1Q84 BOOK1-3 文庫 全6巻 完結セット (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.73
  • (28)
  • (46)
  • (31)
  • (10)
  • (3)
本棚登録 : 494
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 物語は、具体的に意味の分からないセンテンスを小説に持ち込み、それを平易に表現されていた。具体的に意味の分からない状況設定が折折組み込まれているので、「これはなんだ?」とたしかにどんどん物語に引き込まれていく。
    しかし、ラストは意外と明快なハッピーエンドで終わり、すこしもの足りなかった。初めて見聞きするような想像を掻き立てられるのは、もちろん個人的にはおもしろく好むところであるが、大枠の、物語の骨格そのものが平坦だと、結局きゃりーぱみゅぱみゅの音楽を聴いていたような気持ちになる。

    物語の奥行きがないため、なんとなくうすっぺらい印象。その分、長編であるため、思わずこの物語をここまで長編にする必要はあるのかと思う。たしかにいつも通りリズムが良くあっという間に読み終わることができるのだが。

    過去作を気に入っている僕としては、やはり物足りなさを感じずにはいられない。

  • my best 3

  • さすが村上春樹。6冊一気に読みました。

  • 物語の展開に引き込まれ一気に読みました。日常と非日常は表裏一体で現実にある世界のように感じられた。

  • 不思議な話だなあ。

  • 村上春樹の作品は何作か読んでいるが、いつも続きが気になってどんどん読み進めることができる。この作品も例外ではなかった。ただこれまで読んだ村上作品は、読み進めることができても自分にはよく分からないという印象だが、この作品は違った。読後感がさわやかに感じられ、温かい気持ちになった。

  • 結局リトルピープルが訳わかめで謎のまま…
    あんまピンとこんかった。

  • 2人の主人公、天吾と青豆は孤独な10歳の少年少女として、誰もいない放課後の小学校の教室で黙って手を握り目を見つめ合うが、そのまま別れ別れになる。
    そして相思いながら互いの消息を知ることなく長年月が過ぎた1984年4月、2人は個別にそれまでの世界と微妙に異なる1Q84年の世界に入り込む。さまざまな出来事、試練に遭遇したのち、12月になって20年ぶりの再会を果たし、1984年の世界に戻ったところで物語は終わる。
    スポーツインストラクターの青豆は、老婦人・緒方の考えに共鳴して、女性をDVで苦しめる男たちを暗殺する仕事を引き受ける。彼女は人間の身体の微妙な部分を捉える優れた能力をもっており、首の後ろのあるポイントに細い針を突き刺すことで、心臓発作に酷似した状況で人間を殺害することができる。青豆がそのような殺人行為をするようになった背景には、無二の親友を自死で失った過去が関係している。しかし、1984年4月にその仕事のひとつをやり終えたあたりから、青豆は自分がそれまでの現実とは微妙に異なった世界「1Q84年」に入り込んでいるらしいことに気づく。
    一方、予備校の講師として数学を教える天吾は、小説家を目指して新人賞のために小説を書きつづけている。応募していくなかで知り合った編集者の小松とも親しくなり、小松から無署名のコラム書きや新人賞応募作の下読みなどの仕事を与えられる。天吾は新人賞応募作のなかから、「ふかえり」という少女の書いた『空気さなぎ』という小説を見出し、小松に強く推薦する。小松は天吾に『空気さなぎ』のリライトを勧め、天吾はそれを完成させる。『空気さなぎ』は新人賞を得て爆発的に売れるが、いつしか天吾は周囲の現実の世界がそれまでとは微妙に異なって天に月が2つ浮かぶ『空気さなぎ』の虚構の世界そっくりに変貌していることを知る。
    かくして個別に「1Q84年の世界」に入り込んだ2人は、それぞれが同じ「さきがけ」という宗教団体に関わる事件に巻き込まれていく。
    BOOK1、BOOK2では、スポーツインストラクターであると同時に暗殺者としての裏の顔を持つ青豆を描いた「青豆の物語」と、予備校教師で小説家を志す天吾を主人公とした「天吾の物語」が交互に描かれる。
    BOOK3では2つの物語に加え、青豆と天吾を調査・探索する牛河を主人公とした「牛河の物語」が加わる。 (Wikipediaより抜粋)

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    いやぁ...
    読み終わったよ...
    文庫6冊...
    達成感...

