黒い十人の女 [DVD]

監督 : 市川崑 
出演 : 船越英二  山本富士子  岸恵子  中村玉緒  岸田今日子 
  • 角川書店 (2012年11月16日発売)
3.27
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  • レビュー :13
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111289025

黒い十人の女 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 最初は意味が判らず、途中は一気に面白くなった。
    そして最後は「砂の女」のような展開になるのかなと思いワクワクしていたのだが…

  • 昭和36年の映画。古いのはしゃべり方とかだとは思うけれど、モノクロ映画なのに色が見えた気がした。風という男を取り巻く女たち。風が手を出すのはみんなテレビ局に関連する仕事を持った女ばかり。のらりくらりしていたら殺されそうになって、結果妻を味方に芝居を打つ。本気で死んだと思った宮城まり子扮する女社長が後追いで自殺。妻は風をもて甘し、一番目の女があとを引き継ぐが、風は女たちに興味があるんではなくて、仕事をしている自分が好きなだけの男だった。最後、女優を引退した一番目の女が車を運転している横に横倒しになって燃えている車が映っているが、あれに風が乗っていたのだと思う。風は死なないといけない。死ななければ終わりにはならない映画だった。

  • テレビ局のプロデューサー・風松吉には(船越英二)には妻(山本富士子)の他に9人の愛人がいた。堪りかねた10人の女たちは、風を懲らしめてやろうという相談から始まり、彼の殺害を企てる。

    岸恵子、山本富士子、宮城まり子、中村玉緒、岸田今日子ら豪華女優陣の共演は勿論、船越英二が飄々を演じるすっとぼけキャラも圧巻。構図や光と影の使い方など映像センスも秀逸です。
    ただ、サスペンスにしては緊迫感不足ですし、コメディにしては滑稽さが不十分でやや不満が残ります。

  • 1961年製作の映画。古いほうから一本ずつ見ていくことにする。
    市川崑監督、脚本は和田夏十ということでハズレがない。
    船越英二 岸惠子 山本富士子 宮城まり子 中村玉緒 岸田今日子とそうそうたるメンバーが若い。
    不倫している十人から復讐される話がメインだけど、市川崑らしい、不自然な台詞回しが心地よい。会話で間をおかずに、棒読みのような会話のやり取りにする。そのことでどのキャラクターも自分のことしか考えておらず冷酷な感じになる。言葉自体は優しくても邪悪な感じになる。こういう描き方って他の作品では見られませんね。そのスタイルで、10人(一人は幽霊なので9人)の喪服の女性が夜中に歩いたり、殺人の計画をいけしゃあしゃあと話すのでさらに面白い。そうそう、いけしゃあしゃあという映画ですね。
    ただそれが、倫理観がない優しい男だということだっり、高度成長の忙しい時期で、心が忘れられてるというような講釈になり仕事をさせてほしいと泣いたりする後半は少し白ける。このままシラッとした作品で終わるとよかったのだが。
    永井智雄 大辻司郎 佐山俊二なんてとこも懐かしい。伊丹十三も出てる。

  • 風松吉:船越英二
    石ノ下市子:岸恵子
    風双葉:山本富士子
    三輪子:宮城まり子
    四村塩:中村玉緒
    後藤五夜子:岸田今日子
    虫子:宇野良子
    七重:村井千恵子
    八代:有明マスミ
    櫛子:紺野ユカ
    十糸子:倉田マユミ

  • いきなり謎だらけのシーン――一体、何人の女の人が、ひとりの女の人を追いかけるの? え? 9人しかいないけど10人なの??――から始まったのが面白くて、すごく惹きこまれた

    あんな男なんて好きじゃないと断言できるのに、他の女と一緒にいるのを見てしまうと許せないという女心
    いっそのこと「誰か」が殺してくれたらいいのにと、女の人たちで結託しはじめるけど押し付け合い、それでもやっぱり自分が一番だと思ってる女心
    女心はホントに複雑なんだなと痛感する映画だった

    当時のテレビ局の番組収録などの様子がよくわかる映像資料としても興味深かった
    その番組収録のシーンでクレイジーキャッツが出てきたのは、すごくお得感があった
    そんなに長くないシーンなのに、アングルやカット編集が凝ってて面白かった

  •  全体の飄々とした雰囲気、面白い展開で飽きることなく観終えた。
     
     洗練された絵づくり。

     船越の軽み。岸の洋風美。山本の和風美。中村の健康美。岸田の存在感。

     女優が多数共演すると、舞台裏が大変そう。

     一度でいいからこれだけもててみたい、とも思う。

  • ちょっと期待が大き過ぎたかな…物足りなく思ってしまった。やり過ぎぐらいでないとブラックコメディとして面白味が足りない。もっとそれぞれの女性が派手に動いてわめいて、恋愛に対しては愚かになってしまう女性の滑稽さが出てればな。女の私から見て彼女達はたいして怖くないです。(脚本は女性なんだけど)

  • 売れ筋女優がたんまり出演、話の筋の脇道でクレイジー・キャッツ登場&ジャジー、洒落た雰囲気にラノベみたいなストーリー、船越英二がモテる要因はハッキリせず、そうした映画的な「裏」のなさが、まるで企画モノみたいな…。彼の飄々としたキャラてのはこの頃の日本映画の色男にはよく見られるもので、こういうのが現代人気質だったのかしら。そして女性の怖さ的な演出どちらも過剰なまでに漂わせるわかりやすさですが、そのどれも狙いすましたところが自分には全く合わないというオチ(^q^)

  • 家引きこもり。huluで見ました。
    モノクロ映画がとてもハイセンス。
    極彩色な映画が多い今、すんごい新鮮でした。
    女性陣が半端なく強くて薄情です(; ̄ェ ̄)
    ラストシーン、これは。。ってことなのかな(もやもや)
    勝手にそう思うことにします。

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