情報を読む技術 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ○引用
    この世の真実は、すべて灰色といってよいほど複雑です。どちらが絶対的に正しいということはなく、六分はこちら、残りの四分はあちらが正しい、というのが真実です。したがって、その灰色の状態にいかに耐え、根気よく考えられるかが問題になってきます。情報を知恵に変えるには、受け手のこうした忍耐が必要

    より大きく決定的な嘘を効果的につくために、ふだんの小さな嘘で信用を傷つけてはならないと、暗黙のうちに教えているのです

    孫子は、相手の心をコントロールすることで行動を変える「間接支配」を重んじています。いわば、力で無理強いするわけでもなく、「無理強いされた」という意識すら与えることもなく、相手を自分の好ましい方向に動かすということです。~中略~「相手を動かすため」という、根本目標をつねに忘れずに情報を活かした者が、もっとも効果的に相手を制する

    日本は上にいくほど能力が落ちる傾向がひどくなり、将官クラスつまりトップマネジメント、そして政治家となると、これはもう比較にもなりません。日本に比して、上にいくほど人材の質が上がってくるのが、ドイツやアメリカといった国々です。

  • 特許の世界でも、情報を読む技術が求められています。

    特許の公開公報にも膨大な情報が眠っていると言われています。一般的に行われるのが、権利行使を意識した明細書にクレーム解釈、クレームに記載された特徴および明細書に記載された課題を二次元マップに並べた自他社の出願動向の見極め、などだと思います。その他には、日本ならFターム、世界的にはIPC、発明者数等で、自他社の動向を分析する方法等があるようです。

    今、上記以外で分析に使えるパラメータがないか模索中です。出願時のクレーム数、未審査請求率、拒絶理由を受けた回数、実施形態のテキストマイニングなど。どこに新たな知見があるかわかりませんが、思いついたものは、片っ端から見て行くつもりです。

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著者プロフィール

中西 輝政(なかにし・てるまさ)昭和22(1947)年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。ケンブリッジ大学大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。平成24(2012)年に退官し、京都大学名誉教授。専門は国際政治学、国際関係史、文明史。平成2(1990)年、石橋湛山賞受賞。平成9(1997)年、『大英帝国衰亡史』(PHP研究所)で第51回毎日出版文化賞・第6回山本七平賞を受賞。平成14(2002)年、正論大賞受賞。近著に『アメリカ帝国衰亡論・序説』(幻冬舎)、『国民の文明史』『日本人として知っておきたい「世界激変」の行方』『日本人として知っておきたい外交の授業』『新装版 大英帝国衰亡史』(以上、PHP研究所)、『チャーチル名言録』(扶桑社)などがある。

「2018年 『日本人として知っておきたい世界史の教訓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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