人生 気のせい 人のせい ツチヤ教授、代々木駅前の精神科医と語る [Kindle]

  • PHP研究所
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感想・レビュー・書評

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  • 哲学者・土屋教授と精神科医・三浦医師がユーモアあふれる丁々発止を繰り広げつつ、ほどよく生きることの大切さを語った本。

    真面目すぎれば窮屈になります。ユーモアと余裕をもって"よい加減"で楽しく生きることが大事なのだと、本書は教えてくれます。

  • アンリミテッドにて読了。すぐに笑えて寝る前の読書に最適でお薦め。哲学者ツチヤ教授と、精神医との対話。このせい進化の医者については知らなかったが、この手の本ではツチヤよりも先駆的らしい。ネットで調べたら専門書(医学書)もかいているまともな先生。ツチヤ教授もまともな哲学者らしいが、同じようなお気楽キャラで面白かった。ちなみにツチヤよりも20歳も年上らしい。

    ハイライトしたが、アンリミテッドのハイライトは最近短くされているので何が何だか分からなくなる。とにかく下記コピペ:

    2
    黄色のハイライト | 位置: 302
    とにかく患者はいい加減なところが足りない人が


    黄色のハイライト | 位置: 907
    欠点があるのは当たり前です。それを素直に認めるところから教育は出発しないと、建前だけの教育になってしまう。根本になる人間観に問題があるような気がするんです。人間は基本的に完璧だとか、欠点はすべてなくすことができるとか、教師や親は子どもの模範にならなくてはいけないとか。そういうところを、もう一度考え直した方がいいと思うん

  • 仲良しの毒舌合戦。面白かった。悩むのがアホらしくなる。

  • 東京出張の帰りの飛行機で読む。
    ツチヤ師と三浦氏の対談。「良い加減に好きなことをやれ」がテーマ。二人が似ているということなので,三浦氏の本も読んでみよう。

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著者プロフィール

1944年岡山県玉野市生まれ。玉野市立宇野幼稚園、宇野小学校、宇野中学校と、とんとん拍子に宇野地区きっての名門校を進み、中学2年生のとき岡山市立丸の内中学校に転校。岡山操山高校を経て、官僚を目指して東京大学文科一類に入学。2年後、方針転換して文学部哲学科に進学して大学院博士課程中退。東大助手を務めた後、お茶の水女子大学に着任。35年にわたって哲学を教え、現在、お茶の水女子大学名誉教授。 哲学のかたわら、五十歳のときユーモアエッセイ集『われ笑う、ゆえにわれあり』(文春文庫)を出版したのを皮切りに、『妻と罰』『ツチヤの貧格』(文春文庫)、『ツチヤ学部長の弁明』(講談社文庫)など多数のユーモアエッセイ集と、『ツチヤ教授の哲学講義』『ツチヤ教授の哲学入門――なぜ人間は八本足か』(文春文庫)など少数の哲学書を発表、いずれも好評のうちに絶賛在庫中。他に『幸・不幸の分かれ道――考え違いとユーモア』(東京書籍)、『われ悩む、ゆえにわれあり―― ツチヤ教授の人生相談』(PHP)などを矢継ぎ早に発表し、在庫に花を添えている。週刊文春とPHPに連載中。

「2013年 『哲学者にならない方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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