夏物語 [DVD]

監督 : エリック・ロメール 
出演 : メルヴィル・プポー  アマンダ・ラングレ  グウェナエル・シモン  オーレリア・ノラン 
制作 : エリック・ロメール  フィリップ・エデル  マルガレート・メネゴス 
  • 紀伊國屋書店 (2012年3月23日発売)
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215062152

感想・レビュー・書評

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  • 顔がいいなと思ってたらなんだこの軽薄野郎は
    わけのわからない話をするし存在の確認できない彼女がいるからと言っているのに二人と距離を縮めていくし
    なのに彼女が帰ってきたらそっちにも行くし
    挙句何も告げずに去っていくのか

    なんなんだ、バカンスだからなのかただのモテ期なのか

  • アマンダ・ラングレのだらしない水着姿が、意外とブルターニュの白い砂浜とマッチして良い。遠浅で水深の浅い砂浜を主人公と本来の彼女が歩いており、突然彼女が激怒して、先に行ってしまうところとか、ロングショットが効いている。登場する若い女子が入れ替わり立ち替わりに現れては消えていくシナリオも、ロメール様が軽やかに采配していて、うなる。

    船上のアコーディオンがいいね。

    【ストーリー】
    数学の修士号を取得したガスパール(メルヴィル・プポー)はひとり、バカンスでディナールにやってきた。彼はクレープ専門店でウェイトレスをしているマルゴ(アマンダ・ラングレ)と友達になる。彼女は人類学の博士課程で、ブルターニュの民族音楽を調査しながら、休みのあいだ叔母の店で働いている。恋人は考古学者で、海外にいるという。

    彼は実はミュージシャン志望なものだから、彼女の民族音楽の調査などについて行って友情を深める。ガスパールは恋人レナ(オーレリア・ノラン)と落ち合ってウェッサン島に旅行するはずが、連絡のないまま約束の日から一週間経っても彼女は現れないのだ。ガスパールはマルゴにそそのかされてソレーヌ(グウェナエル・シモン)と親しくなり、サン・マロに住む彼女の叔父(アラン・ガラ)夫婦の家にも泊まる。ただし、彼女は会ったばかりの男とすぐには寝ないという。

    彼はソレーヌと一緒にウェッサン島に行く約束をする。そこへ突然帰ってきたレナが彼の前に姿を現す。するとガスパールは今度はレナとウェッサン島に行くことに決める。ところが、レナは泊めてもらってる従兄弟(フランク・カボ)と出かける用があるから、今はウェッサン島に行けないと言い出す。彼はそれならソレーヌと行くまでだと考え、事情を“友達“のマルゴに打ち明け、怒られる。

    ソレーヌはガスパールにレナと自分とどっちを選ぶのかを迫る。彼はその場のはずみでソレーヌとウェッサン島に行くと言ってしまった。ソレーヌからの電話を待っていたガスパールに、レナが電話してきて、従兄弟との話は断れたから、あなたの言うとおりウェッサン島に行こうという。

    さらにソレーヌからも電話がある。どちらの女にも一緒に旅行に行くと言ってしまったガスパール、そこに前から欲しかった録音機材が格安で手にはいるという電話がある。これを買うならば旅行には行けない。ガスパールはここぞ幸いとばかりに、女たちとの約束をキャンセルした。

    ラロッシェルに向かう彼を、マルゴが見送りにきた。今度は二人で“友達“同志ウェッサン島に行こうと提案する彼に、マルゴは九月には恋人が帰ってくるからダメよと告げた。

    ヌーヴェルヴァーグの理念をもっとも忠実に守りながら、小さな製作規模で独特の道徳劇的な映画を発表し続ける巨匠エリック・ロメールのコメディ連作“四季のコント集“第三作。1989年の「春のソナタ」、1991年の「冬物語」のあとシリーズを一旦休止して「木と市長の文化会館」「パリのランデヴー」を製作したため、本作が5年ぶりのシリーズ復帰となる。脚本もロメール。

    製作のフランソワーズ・エチュガレー、撮影のディアーヌ・バラティエ、編集のメアリー・スティーヴンはいずれも「木と市長の文化会館」「パリのランデヴー」にも参加した若手女性スタッフ。録音のパスカル・リビエも「春のソナタ」以来の常連。音楽として実際に使用されるのは劇中歌2曲で、一曲はフィリップ・エデル、もう一曲はセバスチャン・エルムスなる変名によるロメール本人の作詞・作曲。

    出演は「おせっかいな天使」「エリザ」の新人メルヴィル・プポー、「海辺のポーリーヌ」から12年ぶりのロメール作品復帰となるアマンダ・ラングレ、新人グウェナエル・シモン、本作が日本初登場となるオーレリア・ノラン、それに映画作家のアラン・ガラなど。ロケ地はブルターニュ地方のディナール、サン・マロなどの海浜リゾート地。1996年度カンヌ国際映画祭「ある視点」部門クロージング上映作品。

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