アナザー プラネット [DVD]

監督 : マイク・ケイヒル 
出演 : ブリット・マーリング  ウィリアム・メイポーザー  ロビン・ロード・テイラー 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
3.38
  • (13)
  • (22)
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  • (10)
  • (3)
本棚登録 : 152
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142874726

感想・レビュー・書評

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  • 低予算でSFを描くという意味で新しい視点。

  • とても良いSF(すこし不思議な)映画だ。
    人生はいつなにが起こるかわからない。
    天国にいるような気分になったり地獄に突然落とされたりする。その時、どうするか。どう生きていくか。
    結局は自分の決断を頼りに生きていくしかないんだよね。


    清掃員のおじさんのベッドに寄り添うシーンがとても
    印象的だった。ニット帽とパーカーが似合うなあ。

  • この地球と瓜二つの地球が空に現れたら…。そして全く同じ人間が住んでいたら…。
    奇抜なアイデアに惹かれました。
    海岸から観た 空に浮かぶ地球。とてもきれいな映像でした。

    この映画は、美しい映像もさることながら、
    突然 愛する者を失った大学教授と、彼に許しを乞う女性の 心の葛藤を描いた佳作です。

    順風満帆な17歳の少女ローダが人身事故の加害者となりお先真っ暗になります。
    その事故で身重の妻と息子を亡くした大学教授ジョンも自暴自棄な人生を歩みます。
    4年後、出所したローダは、謝罪しようと被害者遺族の夫ジョンの元へ出向きますが、
    臆病風に吹かれ、清掃会社のスタッフだと偽り、誤魔化してしまいます。
    その後、清掃会社のスタッフとして、ジョンの家へ通い、身の回りを世話することで、
    罪を償おうとするうちに、交流を深め、互いに情愛が芽生えてしまいます。
    身分を隠して甲斐甲斐しく働く姿は、まるで 雪女か鶴の恩返しのようでした。

    この作品は、自分を許しつつも現実と向き合い、他人そして人生に対して真摯に生きること
    を伝えていますが、瓜二つの地球の結末や、ハッピーエンドでもバッドエンドでもない展開に、
    どのように収斂させるのかなぁと見守っていたら、あっと驚く結末が待っていました。
    むふ~。なるほど、一種の考えオチね。。。
    もうひとつの地球は自分自身を見詰めることを暗喩していたのでしょう。

  • ローダの幼いころからの夢である“宇宙”、
    彼女が見上げるたびに現実を忘れられる“避難所”、
    彼女が精神的に立ち直る“救済”

    という3つの視点を、

    Edに近づくほどにはっきりと浮かび上がるもう一つの地球をとして巧みに具現化する手腕は本当に素晴らしい。

    ただ一人生き残った男性に、家族を奪ってしまった自分の過ちを言い出せないまま、掃除ヘルパーとして名を偽って働くローダ。

    罪悪感と喪失感、加害者と被害者、互いに愛し合うほどにひかれあっても、埋めきれない溝の大きさに、思わず涙がこぼれる。

    次第に惑星同士が引かれあうにつれ、満月とともに昼も夜も空にうっすらと浮かび上がるもうひとつの美しい地球の姿。

    同じだけれども同じではない、近いけれども一つではない、どんなに近づいても重なることはできない…

    そんな二つの地球の姿と、二人の姿は、どこまでも似て見える。

    パラレルワールドという設定を通して、人間の営みを深部まで描いて見せたこの作品は、まさに次世代のSF。

    監督はマイク・ケイヒル(Mike Cahill)。

    いや、ほんとに、最後の展開に泣きですよ。
    救われた。まじでカタルシスがあってよかった。

  • 設定はSFだけど、内容的にはあんまりSFって感じの作品ではない。

    かなり内省的な映画だと思う。
    ラストが唐突なのでビックリするけど、作中の色々なエピソードがどれも伏線に思えてきて鑑賞後が一番盛り上がる珍しい作品。

    私はハッピーエンド派。

  • 順風満帆だった主人公はもうひとつの地球に
    気をとられて事故を起こし
    幼い男の子と妊婦を殺してしまって
    4年間刑務所に入る

    家族を奪われた男性の元へ謝罪をしに行ったつもりが
    掃除婦を装おって交流を深めてしまう

    予想とは全然違う話運びに
    これじゃない感もありながら
    面白くないわけじゃないけどなんか退屈だった
    SFよりヒューマンドラマ重点!

    最後のは向こうでは
    家族は死んでないって解釈がいいけど
    どうなのだろか( ´・_・`)

  • もう一つの地球があらわれて。
    この一言で凄い想像力が湧く。

  • 内容もよく知らずに題名に惹かれて、見てみました。すると、ある意味予想してた結末・内容と違うのに驚きました。
    私には、その結末や展開の方が意外すぎて(Another Planetでの描写がほとんど無かったから)、この作品から受け取れるメッセージにはあまり気づきませんでした。しかし主人公が、自動車運転過失致死のために刑務所入ることがきっかけで、人生がとても窮屈で生き辛くなってる様が描かれていたので、人の命を奪うこと・法律を犯すことの代償を少しばかり垣間見れた気がします。
    ラストは、結局どう物事が進んでいったのかを多く語らず、もどかしさを感じました。しかし、その後がどうなったのか想像せずにはいられない所が、よりこの映画の印象を深く強くしていると思います。

  • もうひとつの地球。もうひとりの私。ブリット・マーリングが美しいです。なんとも評価しがたい映画です。なにかメッセージ性を感じますが何がいいたいのか?でもじっと見てしまうのは不思議

  • 綺麗な映画だと思う

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