暗殺の森 [DVD]

監督 : ベルナルド・ベルトルッチ 
出演 : ジャン=ルイ・トランティニャン  ステファニア・サンドレッリ  ドミニク・サンダ  ガストーネ・モスキン  ピエール・クレマンティ 
制作 : アルベルト・モラヴィア  ベルナルド・ベルトルッチ 
  • 紀伊國屋書店 (2012年6月22日発売)
3.76
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本棚登録 : 162
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215076609

感想・レビュー・書評

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  • 息をのむほど、きれいな映像。忍び寄るファシズムの重苦しい時代、映像の光と影が交錯する。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「息をのむほど、きれいな映像。」
      刹那的な美しさに、人の執着を超えた何かが現れている感じ(←記憶のイメージです)。
      「暗殺のオペラ」の抑えた...
      「息をのむほど、きれいな映像。」
      刹那的な美しさに、人の執着を超えた何かが現れている感じ(←記憶のイメージです)。
      「暗殺のオペラ」の抑えた陰鬱な感じも忘れ難いです。。。
      2013/07/04
  • 鮮烈な映像体験。
    美しすぎる。
    かっこよすぎる。

    50年も前の作品だとは。
    まったく色あせない。

  • 2005年 視聴

  • ★★★★★it was amazing
    『暗殺の森』 ベルナルド・ベルトルッチ監督
    Il conformista

    サスペンス&芸術的な映像

    少年時代、同性愛の青年を射殺してしまったトラウマ
    正常な人間への憧れがファシズムへと走らせる

    スパイ、暗殺などもありますが、純文学っぽい
    感じで地味なストーリーにも感じるけど
    ベルトルッチ&撮影ヴィットリオ・ストラーロの映像美
    計算された芸術的なフレーミング&色使い、
    ストーリーと絵画が絡みあうように流れていくよう

    ドミニク・サンダ&ステファニア・サンドレッリdance
    &エンディング曲”Come L'ombra”
    https://youtu.be/7GmjdQVruZg

    参考 http://www.geocities.jp/pstr_man/conformistFR.htm

  • 幼い頃のトラウマと決別すべくファシストとなった主人公が、反ファシズムを掲げる恩師の暗殺を命じられるという内容。

    エンディングでの主人公の悲鳴にも似た叫びが痛々しかったです。主人公が「正常な人間」に固執する姿から、当時の世論のマイノリティへの厳しい抑圧がひしひしと伝わりました。遠ざかっていく行列と取り残された主人公は、「正常」と「非正常」の隔絶をあらわしているようで面白い。

    ドラマチックな展開こそありませんが、アイディア溢れたユニークな演出がとても面白かったです。
    盲目の友人、精神患者の父親、無数の白いシーツ、寝台列車、鏡、中華料理屋、などなど、印象的なモチーフがたくさん。

  • 邦題の「暗殺の森」っていったいどういう意味なんだろう・・と当惑しながら見ていたのですが(だって、いつまで経っても暗殺が起きないし)、エンディング近くになって「なーるほど!」と納得。
    それにしても、この映画は本当に美術が素晴らしいですね。主人公マルチェロの奥さん(ステファニア・サンドレッリ)が着ている服なんかは息をのむほど現代的だし、セットや撮影なんかも超モダン。まあ、ムッソリーニ様式がそもそもハイセンスなんですが、それを昔っぽく撮らないところもいいです。

  • もう1度繰り返し見たい映画。
    ただ、ファシズムなどの事前知識がないと分かりにくい映画ではあった気がします。

    DVDのジャケットになっている女性2人のダンスは素敵だったし、自由を感じました。
    マルチェロはいつも追い詰められていて、そこから逃げようとしている雰囲気がありました。最後のシーンでは哀愁を帯びていて悲しい気持ちになりました。

    主題歌はジュリアの気持ちを歌ったものなのかが気になるところです。

  • 味のある佳作。

    生真面目な男が行なってきたファシズムに乗っかった殺しの正当性が、ファシズムの敗北とともに崩れ落ちるっていう。

    俺は何をやってきたんだろう、みたいな。

  • 祭りの後の空虚感のようなやり切れなさ。以前見た時とはまた違う感覚が残った。逃れられない過去のトラウマ。罪悪感から逃れ続けるために、マルチェッロは邪魔者を抹殺しようとする。常に自分の影に怯えながら。

    退廃と背徳のこのどうしようもない閉塞感の中、どこをとっても美しい映像美。ステファニア・サンドレッリとドミニク・サンダの美しさに惚れ惚れする。

  • ベルナルド・ベルトリッチ作品としては「ラストエンペラー」以来の鑑賞。

    噂に違わぬ惚れ惚れするような映像の九十九折。
    若かりし頃の撮影の巨匠、ヴィットリオ・ストラーロの
    映像だけでも楽しめる逸品。

    これが40年以上前の公開ですから
    相当エッヂの利いたアバンギャルドな作品に
    なっていたのだろうと思いました。

    序盤の時系列をいったりきたりする編集がアーティスティックで
    ストーリーを少々わかりにくくしているところも否めなくないが
    オーソドックスな手法ではつまらなかっただろう。

    音声の載せ方に少々違和感(時代?イタリア流?)を覚えたが
    作品のクオリティを語る上では枝葉末節というところでしょう。

    女性の描き方が美しい、さすがイタァーリアです。

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