LOVE

アーティスト : FoZZtone 
  • SPACE SHOWER MUSIC (2012年4月10日発売)
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4580371350165

感想・レビュー・書評

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  • 土曜深夜注文、2012-05/07(月)到着。

    奇しくもこの日はFoZZtone二作めとなる限定オーダーメイド・アルバム(OMA2)
    『from the INNER KINGOM』の申し込み開始日だった。

    表題曲『LOVE』が図抜けているのは視聴段階で確信していたが、ほかは未知数という段階。
    なかでも購入前段階でサビが裏声らしいという話をつたえ聞いた『TOUGH』は、
    メロディ自体の疾走感はものすごく自分好みだっただけに期待半分・不安半分という心もちだった。
    もちろんCD1周したらそんな杞憂は全部ブッ飛び、CDまるごとドップリメロメロ状態に。

    LOVE→TOUGHの流れはすばらしい黄金律で、LOVEの力強い手拍子がそのままTOUGHのノリノリのギターリフに連結する。
    その後のGAME、これもまた位置感がすごくいい。
    LOVE・TOUGHでクライマックスに立ったテンションがうまい具合に固着されて、blow by blowで自然解凍するようになっている。

    どちらも自己肯定の曲なんだけど、微風のように相手を受容するJポップライクな「君は君のままでいいよ」的肯定ではなく、
    FoZZが指向する「気高く生きる」こと、その誇りと苦みをきちんと追認するような賛歌になってる。

    LOVEでは繰り返し"君"への愛が告げられるが、
    この君というのは顔の浮かぶ特定の「キミ」に向けた愛の告白ではもちろんなくて、「大文字の君」を指すんだろう。
    つまりLOVEが伝えるのは顔の見えないたくさんの「君」、「あなたたち」への愛なのだ。なんと壮大なラブソングだろう。
    「キミを守る」という愛の詩は同時に、「キミ」に選ばれなかったものたちに注がれぬ愛を宣告する、断絶の詩でもあった。
    その「キミ」からこぼれおちてしまった孤独な人たちに、『LOVE』の詩とメロディは、とても力強く優しく響く。

    それからステップを踏むんだダーリン、の、ステップというのがいい。
    足を進めるんだ、とか歩き続けるんだ、とかの百万倍美しい。
    もがきながらも生き続けることをステップと言い換える優雅さ、このウィットこそFoZZの「気高く生きる」ということだと思う。
    気高さとは優雅な言い換えのこと。
    とにかく"Daring"の言葉が出てからのblow by blowの盛り上がりはすさまじい。


    かつてのFoZZには、中途半端な理解者なんかをつっぱねるような、"こちらとそちら"の断絶を感じさせるソリッドな響きがどこかにあった。
    前作『NEW WORLD』でその辺りにケリをつけたのか、『LOVE』では明確にこちら側へ穏やかな視線を注いでいる。
    もともとすごくセンスフルなバンドだったけど、『NEW WORLD』以降のFoZZそっからさらに一歩踏み込んで、
    このバンドを応援したくなるような唯一性、カリスマ性のようなものを手に入れたと思う。

    次盤でも進化を期待させてくれる。
    最高の5曲だった。

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    "新世界はデッドヒート 俺はダイナソー"

    "ステップを踏むんだdarling, ステップを踏むんだdarling..."

  • どんどん変化していってて面白い。

  • 色とりどりで、中身がギッシリと詰まった全5曲のミニアルバム。
    FoZZtoneがどんなバンドかわかる一枚。
    めまぐるしく展開して飽きさせない。
    日本語と英語が入り交じった歌詞は言い回しが独特で個性的。
    1曲目の『LOVE』は、エネルギーに満ちた力強い歌で、名曲だと思う。
    一聴の価値あり。

  • 前向きさに心が洗われる。
    格好良いしいうことなし!

  • インスト曲も含め、スピード感というか前のめり感のある曲が多くてGood!
    blow by blowみたいな曲をサラッと最後にもってくるあたりが、このバンドのセンスの高さを感じるわー。みずみずしいリフは、一度聴いたら離れられない。

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