小説 Chara (キャラ) 2012年 07月号 [雑誌]

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感想・レビュー・書評

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  • 今回の目玉は、なんと言っても英田サキセンセ「ダブルバインド」番外編ですね。葛西リカコセンセの表紙イラストが全サの図書カードになってます。
    そして、付録の録り下ろしミニドラマCDは、ダブルバインド番外編の「存在理由」です。こちらは去年の夏に全サ小冊子に掲載された話で、新藤と葉鳥の運命的な出会いのドラマ化です。もう、感動した~♥しかも、30分とかなり本格的。たっつん、名演技です。女装シーンのかわいいヴォイス必聴。大川さんも色気たっぷりです。
    そして、「名もなき花は」は、その半年後に晴れて愛人となることができた葉鳥の、人生の節目の話です。本編を読んでると本当にしみじみと気持ちを入れ込んで読んじゃいますね。深いです。
    葉鳥がとてもいい。そして、もちろん新藤も。美津香が思った以上に好感持てました。
    CDと番外編。これでもう、今号は永久保存版に確定です。

    期待していた華籐えれなセンセ「義弟の渇望」医療もので義兄弟。センセの描かれる白衣は好きなのですが、これは設定が今ひとつ新鮮味に欠けていた気がします。イラストがもっと大人っぽいほうがよかった。挿絵の那智が若すぎて、イメージとのギャップに苦しみました。

    樋口美紗緒センセ「黙って愛を語らせろ」はケンカップルで、無愛想イケメン×極悪美人という、強烈なクセがあるので好き嫌い分かれそう。
    私はすごく面白いと思ったほう。確かにお世辞にもほめられない性格の受なので、うんざりするし、まわりくどい心情の説明にもめんどくさくなったのですが、それも含めて意外に楽しめました。
    すごく萌えたんですけど…素直じゃない受が、攻にHで好き勝手されちゃって、うれしいのに結局可愛くない態度をとってしまう歯がゆさ!攻も口を開けばケンカ腰なむっつりスケベなんですが、「俺のこと好きなんだろ?」と肝心なところははずしていないので、安心感がありました。
    書き下ろしつきで単行本になったら、購入してもいいかなと思います。

  • 付録CD ダブル・バインド

  • 樋口美沙緒「黙って愛を語らせろ」

  • ▼ダブル・バインド番外編「存在理由」
    達央さんの狂った演技や従順でかっこいい演技等、とても楽しめました。とても好き。

  • ダブルバインドでは新藤羽鳥カプの方が好きだったので番外編プラスドラマCDは嬉しい。
    が、それ以外はあんまり、、、なので☆四つ。

  • ダブルバインドの番外編が読めると思って購入しました。番外編はもちろんよかったけど、樋口美紗緒先生の「黙った愛を語らせろ」が思いの外ツボりました。口は悪いし、性格悪いし、最悪の受けなんだけど、「秀ちゃ~ん」と呼ぶところが可愛いと思ってしまった。

  • 「ダブル・バインド」の番外編とドラマCD目当てに購入しました。

    ドラマCDは2人が出会ったばかりの頃の物語。
    番外編はその半年後の、忍君が正式に進藤さんの愛人になる物語です。

    ドラマCDの内容も十分楽しめましたが、なんといっても番外編「名もなき花は」ですよ!!

    進藤さんが結婚したのって忍君と暮らし始めた後なんですね(οдО;)
    本妻よりずっと近い上に、たった一人の愛人なのになんで忍君は進藤さんの愛に全然気付かなかったのか…きっと進藤さんの存在が大きすぎて眩しすぎて、自分と同じところで同じ事を思ってるって想像もつかなかったんでしょうね。


    忍君の一生懸命さが胸に迫ります。
    そして八代さん達の物語も切ないっ…!!2人に優しい未来が訪れると良い。



    読んだら本編も再読したくなりましたー☆




    ちなみにダブル・バインド以外はまだ手付かずですw

  • ダブルバインドに対してのみの評価です。
    番外編とCDもついてとっても満足です。
    葉鳥の声は鈴木達央さん。「透過性恋愛装置」の北嶋です。生意気具合が好きです。
    葉鳥の話はもっと読みたいですね。

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