天使にラブ・ソングを… [Blu-ray]

監督 : エミール・アルドリーノ 
出演 : ウーピー・ゴールドバーグ  マギー・スミス  ハーベイ・カイテル  キャシー・ナジミー  ウェンディ・マッケナ 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
4.30
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本棚登録 : 124
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241713612

感想・レビュー・書評

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  • これ、完璧ですね。見事です。
    良心的ハリウッド映画として、ある意味理想的。

    1992年の映画なのですね。2016年の今から振り返ると、24年前!うはあ、ビックリするなあ。
    でも、全く色褪せてませんね。今でも、こうして直ぐに、ネットで買おうと思ったらすぐ購入できる。
    そして、この映画を語る人がいる。
    ウーピー・ゴールドバーグ、という女優の存在を、決定づけた一作であると思われる。

    この映画、アメリカという国で育った人は、本当に身近なものとして、楽しさを感じられるのでしょうね。
    キリスト教徒の、尼僧修道院の雰囲気。実生活での、それらの存在の近さ、リアルさ。
    尼僧のかたがたのグループが、カジノをみんなで訪れる、という雰囲気の違和感を、コメディーとして「ホンマに」おもろいと感じられるリアル感。
    そういう感じ、「本当に身近なもの。自らの実生活の場に、繋がっているもの」
    として感じられれば、本当にもっと、この映画を楽しめるのだろうなあ。
    そんな事を考えると、ちょっと、日本に住む自分の限界を感じてしまって残念です。

    この映画ほどのクオリティで、日本を舞台にして、お寺?になるのかな?を舞台で、リアリティを追及して映画を作れば、もっとこう、自分としては、すっごい親近感がわいたのかなあ?どうかなあ?とか思う次第ですが、生活の雰囲気の違いは、もうどうしようもないですものね。「真にその雰囲気を感じられる」という意味では、自分は、洋画より、邦画を好きになってしまうのだよなあ。って、これは全然関係ないことなのですが。

    いやしかし、全く持って、ある意味、理想のコメディー映画です。
    予定調和、と言ったら悪い意味合いになる感じもするのですが、
    本当に、起承転結完璧で、素晴らしい。
    「こういうタイプ」の映画の、一種のひな型を完成させた映画ではないでしょうかね?

    メリー・ウェルズの「マイ・ガイ」
    リトル・ペギー・マーチの「アイ・ウィル・フォロー・ヒム」
    という、珠玉のラブソングが、大好きな異性へ対する思いを表現するだけでなく、
    「神」という存在に対する素晴らしいラブソングでもある、という発想。
    素晴らしいラブソングとは、ある意味、宗教的でもあるのだなあ、ということを知ることができた。
    そういう面でも、素敵な映画なのです。

    ギャング?のボス的存在を演じているのが、ハーヴェイ・カイテル!ってとこも、いやあ、良いですね。
    ハーヴェイ・カイテル、好きなんです。
    あと、ウェンディ・マッケナ。恋するしかない。めっちゃキュート。可愛すぎるなあ。

    あ、あと、序盤の方の、シスター3人が訪れるヤンチャな雰囲気のバーでですね、
    「あんた、絶対フレディ・マーキュリーっぽさ狙ってるっしょ!」って雰囲気の、短髪・口髭マッチョガイがいたのもツボ。
    ああ、これが80年代後半~90年代前半の、時代の雰囲気だったんやろうなあ。

  • ハリーポッターのマクゴナガル先生だっんだ
    再見
    色々と矛盾も感じるが、まぁコメディだから
    マフィアのボスの人殺し現場を目撃した主人公
    裁判までの隠れ家として選ばれたのが修道院
    聖歌隊立て直しと閉鎖的な協会改革に巻き込まれていく
    やっぱり歌のシーンがイイ

  • 90分程度でサラッと観せる作りなのか、もう少し深く描写して欲しい、歌をシッカリ聴かせて欲しい、という消化不良感が残る。
    でも、サブキャストがチャーミングで、楽しめた♪

  • もう五〇回見てるんじゃないかと思う大好きな映画、小学生の時に初めて音を意識した作品だと思う。

  • ラスベガスのショーガールが聖歌隊を立て直す物語
    作中の歌が素晴らしい

  • 1992年公開。

    場末のクラブ歌手・デロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)は、愛人でもあるマフィアのボスが裏切者の子分を殺害する現場を目撃したため、命を狙われることに。そんな彼女を警察は保護。ところが、身柄を隠すために用意された場所は、厳格なカトリック系の修道院だった。
    窮屈な規律と僧服にデロリスの我慢は限界。しかし、ド下手くそな聖歌隊の指導を任されるようになってから、彼女も周囲も少しずつ変わっていって――……。

    高校生の頃から大好きな映画。ウーピーが、そして尼僧役のおばあちゃん達がとにかくチャーミングでかっこいい!

    全く異質なもの同士が徐々に打ち解け、互いに影響し合っていくのって、すごく素敵だなあ。
    一方通行じゃないのよ。「互いに」がミソ。
    例えば引っ込み思案で自信が持てずにいたメアリー・ロバートは、その殻を破るきっかけをデロリスから教わったけど、デロリスもまたメアリー・ロバートによって与えられている。信頼とか親愛とかそういう掛けがえのないものを。
    (この2人と云えば、逮捕されるヴィンスに向かって「一言言いたい」と言うデロリスに、メアリー・ロバートが「メアリー・クラレンス!」と一声掛けることで、デロリスから「Bless you.」って言葉が引き出される場面がすごい好き……伝われ……。)

    この先何度でも観たいので、Blu-ray購入しました。2も絶対買う。

  • まあまあ

  • ミストで沈んだ気分の口直しに、明るいやつを。

    痛快でしかも心が温かくなる名作でした。
    デロリス(メアリー?)の破天荒さが窮屈な修道院を変えていく。そして、彼女自身もシスターたちの誠実さに感化されて成長していく。
    コメディタッチだけど、異なる価値観が出会い、反発して化合して最後は止揚する良質なヒューマンドラマでもあった。

    展開に多少の突っ込みどころはあるものの、そんなことは野暮だと言い切れるくらいにテンポよく楽しく鑑賞出来た。
    中でもコンサートシーンは拍手したくなるほど熱狂した。
    ウーピー・ゴールドバーグは圧巻の一言。まだ修道院に入る前、スタートの歌姫としてのライブシーンからもう圧倒されてしまった。

  • [1992年アメリカ映画、TV録画鑑賞]

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