    でも、「青豆」と「天吾」と二人の主人公がそれぞれの視点で語る形式と、比較的大きな文字と、そしてやっぱり村上春樹大先生の美しい文体と、で疲れは感じなかったな~。
    でも年は越しちゃったけどw

    そしてそれをひとつの記事で書こうとする自分。
    ほんとは一冊一冊にたくさんの感想があるから書きたいんだけど...

    今回は先に進めることを優先してしまいました...

    もうほんと、安定感が半端じゃないですよね。
    流れる音楽と、おいしそうな食事風景と(わざとおいしくなさそうなものもあるけど)比喩表現の美しさね。

    そこでそう来る!?
    みたいなのがたくさんあって。
    もう最後にはむしろそれが鼻につくくらいだったw


    音楽はまず冒頭から、ヤナーチェッタの「シンフォニエッタ」。
    聞きました、Youtubeで。
    ほんとに今っていい時代だなぁ...


    1984でも1Q84でもこれって不可能だもんね...


    で、シンフォニエッタ。
    意外に不協和音><
    ほんの少し、不安を煽るような...


    少しばかり、不吉な始まりにはぴったり!


    その音楽に乗せて、青豆は首都高速から1Q84へ迷い込んでしまう。
    天吾はどの段階で1Q84に迷い込んだのかな?


    月に気づくのはBOOK3に入ってからだったかな?
    とにかくかなり後半だったけど。


    あえてストーリーの内容はちょっと置いておきます。
    たくさんの伏線が未回収のままなのも、村上春樹なので


    ふかえりは?さきがけは?小松は?
    タマルは?マダムは?


    なーんてその後を気にしたらきりがないのですね。


    きっとふかえりは変わらずにそこにいるのだろうし、
    さきがけは規模を縮小しながらいつか消えていく運命なのだろうし。
    小松もタマルもマダムも1984できちんと暮らしているんだろう、きっと。
    (小松はきちんとではないかもw)


    でも、この作品は村上春樹にしては分かりやすすぎる、と言う批判?もあったようですね...
    え?分かりやすいのダメなの?w
    村上春樹はどんな位置にいるのw


    「分かりにくい」を「分かったつもりでドヤる(ドヤりたい)」人たちがそう言ってるだけでは...
    分かりやすくていいんだよ..何もダメじゃないよ...


    確かにこの作品はたくさんのことが盛り込まれているけど、
    実は一言で言い表すことが完全に可能ですよね。


    「幼い頃に別れた男女がお互いを忘れられず、大人になってめぐり合うお話」


    そして彼らは永遠に幸せに暮らしましたとさ...
    ハッピーエンド!!!!


    ハッピーエンド最高。
    1Q84は現代のおとぎ話!


    マダムと青豆の関係好きだったなぁ...
    マダムとタマルも...
    って言うかマダムが素敵だった...
    そんなおばあさんに私もなりたい...


    鍛えないとダメね。
    そして湯水のようにお金がないとw


    そして天吾くんが完成させた空気さなぎ、普通に呼んでみたい。
    青豆のドウタも見てみたい~


    いつか、「1Q94」とか10年後やって欲しいな。


    なーんて言ってる間にも村上春樹さんの新刊が出るらしいです。
    私はいつ読むことになるのやら。


    さて。
    かなりの満足感を得ることが出来たので、私もここらで
    「満ち足りた猫のように」のどを鳴らして眠るとしよう。


    ←かなり好きな比喩のひとつ。
    猫関連が多くて嬉しいですね(。◕ ∀ ◕。)
    ではでは(`・ω・́)ゝ

  • 強くて硬い女の気持ちになりたい時に読む本。青豆さんは、鉛筆の芯で言えば3Hほどの硬さはあると思う。

  • 結構好きです。

全43件中 1 - 10件を表示

プロフィール

1949年京都府生まれ、早稲田大学第一文学部演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーターキャット」を国分寺に開店していた。
1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴があるが、芥川賞は候補に留まっただけで受賞しておらず、賞に対する批判材料となっている。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年の発表時期は日本国内でニュースになっている。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。
翻訳家としての仕事も高い評価を受け、フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけてきた。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、いまなお作家として成長を続けている。
代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。

村上春樹の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
宮部 みゆき
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印

1Q84 BOOK1-3 文庫 全6巻 完結セット (新潮文庫)に関連するまとめ

1Q84 BOOK1-3 文庫 全6巻 完結セット (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする