サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫) [Kindle]

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  • 東京創元社
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感想・レビュー・書評

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  • 成風堂書店シリーズ2作目。本屋さんに関わるミステリーで、本好きとしては読んでて楽しい。その書店で働いてる人も、常連さんも好き。そして謎は書店員さんがきっちり解いてくれるのも良い。

  • やっぱり短編がいいかな。どれも面白かったけど、表題作は特に良かった。

  • 1話目を読んだところでなぜか既視感が。この全貌を明らかにしない問題編や、陽キャ中心の書店メンバ、謎解きに人情を入れてくるところなど、なんか僕の趣味ではない。。。と思ったらなんと、4年前に読んだ「配達あかずきん」と同じ方だったのか~い!ネタは悪くないのに惜しいっ!。人間の趣味ってそうは変わらないってことを再確認。やっぱりリア充キャラより変人キャラが好みなんだな、僕は。

  • 結構ドキドキした。それに、何だか切なかった。何年経っても子供の時のつらい思い出は消えないんだと思うと、いたたまれない気持ちになった。
    知らないうちに誰かを傷つけていることが、たくさんあると思う。
    それを指摘されたり、自覚したりすると、もう誰とも会いたくなくなる。誰とも会わなければ、誰のことも傷つけることがない。
    こんな思いを何度も経験した。思い出すだけで、まチクリと胸が痛む。

  • シリーズ3作目。これまでの2作より私は好きでした。
    メインのお話の他に、ホロリとくる話、心温まる話もあって、楽しく読めました。

  • 駅ビルの成風堂に勤める書店員の杏子は今日も忙しい。今回の問題は、十日の内に受けた同じ本の注文が生憎品切れだったので、お断りの電話を入れたところ、四件とも注文した本人が頼んでいないと言ったことだ。いたずらだろうか、それとも何かの嫌がらせか?しばらくしたら、また前の四人の注文が入った。発注の前に確認の電話を入れたら、やはりそんなものは頼んでいない、という返事だった。この謎も多絵が解くのか?

  • 成風堂書店を舞台にした日常系ミステリー。
    短編集としては第2弾なのかな?

    少し歯切れの悪い部分もあるけれど、書店、短編、日常系というところで、気軽に読めて好きです。まだまだシリーズは続いているので、どんどん読むつもり。

  • 配達あかずきん、晩夏に捧ぐ、に続く3作目。

    出てくるキャラクターが生き生きとしてきたような気がします。
    主人公たちだけではなく、周りの登場人物も。

    やっぱり短編集が合ってる気がするなぁ。

    特に印象的で心に残るというものは正直ないのだけど、
    「最近おもしろい本ある?」って聞かれたら、
    読みやすいよ~といってお勧めしたいくらいには面白いです。


    後味が良いのがいいね。

    シリーズが続けばいいのになぁ。

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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