9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係 [Kindle]
- PHP研究所 (2004年1月6日発売)


- Amazon.co.jp ・電子書籍 (296ページ)
感想・レビュー・書評
-
性格診断みたいな本。行動心理学に近いものがあって理論的で分かりやすい。本当に9つに分けられるのかはともかく、そうである前提で読み進めると結構面白い。本書でも書かれているように、思い込みは良くないので「こうかもしれない」くらいで受け止めるといいかと。漫画とか小説を書く人なら、キャラクター作りに役立つんじゃないだろうか。
ちなみに個人的には「けっこう当たってるなぁ…」と思いました(小並感)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あやしい。
二千年前から、、えっ?あやしい。
あやしさが爆発している。
しかしながら、「これ自分そのままじゃん」と思えるパターンがあるからどうにも見過ごせない。
深入りはできないが、学べたところはしっかりと活かしていきたい。
-
自分はこれかなと思い当たるタイプはあった。
自分のタイプではないタイプの欠点については、とても納得する記述がされており、自分のタイプの欠点にあまり納得できないのは、認めたくないという心理が働いているのかも。
5章は、苦手な同僚上司への対応に試してみたい。 -
昔少し読んだような気もするが、こういうタイプの本を久々に読もうと手に取った。でも歳をとったせいか、自分の性格や弱点をある程度つかんでおり、若い頃に読んだ時のような発見や新鮮さは感じられなかった。
-
エニアグラムは、約2000年前にアフガニスタンで基礎が築かれ、イスラム世界に受け入れられた。特にイスラム教の神秘主義のスーフィー派で重視される。
エニアグラムは、人間は本質的(生来的)に9つのタイプに分類し、そして各タイプの数は均等になる。
エニアグラムは、カール・ユングの主張し「人間には、生まれつき備わっている無意識レベルのパターンやイメージがあり、それは生後の個人の体験より、個々の性格に強い作業を及ぼす」という、集合的無意識の主張と共通する部分がある。
エニアグラムの重要なテーマに、各タイプが思い込んでいる「囚われ」という概念がある。「囚われ」は人の悪い傾向を強める原動力になる。例えば、タイプ1であれば「完全」という「囚われ」を持ち、「完全」を追い求めすぎるあまり悩みや苦しみを増幅させる傾向がある。
この「囚われ」を自覚し、コントロールすることで、怒りや悩みを克服し各タイプの美徳を活用したよりよい人生を送れるようになる、そうだ。
自分とまわりの人を診断したが、各タイプの特徴がその人の本質を非常に捉えていて驚いた。タイプ毎の特徴やアドバイスは非常に参考になった。 -
目的 自分のエニアグラムを知る
感想 客観的に性格が解説されていて納得した
自分の行動 他のエニアグラムも理解を深める
-
エニアグラムについて、分かりやすく説明している本。
エニアグラムについては以前から聞いたことがあったが、表面的知識しかなかった。
今回、この本を読んで理解が深まり、
より興味が湧いた。 -
人間は生まれてから9つのタイプに分類することができる。
自分はタイプ2であった。
自己を理解してうまくコントロールすることで
仕事やプライベート、人間関係など、人生が豊かになっていく。
そして長所と短所は紙一重であるが
どういう状況だったら自分がストレスを感じ
自分のパフォーマンスが下がるのか
何が「囚われ」なのかを知ることでエネルギーを効率よくつかうことができる。
そんな中で、タイプ2で他者から必要とされることに意義を感じる。
なので他者依存的になりやすく、他者に一喜一憂することがある。
他者に合わせることによって自分を見失いがちであるが、
「私は独特だ」という独自性の強い誇りをもつことで
自分のありのままの良さによる他社からの承認願望をもつことができる。
自分の感情に素直になることが大事。
▶︎
自分の欲求に素直になるために、細かく自問自答することが大事である。
タイプ2は、感受性と共感性に富んでいる。
そこに独特であろうとする志向を備えることによって
ありのままの感情を巧みに他者と共有することができる。
自分は能力の高い人間を瞬時に見分け、その人に尽くすことで承認欲求が満たされる。
ただ他者によって左右されやすいのがデメリットなので
独特であろうという意識を持つといい。 -
とてもよくできていたと思う。
就活の自己分析のタイミングで読んでみだが、とても助かるものだった。
完璧に当てはまるものはないかもしれないが、自分がどう言った性格を持つのかを知るきっかけにはなると思う。 -
人間はたった9つのタイプで分類できてしまうのは疑心暗鬼だったが、読み進めていくうちに納得してしまった。
自分はタイプ1で完璧主義で完璧主義なあまり失敗しそうに少しでも思えるものにはむしろやる気が全然出なかったのもその通りだった。
他のタイプについてもさらっとしか読んではないが大体思い浮かぶ人がいた。
この本を読んで一番よかったのは、他人がこれだけそもそものタイプが違うのだと知ったことで気持ちが楽になったこと。自分にとって到底受け入れられない考え方をする人がいると、それを受け入れそれない自分に対しても責めてしまうことがあったが、タイプが違うからなんだというある意味諦めることができ、その上でうまく付き合っていきたいと思えるようになった。
ただ自分のタイプを知って実際に活用するまで落とし込むのは時間が必要だなと思った。
著者プロフィール
鈴木秀子の作品






この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。





