戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊 [DVD]

監督 : 白石晃士 
出演 : 大迫茂生  久保山智夏  白石晃士 
制作 : 原啓二郎 
  • アルバトロス
3.62
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本棚登録 : 62
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4532318405995

感想・レビュー・書評

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  • 廃校での肝試しの最中、超常現象とともに「震える幽霊」を撮影した投稿者からの映像が送られてくる。
    工藤らは投稿者たちを引き連れ、再び廃校に向かい再現実験を試みると、超常現象は起きるものの幽霊の撮影には失敗。
    さらに、投稿者の中の1人、真野夕子が失踪し、隠されていた不可解な出生も明らかになる。
    「戦慄怪奇ファイル・コワすぎ」第2作。

    今回は、実話系心霊現象モキュメンタリーだが、廃校で幽霊を撮影しようとしてあまり何も起きないので「つまんねー幽霊だなぁ」と幽霊を煽ったり、前作で登場した「呪いの髪の毛」を幽霊がいると思われる磁場に放ったり、幽霊に取り憑かれた若者を「呪いの髪の毛」を握った拳で叩いて除霊したり、証言を取るために暴力を振るったり、いいネタを掴むために手段を選ばない工藤ディレクターの暴走っぷりに磨きがかっている。
    そして廃校に肝試ししたカップルの乱れた関係、夕子の突然の異変や悲惨な生い立ちや複数との交際や謎めいた力や神秘体験の謎、あちらの世界とこちらの世界を繋ぐ依代のような役割を果たす夕子の謎めいたキャラクターの魅力。
    夕子と関わっている謎の「先生」が、設計したという廃校の謎、夕子の失踪と「先生」の関係の謎、驚愕のクライマックス、劇場版と最終章に繋がる重要作。

  • 今回は廃墟で震える幽霊が出たとの事で調査に乗り出す工藤D達ですが、投稿者の一人が失踪したことで話が急展開を迎えます(笑)
    その為震える幽霊なんか中盤から空気です(笑)
    相変わらず工藤Dははっちゃけてますし、前作で手に入れた呪いのアイテムも大事に保管していたみたいで出してきた時なんか最高でした。
    また使い方おもいっきり間違ってるのもいい!!
    前作といい今作といい、結局なんの解決もしていないこのシリーズ。
    FILE-03で進展あるのか楽しみです。

  • ニコ動の一挙配信で。

    前回のラストに手に入れた最強の呪いのアイテムを装備した除霊パンチ(物理)を武器に怪異に立ち向かう工藤D。

    心霊スポットで幽霊が映像に…!?て導入から力一杯ハズれて行く様も心地好い。

  • 「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊」鑑賞終了。シリーズ01でゲットした口裂け女の髪を投げつけて除霊に使など、本作から完全にネタ路線に。ホラー映画への愛を感じる良作。工藤のキャラがたまらない。久々の当たり!

  •  ホラービデオ撮影班が投稿映像の現場に行くモキュメンタリホラーシリーズ第二弾。今回は廃校の幽霊を追うが。。。

     ホラービデオに見せかけ、それを茶化している様なこのシリーズ。第一弾と同じくやんちゃすぎる工藤ディレクターと女性アシスタントのかけあいが楽しい。無茶苦茶な行動に見えるが、工藤ディレクターは心霊番組を本気で取る人がするべきことをしていると思う。今回はテレビでよく見る心霊スポットで仲間が錯乱状態になったらどうするべきかのお手本を示してくれます。確かにあれが正解。
     01で手に入れたアイテムを使い、シリーズのつながりを持たせている。今後の作品も見たくなる。しかし、あの使い方はどう考えても間違ってるよな。。。

     このシリーズ、どこのTSUTAYAにも置いてある。しかも私が借りた店では複数本あった。
     ブームが来ている? 今後も楽しみ。

  • ディレクター工藤仁がさらに暴走していてヤバい。
    心霊ホラーやPOVがどうあるべきかという事を分かってるのは白石監督だけだなと思った。

  • この映画は基本的に超常現象よりも、狂犬のような工藤ディレクターがアシスタント・ディレクターを罵倒しながら仕事をしていくありさまがメインになっているような作品で、だから何が怖いかというと、幽霊よりも生身のディレクターのほうが怖いw さて、今回のエンディングではあわやという事件も起きたが、工藤ディレクターは今後も頑張ってくれるみたいなので期待したいww

    ところで工藤さんから怒鳴られているカメラマンの田代さんというのが実は白石監督なんですねw

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著者プロフィール

白石 晃士:映画監督。1973年生まれ、福岡県出身。石井聰亙『水の中の八月』(1995年)に制作進行として参加した後、自主制作作品『暴力人間』(1997年/共同監督:笠井暁大)を完成させ、ひろしま映像展’98で企画脚本賞・撮影賞を受賞。翌年、『風は吹くだろう』(1998年/共同監督:近藤太)がぴあフィルムフェスティバル’99準グランプリを受賞する。2000年に矢口史靖に抜擢され『ウォーターボーイズ』のメイキング監督をつとめ、2005年『ノロイ』で劇場作品デビュー。以降、フェイクドキュメンタリーの手法を使った作風が評価され、2012年からリリースを開始したオリジナルビデオシリーズ『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』では、ホラー映画ファンを中心に大きく話題を集めた。ほか劇場公開監督作として、『オカルト』(2008年)、『タカダワタル的ゼロ』(2009年)、『シロメ』(2010年)、『超・悪人』(2011年)、『カルト』(2013年)、『殺人ワークショップ』(2014年)、韓国との合作『ある優しき殺人者の記録』(2014年)などがある。

「2016年 『フェイクドキュメンタリーの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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