永遠の僕たち コレクターズ・エディション [DVD]

監督 : ガス・ヴァン・サント 
出演 : ヘンリー・ホッパー  ミワ・ワシコウスカ  加瀬亮 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2012年4月24日発売)
3.90
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感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462081254

感想・レビュー・書評

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  • 余命3カ月の女の子、両親を亡くし、自分も臨死体験をした、人の葬式に行く死に取りつかれた少年。すでに死んでいる日本兵ヒロシ。

    この3人が死について向き合っていく。

    死への向き合い方がかなしくなくていい。
    映画の透明感がとてもいい。

    彼の中で彼女はねむることはない。Restless

  • 両親にお別れを出来なかった主人公が、三ヶ月間をかけて大切な人とお別れをする物語なのかなと。
    お葬式に潜り込んでいたのはお別れの疑似体験というか、他人の姿を見てお別れする気持ちを知りたいというか、そう言う気持ちからだったのかなあ。

    後、アメリカ人にとって日本人の持つ命感へのイメージが綺麗過ぎて申し訳ない気持ち。

  • 3分間の死を体験した男の子と余命数ヶ月の女の子の可愛く切なくちょっと皮肉れた物語
    特攻隊カゼカミとなって死んだ幽霊の青年ヒロシが見守る、観る者をやさしくさせる二人

    ストーリー:8.5  盛り上がり:7  テンポ:9  緻密さ:7.5
    映像:9     音楽:9     満足感:8.5

    画も音楽も穏やか美しく、とても落ち着いて観れる

  • とっても美しい。
    子どもだった男の子と、いなくなる女の子の話。

  • 重いテーマを扱いながらも、主演2人の瑞々しい演技と、ところどころでユーモアを交えた味のある脚本で、じっくりと鑑賞できる爽やかな作品だと思います。

    他人の葬式を覗くなど、積極的に死に近づいていく主人公が、余命わずかの少女と出会い恋に落ちることで、死に対する恐れを持ち、それを乗り越えていく姿を描いています。作品全体を通して死が描かれており、死との付き合い方、もしくは受け入れ方がメインテーマと言えるでしょうか。

    主演2人は、透明感のある俳優で本作の役柄にぴったり。また、主人公と、加瀬亮演じる特攻隊員の日本兵の幽霊の会話が軽妙で、作品の雰囲気を明るくしてくれています。この日本兵の幽霊役、作中ではなかなか重要な役どころで、鑑賞後の爽やかな後味にかなり貢献しています。

    個人的には、イーノックとアナベルが、道路に寝てチョークを引くシーンが、とても美しく印象的で心に残りました。

  • 原題:Restless
    (2011/91min/Gus Van Sant/アメリカ)

    二人が最強にかわいいくて、その、撮り方もすごくよかったです。二人が冗談言い合ってるところ、ただの純愛映画なら、何バカップルしてんの!って思うところも、死 というものが隣り合わせなので、きゅんきゅんしつつ、なんだかじんわりするわけです。

    イーノックの、i love youの台詞を言うタイミングが好きです。一回あそこではぐらかしといての、だからなおさら。

    重いテーマなのに、前向きになれて、綺麗です。

  • 交通事故によって両親を失い、臨死体験をした少年イーノック(ヘンリー・ホッパー)のただ一人の友人は、彼だけにしか見えない死の世界から来た青年ヒロシ(加瀬亮)だけであった。他人の葬式に参列するのが日常的なイーノックは、ある日、病によって余命いくばくもない少女アナベル(ミア・ワシコウスカ)と出会う。(シネマトゥデイ)

    フランス映画かと思うような、時間の流れがキレイで、雰囲気の良い映画でした。ヘンリー・ホッパーがとても美しい。彫刻みたい。冷酷も心細げも笑顔も似合う。残り時間を大事に過ごすことが、残されたものを癒す。最後のイーノックの笑顔が本当にそれを表していました。ヒロシの存在もとってもよかった。ステキでした。

  • 加瀬亮が素晴らしい!

  • ことこと、映画が始まった瞬間に、あ、すきな映画になるだろうなって思った。
    あまりにも映像が美しかったので。
    あまりにも美しいものだから、雰囲気映画だったりするのかも?と少し不安になるくらいに、しばらくは物語よりも、顔や洋服や本、部屋、場所、音に引き込まれてしまった。
    ラストが、とにかくとてもすきでした。
    にやり。
    ヒロシの存在が、いつのまにか、とてもなじんだものになっていたから不思議。
    この映画の中にヒロシが存在すること、そしてそれがいつの間にかとても自然になっていること、洋装したヒロシのたたずまい、オジギ、セップク、彼の存在の強さは、映画を観終わった後にはっと気づく。
    生の幸せを毎朝唄う美しい鳥。
    とても大切な映画でした

  • なんだかすごく綺麗な映画だった
    とにかく主人公の女の子が
    ほんとにほんとに綺麗で可愛かった
    ストーリーは単純だったけど
    だからこそ
    ストーリー性があって嬉しい奇跡が起こる映画よりも
    静かに胸に響くんだと思う
    そんな映画だった
    加瀬亮もすごく素敵だった

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