原発のウソ (扶桑社新書) [Kindle]

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  • 長年、原発の危険性を訴え続け、福島原発事故によって「遺憾ながら」名誉回復を果たしてしまった著者の講演記録などからの書き起こし。原発を単に危険なものとして扱うだけではなく、ウラン資源の貧弱さ、経済的収益性の悪さ、海水温など(放射性物質による汚染以外の)環境影響、未熟な技術、過去から現在に至るまで続く日本の原子力発電関連開発の失敗の歴史、電気料金高騰を招いている官僚主義的な原発建設推進体制など、様々な側面から原発の非現実性を訴える。

    個人的には原発推進派なのだが、僕が中学生の頃に読んだ広瀬隆の「東京に原発を」から 20年以上たって、まったく何の技術的進歩も、運用改善も果たせないまま、破局的事故を迎えてしまった原発行政、電力会社の無能ぶりが逐一指摘されていて耳が痛い。

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著者プロフィール

1949年、東京都生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒業後、同大学院修了。1974年4月から2015年3月まで京都大学原子炉実験所助手・助教。一貫して「原子力をやめることに役に立つ研究」を行い、反原発運動の理論的支柱として活動してきた。著書に、『原発のウソ』(扶桑社新書、2011年)、『放射能汚染の現実を超えて』(河出書房新社、2011年)、『隠される原子力 核の真実』(創史社、2011年)など。

「2015年 『「走る原発」エコカー 危ない水素社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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