バレエDVDコレクション 12号 (シルヴィア) [分冊百科] (DVD付)

  • デアゴスティーニ・ジャパン
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  • / ISBN・EAN: 4910221820324

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  • ノイマイヤー振付け、2005年のパリ・オペラ座バスティーユ公演の『シルヴィア』。オレリー・デュポン(シルヴィア)、マニュエル・ルグリ(アミンタ)、ニコラ・ル=リッシュ(アムールなど)、マリ=アニエス・ジロー(ディアナ)、ジョゼ・マルティネス(エンディミオン)等。

    もうなんか美術とか衣裳とかって言うか絵面が凄い格好良い。三パート(一幕と二幕一場と二幕二場)それぞれの対称的な見栄え、ギリシア的な野山と言うか森と言うか生命的な自然と、人工的な美しさが研澄まされた夜会と、神話的と言うより物凄く人間的な最早神話の森ではなく人々の住む街角のような只の並木道のような場所という、それぞれの場所はそれぞれに美しい。
    振付けて言うか体の使い方て言うか動きが、まあよどみなく流れるようで、身体的な強さ・誇らしさを表現していて、ギリシア感がありかつ現代感があって格好良い。
    一幕。
    ディアナとシルヴィアの並びが凄く良い、単にマリとオレリーが美女だっていうだけじゃなくて二人それぞれの見栄えや雰囲気と二人が並んだ時のそれとがディアナとシルヴィアっていう冴え渡る月のように凛々しく美しい狩猟の処女神とそのニンフていうキャラクタの表現として凄く良い。ディアナのソロは、彼女がエンディミオンという少年を己の半身のように分身のように愛していた、そして今尚愛している、ていう感じがもうたまらない。あとセーターを着ることがこんなに美しく可能なんだって吃驚した。
    二幕二場。神話の世界に生きていた少年と妖精が死すべきものの世界に人間として生み落とされて、随分時間が経ったっていう場面、マニュエルの人間として結構な年になったけど生れは神話界ですけどっていう感じ、依然神々の世界に半身ぶっ刺さってますけどっていう感じ、もうどうしたらいいかわからない、生身の現世の人間が神話的存在者としての説得力をこんなに持つってどういうことなの。

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