完全版 図説 聖書の世界 [Kindle]

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  • 学研プラス
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感想・レビュー・書評

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  • 三浦綾子さんや阿刀田高さんによる入門書は読んだ事はあっても、恥ずかしながら聖書そのものは読んだ事なし。本書も聖書の概略書です。印象派以前の西洋絵画は聖書をテーマにしたもの(もしくはギリシア・ローマ神話)ばかりですし、直接聖書をテーマにした画に見えない「落穂拾い」のような絵でも、旧約のルツ記に落穂拾いの話が出て来るなど(ユダヤの律法で貧しいものが他人の畑でも落穂を拾う事が認められていた)、絵画鑑賞には聖書の知識は必須。本書は旧約・新約・外典まで網羅され、ザックリと内容を掴めて便利な上、kindle版ならでわのお安い価格設定でお薦めです。

  • 聖書にほぼ解釈を加えず、内容だけを無味乾燥にならないギリギリの線で書いてあり、旧約・新約聖書、両方の内容をざっと網羅することが出来る良書。地図や表も豊富で分かりやすい。個人的には登場人物表がツボだった。

  • 一冊に良く纏まっていて流れが理解し易い。
    特に、ページごとに参考図書映画が付記されていて便利。

  • 内容は非常に良い。しかしKindleで読むのには適していない。文字は画像とは切り離してデータ化していただきたかった。Paperwhiteでは読みづらく、残念。

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著者プロフィール

1948年生まれ. 専攻, 旧約聖書学・古代オリエント学. 現在, 立教大学文学部教授.
著作:『古代メソポタミアにおける死者供養の研究』(ドイツ語版, 1985),『創成神話の研究』(編著, リトン, 1996), 『ギルガメシュ叙事詩』(編訳, 1996), 『創世記』『エゼキエル書』『ルツ記』『コーヘレト書』旧約聖書Ⅰ, Ⅸ, ⅩⅢ(1997−98), 『歴史と時間』歴史を問う2(編著, 岩波書店, 2002), 『古典としての旧約聖書』(聖公会出版, 2008),『古代メソポタミアの神話と儀礼』(岩波書店, 2010), 『この世界の成り立ちについて──太古の文書を読む』(ぷねうま舎, 2014)『新装版 ギルガメシュ王の物語』(ぷねうま舎, 2019)ほか.

「2022年 『バビロニア創世叙事詩 エヌマ・エリシュ  』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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