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感想・レビュー・書評
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実家の近くのブックオフで100円になってて、興味本位で買った。告発っぽい本はバイアスがかかってる感じがして鵜呑みにしないが、ちょいちょい「そうでしょうね」と思う点はあった。全員ではないと思うが、「国益のため」ではなく「省益のため」に動いている人たちは少なくなさそう。この点は国連にも同じことが言える(私は国連の一機関で働いてる)。権限争議の話が出てくるが、これも国連と同じ。よくOne UNと言うが、各国際機関は自組織の領域を守ることに注力し過ぎて、職員も何のために働いているかを見失いがちになる。入った当初の志のようなものは年月を経て変化するし、気を付けないとすぐ「役人化」する。あと「守られすぎの人を守るべきでない」という考え方は同感。財源が限られているなら尚更。
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