- Amazon.co.jp ・電子書籍 (208ページ)
感想・レビュー・書評
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ソフトバンク新書のレベルはKindle個人出版レベルと変わらないこと示す本。構成さんがいるだろうからか、章立てはまとも。
カウンセラーを名乗りながらも、どちらかというと自分の経験談がほとんど。プロの意見というよりは、素人考えに感じやすいのはその点。
例えば、『職場の嫌なヤツは嫌うのではなく役立ててナンボ』の項では、役立て方が載ってるのではなく、役立てたほうが得程度の内容。しかも実例が、「嫌ってた先輩が後から目をかけてくれた」など、他力で何の参考にもならない。
会社にとってはフリーライダーを勧めるような部分もある。心を壊さない、自分の健康が一番であるのは言うまでもないのだが、それにしたって守るべき一線はあるだろうと。本当にツラい、困っている人向けというよりは、給料泥棒気味の人の心の支えとなる本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまり内容がなかった。
心が折れそうなときにこのような内容のない本を読むと、逆に心が折れてしまうと思う。 -
最近、仕事で失敗をして落ち込んでいたが、どうのように生きればよいのか、どのようなアクションを起こせばいいのか、参考になった。
うつ病で苦しんだ著者の、それほど頑張らなくていいんだ、途中で投げ出せばいいんだ、という記述が、僕の今の気持ちにフィットした。
自分を高めないと生き残れないと説くビジネス本が多い中、病で倒れるよりも、仕事を投げ出す方がマシなのだ、という主張は異色だと思う。
リストラにされないようにするにはどうするのか、自身の体験を踏まえた話には説得力がある。
ただ、うつ病の症状や、それをどう乗り越えたかの記載は少ない。
うつ病について、もう少し突っ込んでほしかった。