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- / ISBN・EAN: 4988113763448
感想・レビュー・書評
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ステイホームで、これまで観たかったけど観れなかった不朽の名作を観てみようシリーズ!
おせんべい食べながら観てる場合じゃなかった。
たくさんの賞を受賞していることもあり、みなさん演技がとても素晴らしく、すっかり安心して鑑賞していた。
開始一時間、世界がひっくり返った。
でも、この感覚こそ、彼の、彼らの感覚なんだろう。いや、もっともっと恐ろしいのだろう。想像を絶する世界なのだろう。もし、自分なら。わたしはどうするだろう。あなたなら、どうする?
最後のスピーチの言葉が素晴らしく、涙が止まらなかった。
人生は方程式では解けない。そう思っていたのに。
心が洗われた。
人は、存在はもちろんのこと、その人が持つ思考や想像力も、その人の尊厳に値する。
そして、その尊厳を守る人が、彼がそうだったように、より多くいればいいなと思う。
彼が持つ世界の「お別れ」のシーンが、一番すき。 -
実話をベースにしていることを知りませんでした。愚直に真理を求める男の物語という認識で鑑賞しました。最初はスパイアクションかと思い、ハラハラしながら観ました。エドハリスが、いかにもエドハリスです。途中からラブストーリーです。友情物語の側面もあります。統合失調症という病の怖さも知りました。実話とは違う部分はあるようですが、俳優の方々の力演を感じます。
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ジョン・ナッシュが今年5月に交通事故で亡くなっていたことを知り、勝手に故人を忍んで再鑑賞。
ネタバレになるから説明しないけど、2度目に見ると、例の人たちがナッシュと絡むシーンはよく考えているなと、感心。こうしたミステリー的なエンタメ性を含みつつ、精神病に侵された天才ジョン・ナッシュをラッセル・クロウが熱演。そして、彼を献身的に支える妻にジェニファー・コネリー。
ところで、実際のナッシュは同性愛あり、離婚あり、DVありと数学的才能を除けば、絶対に友人にしたくないタイプだったらしい。奥さんも嫌気が差して、一度は離婚している。そんな人間を主人公にして、アカデミー賞を取らせる感動作品に仕上げてしまう。これぞハリウッドの力技だ。
しかし、ジョン・ナッシュが事故死のとき、同乗していた奥さんも亡くなっている。一度離婚した夫婦だが、晩年に再婚したらしい。この作品の夫婦愛については、事実なのかもしれない。 -
ラッセル・クロウが若い!
ルームメイトの登場が、
内気な彼を励まし、
奮い立たせる役割の、
イマジナリーフレンドのようだなと感じていたし、
他の同級生たちと同じような場所にいるのに、
居ない感じがしていたのが、
やはりそういうことでしたかとなったのだが、
それ以上に彼の秘密の仕事が、
実はそういうことだったのですねと、
びっくりした。
よく出来ている。
予備知識無しで観るのがよい。 -
気難しくても、人付き合いが苦手でも、
自分が壊れてしまい、道に迷っても、
信じた道をブレずに進んでいけば、認めてくれる人はいる。
見ている人は見ている。 -
これは,本当にあった出来事らしい。
精神病を患う主人公。それが完全に完治しないまま物語は終わっていく。それが素敵だ。幻覚も自分の一部として認めながら,それと折り合いをつけながら生きていくってのが,素敵だ。
「夢も悪夢も結局は同じことだ。育てれば生き続ける」という言葉が,心に残った。悪夢ではなく夢を育てたいものだ。
『シックス・センス』っぽさもあって,こういう作品は好き。
思わず,すぐに,もう一度最初の場面を見なおしてみた。なるほど,周りには見えていないわけだ。ちゃんと伏線は張ってあるんだなあ。
《NHKプレミアムシネマの解説を転載》
アカデミー作品賞など4部門に輝いた感動のドラマ。ノーベル経済学賞を受賞した数学者ジョン・ナッシュの半生を、ラッセル・クロウ主演、名匠ロン・ハワード監督が映画化。
1947年、ナッシュは大学院に進学し、天才数学者として研究に没頭していたが、その才能に目をつけた諜報員から、ソ連の暗号解読を依頼される。スパイ活動の重圧から次第に精神を病み、自分を見失ったナッシュだが、妻や友人に支えられ、病と闘っていく… -
演技は素晴らしいけど、感動できなかった
この不朽の名作シリーズ、えっ!えっ!という感じに私が最近見た映画群と重なっていてビックリです!私...
この不朽の名作シリーズ、えっ!えっ!という感じに私が最近見た映画群と重なっていてビックリです!私もイメージとしては不朽の名作シリーズです。あと足すとすると「オーロラの彼方へ」なんかも不朽の名作って感じでよかったです。
このシリーズが続きますよう楽しみにしています。
コメントありがとうございます!
まさかの!最近ご覧になった映画と重なっているんですね!すごい偶然!
「オーロ...
コメントありがとうございます!
まさかの!最近ご覧になった映画と重なっているんですね!すごい偶然!
「オーロラの彼方へ」、調べてシリーズに追加させていただきます!!知らなかったので情報嬉しいです(^^)
いやー、そろそろ働く感じになるので、ここまで頻繁にレビューを載せられなくなりますが、このシリーズは継続したいと思っております!
ありがとうございます☆彡.。