わたしを宇宙に連れてって ―無重力生活への挑戦 [Kindle]

  • NHK出版
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感想・レビュー・書評

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  • 宇宙飛行士の訓練や宇宙ステーションの仕組みなどを取り上げた、いわゆる一般の宇宙本とはひと味ちがう一冊をkindleで読了。
    何がひと味違うかというと、取り上げているネタ。普通なら人前で聞くのを躊躇するような素朴な質問を、この女性著者はストレートに投げかける。例えば、無重力での排泄や乗り物酔いはどうなるのか、さらには無重力で行為に及んだ時にはどうなるのか、などなど。下ネタももちろん満載なのだけれど、こんなストレートな質問からあぶり出されるのは、先進の宇宙飛行士やNASAと言えども、やはり人間がやっていることだという当たり前のこと。人間のやることは機械とは違って、どこまで行ってもやはりアナログ。
    下ネタのオンパレードの読後感が人間くささの再認識だった、というオチがなんとも意外で新鮮。

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著者プロフィール

1959年生まれ、カリフォルニア州オークランド在住。
「アウトサイド」誌、「ワイアード」誌、「ナショナル・ジオグラフィック」誌、「ニューヨーク・タイムズ」紙など多数寄稿。
代表作は『死体はみんな生きている』『セックスと科学のイケない関係』『わたしを宇宙に連れてって  無重力生活への挑戦』(いずれもNHK出版)など。

「2017年 『兵士を救え! マル珍軍事研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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