働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書) [Kindle]

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  • PHP研究所
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感想・レビュー・書評

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  • この本自体はとても興味深く読んだが、結局のところ、「キャリアをデザインする」とは、何をすることなのかが、よく分からない。キャリアデザイン、あるいはキャリアデベロップメントに関する本を何冊か読んでみたけれども、私の中では、まだ、それらは曖昧模糊としたもののままだ。
    自分が職業生活の中で、あるいは、人生の中で何をやりたいのかを考えること、少しでもそういった方向に向かえるように努力をすること。キャリアデザインとはそういうものという気がするが、なんだか当たり前すぎて、わざわざ深く考えるようなものなのか、という気がするのだろう。

  • キャリアについて、関連する研究結果をもとに、金井先生なりの考えが書かれています。
    特に印象的だったメッセージは、以下の2点です(そして、本書の骨格にもなっています)
    ・人の成長は螺旋階段である
    ・節目はデザインすれば、後はドリフト(流される)でもよい

    ビジネス書などで言われているようなこともありますが、論拠があって、非常に信頼して読めます。
    また、ところどころにセルフチェックの問いも設けられているので、自身の振り返りにも活用できます。

    何かしらのきっかけで「キャリア」を考える方にはオススメの一冊です。

  • 最近のキャリア・トランデイション・モデル
    ①キャリアの方向感覚を持つ
    ②自覚的なキャリア選択
    ③アクションを繰り返す
    ④ドリフトも偶然も楽しむ

  • 自分のキャリアを考える上で、良い本であると感じました。
    この本は網羅的に書かれているので、自分が必要であると感じる箇所を摘んで読む事が効果的です!
    参考文献も豊富なので、必要がある時には、読むつもりです。

    さて、これからどうしよう、と思った時に。

  • キャリアデザイン論の名著とされている本で上司に勧められて読んだ。
    面白いが繰り返し読まないと内容を忘れてしまいそうである。

  • 正月に読むべき本だった。中年での夢、節目とドリフトなど、読むべきところが沢山。読み返したい。

  • キャリアについて、数々の研究者の論説も紹介しつつ、キャリアをデザインするための基盤となる考え方について論じている一冊。

    やや学術的な内容を含み、いわゆる「分かりやすさ」を求める場合には向かないかもしれないが、ネットで得られるような情報とは一線を画す内容。

    仕事や働くことについて突き詰めると、結局は「どう生きたいか」に繋がる。
    ヤングやミドル、あるいは出産や育児を考慮する女性など、すべての社会人にオススメの良書。

  • 自分のキャリアを見直すためのよいきっかけ、指標になった。
    エクセサイズやチャートもありよかった。
    「節目などではキャリアを見直し、その他の時期はドリフトでOK(逆に考えすぎても前に進めなくなるから)」という内容にちょっと安心した。

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著者プロフィール

神戸大学大学院経営学研究科教授

「2012年 『実践知 エキスパートの知性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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