本質を見抜く「考え方」 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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    抽象論ではなく、具体的な作業論まできちんと書かれているところが面白い。
    思考について深い考察が得られる。頭の使い方をしっかりと言語化したいと思ったら、一読をお勧めしたい。

  • 本質を見抜く。

  • 著名な政治学者による、平易な言葉で示された「考え方」のヒント。筆者が留学していたイギリス的なものの考え方を多く紹介する。
    私にとって新しい考え方は三割程度で、残りはあまり目新しさがなかった

    ==以下気になったところを抜粋==
    考え方21
    迷っている状態は、将来への投資
    ・相反するものを持ったとき、片方を切り捨てず我慢する
    ・相反するものを時間をかけて統合しようとすると、より大きいものを探求する思考が生まれる

    考え方26
    正しいことと効率のいいことは相反する
    ・世の中を統治する、経営することは、正しいことと相反する
    ・効率のよさと、倫理的な正しさを混同しないようにすべき

    考え方27
    相反する「効率」と「精神」を同時に自分のなかに持ち続ける
    ・インド人の出家したビジネスマンや、中国の昔の儒教官僚など
    ・日々の思考に幅が生まれる

    考え方46
    ものごとの本質を見極めるには、一見バラバラに見える事実を根気よく集積することが必要

    考え方49
    情報収集を先入観を持たず行う人格と、集まった情報から大局的な意味を見いだす人格を分けることが有効

  • ●感想
    考え方が様々な切り口で書かれている。
    相反する考えをどう使い分けるか、折り合いをつけるかの学びが多い。
    各項目を定期的に読み返したい。

    ●なぜ読んだか
    ・考え方の切り口を学びたい

    ●学んだこと
    ・何をどう考えたかも言語化し、振り返ることが大事である
    ・自分の好きだったものに考えのルーツがある
    ・考え方の妥当性は、歴史を振り返って確認する

    ●今後やること
    ・結果だけでなく、どう考えたのかもメモする
    ・メモの魔力の自己分析をやりきる
    ・歴史を学ぶタスクを追加する

  • 日本が特別な国というのはちょっとどうかと思っている。
    本当にそうなのか。
    どの国の人間も自分の国が特別だと思いたいだけのような気がする。

  • 京大名誉教授の中西輝政氏による本質的な思考方法を明示した一冊
    本質的には、ビジネスサイドの名著と同内容だけど、具体例が国際情勢関連なのでいつもとは違う角度から考えられるので、ビジネス本に飽きた方にオススメ

    個人的に刺さったのは、
    ・変化ではなく、不変に注目する
    ・30年先は見通せない
    (出生率、人口減少数を未来永劫続く連続的課題と予測しない)
    ・迷いや悩みは将来の投資
    ・個人の意思決定は面白いと"感じた"方を選べ

  • まさに今の時代の考え方について知るための本。著者がイギリスに留学経験があり歴史についても知見のあるため、今まさに必要なグローバル時代を身につけることが出来る。

    ただもう少し突っ込んで欲し買ったという気持ちがある。

  • ○引用
    すべての考え方に安易な「人間愛」の世界を持ち込まないようにし、たとえば一番優等生的なものからもっとも悪く考えたものまで、一つのテーマに最低三つの「仮説」を立ててみること

    むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに

    国際政治の神髄とは、「早く見つけて遅く行動し、非常に頑強に主張し続けながら一瞬にして妥協する」ことだと思いますが、これは外交に限らず、すべて世の中はそういうパラドックスでできています

    ギリギリのタイミングを待つことのできる「強い神経」を養うことこそ、エリートや人の上に立つ人の大切な心得ということ

    危機とは、実際に歴史を揺るがす大きな出来事が起こる少し前にに、人間の心の中に現れる

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著者プロフィール

1947年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授、京都大学教授を歴任。石橋湛山賞(1990年)、毎日出版文化賞・山本七平賞(1997年)、正論大賞(2002年)、文藝春秋読者賞(2001年、2005年)受賞。専門は国際政治学、国際関係史、文明史。主な著書に『帝国としての中国――覇権の論理と現実』(東洋経済新報社)、『アメリカ外交の魂』(文藝春秋)、『大英帝国衰亡史』(PHP文庫)、『なぜ国家は衰亡するのか』(PHP新書)、『国民の文明史』(扶桑社)。

[第1巻執筆者]
浅野亮(同志社大学教授)
井尻秀憲(東京外国語大学名誉教授)
岡本隆司(京都府立大学教授)
川尻文彦(愛知県立大学教授)
北村稔(立命館大学名誉教授)
三宅康之(関西学院大学教授)
山添博史(防衛研究所教官)

「2022年 『シリーズ日本人のための文明学1 文明と覇権から見る中国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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