サニー 永遠の仲間たち デラックス・エディション DVD

監督 : カン・ヒョンチョル 
出演 : ユ・ホジョン  シム・ウンギョン  ジン・ヒギョン  カン・ソラ  コ・スヒ  キム・ミニョン  ミン・ヒョリン 
  • TCエンタテインメント (2012年11月1日発売)
4.08
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562227881719

感想・レビュー・書評

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  • NHKのテレビでハングル講座のサブテキストで、満島真之介さんが紹介されているのをきっかけに観ました。

    80年代の韓国、女子校、転校生、いじめ、ケンカ、その他諸々。重なる部分もあり、隣の国でありながら文化の違いもあり、そして脚色や演出の効果もあり、楽しく観られました。女性の立ち位置が弱いアジア圏に住んでいると、我慢して当たり前と思い込んでいることがたくさんあります。

    この作品と合わせて、去年亡くなったアメリカの連邦最高判事 RBGことルース・ベーダー・ギンズバーグの一生を綴った記録映画も見たので、様々な想いに至りました。

  • こういう懐かしい時代や思い出、友情系は作品数は多くても美化が強かったりであまり好きになれないことが多い。

    けど、これは違う!!
    すごく派手なことが起きるかといえばそんなことなくて、けど一つ一つが明るいながら切実。
    病気や貧困や家族に無碍に扱われる辛さ
    コミカルなんだけどすごく丁寧。
    シーンの切り替えや、音楽のタイミングもすごく良い。

    韓国ドラマあるあるを皆で揶揄するシーン
    エンディングで描かれるその後の幸せと別れ。
    方言ネタでくさるシーンや、女同士の闘いシーン だからといって必要以上に攻撃的には描かれない。
    良い映画でした。

  • リーダーのかっこよさ!音楽もとてもいい。

  • よかったです、サニー、凄く。

    韓流ドラマは独特のベタベタ感が苦手で見ませんけど
    やられちゃいますね、この映画には。

    確かに『お約束』は多い、でも最後まで振り切るその力強さは
    韓国映画の素晴らしい演出の系譜といえるでしょう。
    学生時代と今の時代を行ったり来たりしながら物語は進んで行きますが
    スマートなアイデアで切り替えながら素敵に魅せてくれます。

    わかりやすい物語の設定ですから、ある程度エンディングも想像ができちゃいます。
    そんな虎視眈々見ている観客のハードルを十分にクリアしつつ
    独自のフレーバーを利かせながら魅せてくれます。

    学生時代の仲間の思惑とは違ってしまった今。
    過酷な現実。
    再会。
    あの頃の輝きを取り戻す。
    さらに深まる絆。
    別れ。
    ・・・そして迎えるエンディング。

    最後に用意したのは、観客の予想のちょっとだけ上回る『2割増しの結末』

    あぁ、お見事。

    エンドタイトルも感心しました。
    余韻にひたれるアイデアで幸せな気分で堪能できました。

    「ラ・ブーム」ドンピシャ世代の私にカップルシーンでテーマ曲を聞かせるなんて・・・。
    もうそれだけでキュンキュンしちゃいました。
    今ではコントでも使われなくなった古手でしょうに、もう・・・ずるい。(笑)

    スタートから右肩上がりのエンディング。
    ★4.5

    拍手。

  • 主人公ナミは松嶋菜々子に似ているが雰囲気は岡江久美子。
    sunny(7人組)の面々が皆いい! 
    高校生の頃は皆それぞれ将来の夢を持っていたのが…。
    リーダーは成人になってもかっちょ良い。
    デブ子(保険外交員)、姑にいびられている専業主婦、ミスコリアを狙っていた美容大好きっ子が風俗に落ちていた。この展開にリアル韓国を見た。
    顔に傷を負った雑誌モデルの子が最後に登場したけどその子だけが少女時代の面影がなかったのが少し残念かな。

    バックに流れる挿入曲80年代の音楽が良かった 

    シンナーにはまった子が美人で演技も上手かった。
    そういえば日本でも80年代はヤンキーのあいだで爆発的にシンナーが蔓延していたらしいが、韓国もだったのかな。

  • もし苦しんでたら幸せになるまで一緒にいる
    死んでも サニーは永遠だ
    それを体現するのは難しいのは分かってるけどチュナならあの仲間ならできる気がする
    誰かの幸せを考えながら人生を終えるなんてかっこよすぎ
    サニーの歌詞がまたグッとける
    エンディングのイラストもよかった
    また主人公くらいの歳になったら見たい作品

  •  ながら観だったのに、途中から見入ってしまった。

     人物がしっかり描き分けられている。

     全体に明るい調子で貫かれている。中にはその後、幸福でない人生を送る者もいるが、その明るさが、えてして陥りがちな悲惨さを和らげている。

     R&Bの名曲「SUNNY」が劇中で効果的に使われている。

     転校当日、チュナに誘われなければ、ナミのその後の人生は全く違っていただろうと思うと、怖くもある。

  • 韓国映画を見るたびに思う「韓国映画恐るべし」。これもその一つですね。
    前半はドラマ好きのための楽屋落ちドラマのような展開。転校生、田舎者、イジメ、あこがれの人の助け などベタな展開。「王子様が助けに来てくれるというのか」「来た!登場の仕方がありきたりすぎる」 なんて場面。韓国でも韓国ドラマの登場人物が実は血のつながりがあったり、難病になった展開にうんざりしたりするのがおかしい。
    それがガン患者の同級生の希望を入れて同級生に会いに行く話になるのがうまいところ。若くはつらつとしていた「サニー」のメンバーも今では姑にいじめられ、保険の成績でいじめられ、旦那の暴力にいじめられ、子どもとは別れ別れに暮らしてるなど散々な状況である。
    昔のビデオが出てきて、未来の自分に「素敵な結婚をしてると思います」などと屈託なく言ってるシーンがあって、ベタな展開なんだけど、こうした落差は身につまされて分かる。それを見ている主人公の表情もいい。ここにこの映画は尽きますね。
    また最後葬式で「サニー」を踊るシーンも感動的。選曲がいい。甘い遺言が白けるという意見が多いが、「サニー」を明るく踊るためには必要だったということで。

  • ありがち…!けど、好き…!

  • 韓国の映画には苦手意識があったけれど、これはすごい好きになった。
    テレビで見かけたミン・ヒョリンが気になったのがきっかけ。
    女子高生を演じるサニーのメンバーが、みんなキラキラしていて可愛い。
    リーダーのチュナが最初から最後までカッコいい。

    ビデオレターのシーンから最後までずっと泣いてた。

    前半の5人がノリノリで踊るシーンは何回も見たくなる。

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