新世紀エヴァンゲリオン(6) (角川コミックス・エース) [Kindle]

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制作 : カラー 
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 思春期の通過儀礼だとしたら要らんわこんな残酷なん。

  • アメリカの第2支部でエヴァ4号機がS2機関の起動実験中に消滅。3号機が日本に送られてくることになる。
    これを受けて、3号機のパイロットとしてフォースチルドレン・鈴原トウジが選ばれる。
    アニメ版よりもこのエピソードを深く掘り下げていて、トウジ自身や委員長・洞木ヒカルの恋心などが折り込まれていて、読み応えがある。
    トウジが乗り込み、起動実験中に暴走した3号機は第8使徒として処理されることになり、シンジが戦わされる。しかし、シンジは3号機にトウジが乗っていることを知っていたため、攻撃を拒否。ゲンドウはダミープラグに切り替えさせ、初号機が3号機を屠る。
    ラストカットが切なすぎる。

  • 委員長のトウジへの想いが可愛い。
    トウジはエヴァ3号機のパイロットとして乗り込むも、エヴァを使徒に乗っ取られたためにゲンドウは他のエヴァたちに3号機の処理を命じる。抵抗するシンジ。
    ダミーシステムに書き換えられた初号機は、シンジの抵抗も受け入れず3号機を打ちのめす。
    アニメで観ていても、切ないシーンだった。
    マンガの方が、登場人物たちの心情描写が丁寧に思える。

  • 優しかった貞本エヴァがここにきて牙を剥く。
    鈴原トウジというキャラクターは、アニメ版においては意外とわかりづらく重要な存在である。だがその活躍シーンは非常に少ない。しかし、本巻はそれを十全に補完して余りある出来栄えになっている。
    そもそも鈴原はシンジの初陣で妹が重傷を負う悲劇を味わっているし、本巻所収のエヴァ3号機搭乗も果たしている。物語を俯瞰してみると、このエヴァ3号機の事件以降、シンジはどんどん内省的になっていく事を考えると、やはり鈴原はもっと描かれてしかるべき存在であったことは疑いない。
    本巻はまさにそれを補完しており、またその残酷性も補完されている。
    本巻はこの1冊分だけでのちのセカイ系作品と比べても遜色ない傑作であろう。

  • これを書いている段階で、13巻まで読了。やっぱりマンガは一気読みするとまた違った印象を持つね。ひとつの話としての吸引力を持つというかさ。連載中のものを一週ごと、一巻ごとに読むのも、それはそれで楽しいんだけど。

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  • 電子書籍にて再読。

  • まとめ買いで。
    断片的ではあるけど少しずつ…でも全貌は全く明らかでなく。トウジ…。次巻が気になりますね。

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著者プロフィール

1962年1月29日生まれ、山口県出身。アニメーター、漫画家。同人誌でのペンネームにY.S・イレブンなどがある。

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