Gene Mapper -core- (ジーン・マッパー コア) [Kindle]

著者 :
  • Taiyo Lab
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レビュー : 36
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (130ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 遺伝子情報がマークアップで組み上げられたり、ARが日常になっていたりする、ただし俺たちのインターネッツは滅んでるけどな!的な近未来SF。
    コーディングの簡単な知識があった方がわかりやすいかもしれない。
    前半はダラダラと読んでいたものの、後半から突然伏線が膨れ上がり、一気に最後まで駆けるように読了。
    クライシスについての説明がざっくりしすぎだったので、黒川氏がスーパーライス・ゼロ・ドライの被害を受けてから「精神の檻」での苦悩を乗り越えるまでのストーリーと合わせて別作品として読みたいなというところです。

  • Gene Mapper(Kindle版)読み終わった!!

    すんげぇ面白かった。
    ギブスンばりのプロフェッショナル話なんだけど、はるかに読みやすい。
    長編とはいえそんなにボリュームないんだけど、しっかり起伏あって、後半にかけてスケールアップ、そしてケイパーものへのシリーズ展開を予想させる終局と。

    完全に電脳世界にダイブしちゃう作品は最近は珍しくないけど、その一歩手前の現実とAR(強化現実)が共存する世界を見事に描いておりました。

    誰かがこの作品の成功をもって、電子書籍のおかげで素人でも簡単に世に出れるようになったと思っちゃいかんと、確かにそうだねぇ
    こんだけ読ませる近未来SF書ける人なんて早々いないってば。

    続編はよぉぉぉ

    P.S.ホーガン好きにはたまらないあのセリフもしみたわぁ

  • 電子書籍のみの出版ということで,iPad miniを購入したこともあってKindleで読んでみた.

    最初は文章がやや熟れていないところがチラホラあったけど,読んでいくうちにどんどんスピードに乗ってきてあっという間に読んでしまった(文庫本で言えば中くらいの長さか?)ネタバレルになるので書かないけど,IT技術者なら読むべき.歴史は繰り返すってことかな.「The S.O.U.P.」をどこか彷彿とさせる,仮想と現実が入り混じった世界での遺伝子組み込み植物をめぐるサスペンス仕立て.

    iPhoneなどの名前が「昔のもの」として登場するのがちょっとわざとらしいと言えばわざとらしいけど,それも含めて電子書籍の先駆けとして記憶される作品だと思う.

  • Gene Mapper -core- (ジーン・マッパー コア)

  • <あらすじ>
    “生命すら設計できるその日、何を信じて未来の扉を開けばいいのだろう”

    農作物の多くがメーカー製の「蒸留作物」に置き換えられつつある2037年。
    作物の遺伝子をマークアップし、外観を設計するスタイルシート・デザイナー、林田のもとへ「ジャパニーズ・サラリーマン」を演じる黒川から調査依頼が入った。
    カンボジアへ納品したスーパーライス、SR-06に描いたロゴが崩れ始めたというのだ。原因はコーディングのミス?アップデートの失敗?それとも……
    原因を探るため、林田は「キタムラ」と名乗る人物に誘われ、2014年に封鎖されたインターネットが生きている街、ホーチミンへ飛ぶ。
    フルスクラッチで作物を作れるほどの遺伝子工学、現実と見分けられないほどの拡張現実が当然のものとなった2037年。
    たゆまなく前進する科学技術は人類の繁栄を約束するのか?
    ハイスピード・ノベル「Gene Mapper」が問う。
    一般の人がiPhoneで執筆?
    設定とかあまいところもあったけど、
    結構面白かった。

    ただ、一般の人が書いたいい本を
    掘り当てるのは難しいそう。

  • 2013.11

  • 2012/09/22

  • ケータイで書かれた小説ということで、かなり斜に構えて読み始めたら、ついつい引き込まれてしまい、一気に読破。
    バーチャル空間での会議など、想像が必要な場面ばかりで少々想像疲れする嫌いあり。
    遺伝子操作がHTMLのように簡単に操作できる未来が、こんなに身近というのはちょっと考えられないが、目の付け所は面白い。
    (イラク海域の船上にて)

  • UGMを先に読んで非常に面白かったので。
    しかし感情移入できるキャラもなくUGMほどのワクワク感は自分はなかった。
    ガジェット描写は読んでいて目の前に青や緑のCG画面がたちあがってくるようで鮮やかだし、真相が明らかになる後半部分もスリリングだが。
    どうしても植物の遺伝子操作を自由自在に操る未来というのに
    違和感が、、、
    未来の2つの顔は人間VS機械の直接の対決世界を描いていたが
    ここでテロの媒介となるのは植物
    その植物の気持ちはどうなのだろう、、と思ってしまった

    それは自分がグウェンのような自然至上主義者だからか。
    しかし自分はペンキをぶちまけることはしないが、、、
    自然至上主義者の描き方が画一的なのも気になった。
    自分が著者の様に人間が作る科学の未来を信じ切れていないからだろうか。
    やはり自分は311の時に停止した原発を見て
    科学にたいする絶対的な不信感を持ってしまった。

    とはいえ自分が遺伝子組み換え作物が危険というイメージを
    他者から咀嚼せずに受け取っているのもあると思った。
    この物語を読んで自分で実際の情報を調べていこうという気になった。

    追記:ラストの枯れ葉剤浄化植物のアイデアの話はモンサントが過去枯れ葉剤を開発した事実に発想を得ているのか???
    過去 人間が犯した誤りに今度は植物の遺伝子をいじって浄化させる、その着想に希望を感じる事は出来なかった。
    「世界が食べられなくなる日」というドキュメンタリー映画をみればかなり微妙な読後感となります。 

  • ハイスピードノベルというだけあって、細かい掘り下げはあまりなくて不完全燃焼なところもあったので、忘れた頃にfull buildも読んでみよう。
    未読の人はfull buildの方がいいかも。

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