星の商人 [Kindle]

著者 :
  • サンマーク出版
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感想・レビュー・書評

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  • 2023/07/28初読

  • 犬飼ターボさんの成功小説。舞台は湾岸都市。主人公は商人。「One Piece」の世界観に似ていると思った。

    著者の本は、すべて同じテーマで貫かれているので、教訓自体は他の著書を読んだことがあれば、お馴染みのもの。

    なぜ著者の本が、俺の心に響くのか。それは著者が「競争の世界」から、「共存の世界」へのシフトをすすめているからだ。そして著者自身がそれを実践し、成功しているからだ。

    「引き寄せの法則」関連書としてもおすすめ。
    「One Piece」好きなビジネスマンにもおすすめ(笑)。

  • 人新生の資本論でも、「コモン」が言われていたが、これからの地球では、分かち合う共存の世界、みんなが成功する仕組みを作ることが、求められていくと思う。

  • オーディブルで拝聴。大商人になるために必要な要素は?を学ぶ話。重要なのは富むことではなく、富を分かち合い「みんなで富む」こと、パイの奪い合いではなくそれが可能であると知ることかな?
    他人を成功させるというのは、自分自身で明確な目的が無くてもそれを他人が用意してくれて、他人の役に立ち、自分のスキルが身に付き、行動により経験もでき、関係性も生まれるいいこと尽くしだなぁと思った。「もっとこうした方がいいのでは?」というチャレンジングな行動も、自分事だと保守的になりそうだが他者のためなら「やらしてくれ」と前向きになるのかな?

  • いろいろな格言のような言葉が
    書かれた成功小説でしたが、
    一番心に残ったのは、
    「他の成功は己の成功」。

  • ・苦手なことを人に任せるのは、やるべきこと。

    ・誰にでもギブすればいいわけじゃない。
    自分のことを思ってくれている人にギブをする。

    ・人に恩をかければ、いずれ協力者になってくれる。

    ・しがみつく者ほどずっとひとりぼっちで貧しい。」

  • 商人になろうとする二人の若者の物語。
    それぞれ師事する商人を決め、互いの成功を誓い合って別れた二人だが…

    答えが見つかると次の文字が浮かぶ魔法の羊皮紙という発想は面白いと思った。

    「人の成功を手伝うという考えをもつと、自分の成功と他人の成功の、二人ぶんの情報に気がつくようになる。」

    「売る相手が決まっているビジネスほど安全で確実なものはない」

    「成功者にふさわしいものは今技術があるものでなく、成功に向かって努力できる意思のあるもの」

    というように商売に重要なことが物語の中でいろいろ学べる。

    後半は展開が大きくうごくが、ご都合主義のハッピーエンドではなく、然るべき犠牲がリアルで、だからこそ頭に残る。

    童話調の物語でも、死をぼかさない方が印象に残りやすいということを学んだ。

  • 数年越しに読んでみたかった本を初Kindleにて購入。

  • 商売は相手の成功を考えてこそ。軸をそこにおいた童話風の物語。ストーリーあるものの、どんでん返しのような娯楽はなく、やさしく読める商売の基本、という感じ。

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著者プロフィール

成功小説家。24歳で企業家として独立。数々の成功と失敗を重ねながら、28歳のときに立ち上げたマーケティング会社が1億円の売り上げを超える。しかし、世間で言われる成功(収入、地位、名誉、時間)を手に入れたものの“完全に満たされた幸せ”は感じられなかった。その後、友人の勧めで受けた心理カウンセリングで、成功と幸せは違う軸で存在することに気づき、それを伝える小説を書くことを決意。成功と幸せを両立させるハピサク(ハッピー&サクセスの略)のエッセンスを盛り込んだ作品を精力的に発表している。著書に『CHANCE』『DREAM』『TREASURE』『天使は歩いてやってくる』(飛鳥新社)、『星の商人』(サンマーク出版)、『オレンジレッスン。』(徳間書店)がある。

「2014年 『仕事は輝く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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