcolm X 、そして授業の脱線 ネタ ―― モハメド・アリ の顎を割った ケン・ノートン が出演した『マンディンゴ('75)』の衝撃は ハンパ ナカッタ!
    『カラーパープル('86)』『ミシシッピー・バーニング('89)』の頃には隔世の感――
    カール・ルイス(9"86)、マイク・タイソン、NBA―マジック・ジョンソン、マイケル・ジョーダン に Run-D.M.C♪
    Hip Hop♪Rap♪気分でシャンテ・シネ1へ

    ・・・
    Public Enemy♪Fight the Power('88)♪と アジテイト な Popping Dance! (New School-Golden Age Hip Hop♪)

    兎に角、今年一番の「クソ 暑い!」ブルックリン・ベッド・スタイ の一日が DJ の”Wake up!” の声で明け、身も蓋もない決して リアル では無いが ギリギリ 本音の ヘイト & レイシズム スケッチ がスタイリッシュ に炸裂する。

    ”Ma,Ma,Ma・・・Ma・・・Ma,Malcolm X ― Ma,Ma,Ma・・・Ma,Martin・・・Ma,Martin Luther King” マ、マジスカ?!ガツン!と 一撃!

    機関銃の如く飛び交う F×××!スラング オン・パレード!―― レイシズム・ヘイトスピーチ の弾丸・地雷を躱しながら・・・

    ♪Fight the Power♪が誘発する・・・
    ついに臨界点を超え暴発する カタストロフィー!―― ワッツ 暴動('65 8月11日)が過ぎった。
    紛れもない「傑作」を前に笑い転げていた私は ハッ! 我に返ったっけ。ゴメンナサイ!

    Fight the Power「権力と闘え!」と Do The Right Thing が虚しい。

    陽はまた昇り「クソ 暑い!」一日に”Wake up!「目醒めよ!」” の声は届くのか?
    無論 End Roll は Martin Luther King, Jr., 牧師と Malcolm X の演説 Script と 2人並んだ笑顔の スナップ
    Dedicates the movie to the families of
    Eleanor Bumpurs,
    Michael Griffith,
    Arthur Miller,
    Edmund Perry,
    Yvonne Smallwood
    and Michael Stewart.
    ――警官に無意味に殺された 6人の家族に捧ぐ。
    ・・・

    African-American ニュー・シネマ (勝手に命名)の金字塔。ハワード・ビーチ 事件('86 12月)が元だと聞くが、時代は――
    ロドニー・キング・リンチ 事件('91 3月 3日)の13日後の 16日 ラターシャ・ハーリンズ 射殺事件――。
    その間に『ニュー・ジャック・シティ('91 3月 8日)』の公開に衝撃を受け『ジャングル・フィ-バ-('91)』を観た頃には ロス 暴動('92年 4月末- 5月頭)、その年に『マルコム X('92)』――”Wake up!「目醒めよ!」” の声は届かない。φ(ー。ー)y―~~

    ★ 1 「公民権法('64)」が成立し、翌年 Malcolm X が暗殺('65 2月21日)。
    ★ 2 Martin Luther King, Jr., 牧師が暗殺('68 4月 4日)。前年 カシアス・クレイ― モハメド・アリ ('64-) が ベトナム 戦争徴兵拒否で懲役 5年、罰金 1万ドル の判決後 ヘビー 級世界 チャンピオン と ボクシング・ライセンス をも剥奪された。

  • 一見平和に過ごしていたはずだったのに、ちょっとの衝撃で文化的なすれ違い、不満、苛立ちが爆発する

  • 正義は1つじゃないし、わかり合うのは難しい。「正しさ」はわかってるとして、じゃあ貴方はどうしますか?という話

  • 人種差別が理解出来ない身からするとなぜ争うのか不思議でならない。現代でもなお人種差別はなくならない。アメリカは狂ってる。

  • 人種差別をテーマにした映画を撮り続けているスパイク・リー氏による若き日の作品。ちょっと説教臭い感もあるが、今見ても十分面白い。

  • 途中まで「日常を描く系」の映画なのかなぁと思ったら、最後に衝撃的な展開があり、びっくり。実在の事件をモデルにしているそうですが、ロス暴動ではないそうだ。

    ただ黒人たちが憎悪の矛先を向けるのはイタリア系移民や韓国系移民だったりするわけで、マイノリティ同士が争うことの不毛さにげんなり。そういえば「ウェストサイド物語」もマイノリティ同士の抗争でした。マイノリティ民族の対立を煽ることが、白人が既得権益を守るための戦略だったのではないか、と思ってみたり。

  • プリンスと旧知の仲であったスパイク・リーの出世作。ようやく見た。

    今となっては、多少古さを感じるが、この問題は今も同じなんだろうな。

  • ブルックリンの人種問題を描いているけど、特に黒人に対してメッセージ性が強いように思える。虐げられているから憎しみと暴力があるのか、憎しみと暴力があるから虐げられるのか、というのは人種問題における鶏と卵のようなものだと思うが、スパイク・リーとしてはこんなことやっててもダメだ、考え方変えなきゃダメだって同胞にメッセージを送っているように思える。そもそも日本人には知識の乏しい黒人問題であり、かなりの前提知識が出てくるのでノリとかをネイティヴレベルで理解するのは正直できないが、特に黒人にとって共感できるものなのではないかと思う。ちなみにオバマが今の奥さんと初めてデートで観た映画らしい。それにしてもアイビーの学園ものとか観た後だったりすると正反対の世界だし、アメリカって本当にオンリーワンの多様な国だと思う。

  • 今里の焼肉屋のマスターいちおしの一本。なんとも言えん後味。。悲しくて観てる者を突き放すような結末。差別にお涙ちょうだいとかそんなもんじゃなくて、むしろ差別されてきたのに、同じことを他の人種にしてたら何も成長してへんやないか、ってことを訴えてるのかなと思う。ピザ屋のパパがあまりにも不憫でした

  • ファッキンの含有量がめちゃくちゃ多い映画で5秒に一回ファッキンて言ってて面白かった。自分の事を嫌う人を嫌っていたら何も変わりませんよ、歩寄って 気持ちを伝えて、行ったり来たり殴ったり叫んだりしても知性を使って愛を伝えて、そこからやっと少しづつ 変化するものですよ。って映画でした。

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